2010年12月30日木曜日

現状など・・・・・その2

右サイドのスピーカー達・・・・

相変わらずのガラクタ・・・涙

床に転がっているのは
レストアプロジェクト中の206AX
オリジナルのフラムは入手難。

現在フォステクスのフラムを改造して
広帯域化した自作フラムを作ることを目論んでいる
って・・・・・ 忙しくて着手出来ず・・・・ 計画倒れ?




こちらはモノラル用のスピーカー 
Tru-sonicオリジナルの米松箱 コーナー型。

もともと206AXAが入っていたものだが、
モノラルにより相性の良い同社の106AXに入換え
さらに、ユニットの位置を上方に移動した。

この改造はどうしても必要だったので根性で施行。涙・・・・

また、板でふさがれていた、30cm用の穴を開け、裏のスリットバスレフは閉鎖
板厚のフロントバスレフとして、中音の抜けを改善した。

もちろん元の状態に戻すことも可能。

you tubeの試聴やモノラルアルバムの試聴用に使っている。

やや乾いた感じの音だが、彫りが深く、反応が早く、キレが良い。
106AXはおもしろいユニットで、調整して眠りから覚めると(笑)ウキウキと闊達な
パフォーマンスを示す。
かわいい同軸ホーンが積極的に鳴るのでこれがスパイスになっている。
ノリがよいので、劣悪音源でもそつなくこなしてくれる 頼もしいユニットなのであります。
箱を見た感じは古くさいが、音は古くさくない このギャップが なんとも 微笑ましい。

駆動アンプはエレキットの300Bシングル
入力ソースは Xperia だったり、iPadだったり、DACだったり
CDの再生以外にもいろいろ繋ぐ

CD playerは懐かしの アップル パワーCD (フィリップス製の隠れ名機)
入力、アンプは、アタリの優しいものにして
かなり馬力がある 106AXとバランスを取って、スイートで歯切れ良い感じに仕上げている。

上にはVT52ロフチンホワイトのシングルアンプが乗っている。
これは299の駆動用に大活躍している。

ジャズ向にはハイトロンのVT52がイイ感じだ。


2010年12月29日水曜日

現状など・・・・


そういえば しばらくシステムの写真をアップしていなかった・・・

だいぶ変更していて、まだまだなのだが 涙 一応

我ながら言うのもなんですが、

ま、ガラクタばかりで ありますな・・・・ 爆

でもワタクシ的には 手塩にかけた お宝なんであります。


システムの左サイドはこんな感じであります 爆笑

コンパクトな縦型の箱には206AXAが入っております。
貴重なコーン紙を破らないように、念のため金属ネット?でカバー 涙

上にはOhm F ウオルシュドライバーを乗せている。
フルレンジ動作ではなく、ハイからミッドバスのドライバー的な使い方。

その横の小さな箱にはティールの同軸が入っている
(時々フルレンジ風にBGMで使う 美麗な音)

ツイーターのフォステクスRP7もちょこんと見える。(笑)

こんなツイーターでも、使い方次第でかなりの効果を発揮する。FosのRPは超小型で、
設置の自由度が高く音も癖がない。

工夫次第で侮れない性能を持つ。同系機はI社の最高級シリーズでツイーターアレーとして使われていた。隠れ名機なのである。

最近の発見は、このプリントリボンツイーターとD級アンプの相性が良いということ。
プリントリボンは純リボンよりも低いところから動作させることが出来、ツイーターだけが浮く感じが
少なくてナチュラルなのが特徴。

しかし、聴感的に やや先鋭さが欠ける気がする感じもあるので、ホーンシステムに繋げるには(どうしてもスパイスが必要)で、案外適当なツイーターは少なく、困っていた。

ところが 適当な超小型デジタルアンプ (トライパスとかのあれ 銀色の小型のもの 笑)
をたまたま繋いで鳴らしてビックリ、これはこれでいいんじゃないの?

もちろん良く聞けば 質的にはドウヨ みたいな かなり微妙な音なのだが 適度なスパイス、七味というか、なぜかだかわからないが意表をついて収まりの良い音が出た。

で、そのまま繋ぎっぱなしで 299の上、ohmFの上をカバーするのに活躍している 爆。

左側のラックには下から
改造した211シングルアンプ
Amcron microtech300
ケンウッドのチューナー
パイオニアのマルチプレーヤー747
そして改造したベーリンガーのデジチャン
改造したソニーのDVDマルチプレーヤー
AurexのSY-Λ88MK2
その上には2アーム仕様?爆のケンウッドのターンテーブル
カートリッジはオルトフォンのMCとMMカートリッジが付いている(気分で変わる)

211シングルは、高圧管の力強さと浸透力がOhm Fの駆動にマッチするので使っている。
(少々ハムが大きいのが難点 涙)

アムクロンは 静音化対策して使用しているが、夜間はモーターのうなり声が少々気になるけれども
その太さと 音離れ、音楽性、馬力、厚み、バイポーラらしく、なかなかイイ感じだ。
206のウーファー駆動に使用。

ベーリンガーは出力のアナログ段のパッシブ改造で音が豹変し、デジタルダイレクトで入力した場合、もうこれ以上は必要ないかな・・・・と (ま、一応・・・だが 笑) 思わせる先鋭さ。 


デジタルをピュアに、かつダイレクトに再生することに関して、もうこれぐらいでいいや・・・・ と思えるところまで来た。なにせDACの出力をCRフイルター一段で受けて、そのままロフチンの3極管アンプ→コンプレッションドライバーに繋いでいるので・・・・ でも鋭くないです。 球のお陰でしょうか フラムがアルミなためでしょうか?この辺は狙い通りです。

リマスター版のCBSのCDで聴くマイルスなど、切れ込みの良い、文句無しの音像が出てくる。

音楽はストレートに厚く響いて、オーディオオタ的なスタジオのノイズやら演奏者のうなり声やら、雰囲気感はその気になれば生々しく良く聞き取れるけど、決して耳障りではない というか、チョイ聴き、あんまりハイファイでもない ビミョーな感じに ゆるく 調整しております。

実はこれでもピュアすぎて 音が纏まらないCDも多々あるので 涙
(録音が理想的なCDはごくごく少数派である  大泣き)

そういうときは、アナログ入力にしたり、SY-Λをバッファーアンプにしたりして 音楽性を高めている・・・??? 
より正確には うまく ぼかして 音像を厚くしている。
(こういうのは大切なことで、否定しない方がいいと年のせいか思えるようになった 爆)

SY-Λも気に入っている。
もともとアナログLPのフォノイコとして導入したものだ。

このオーレックスは割と上品な感じの味付けで、バッファーアンプとして使うと、ごくごく淡くマイルドに仕上がり、これが仰々しくなく 楚々とした感じで 気に入って使っております。笑

Ohm Fは きつめの録音 のクラッシックを聴くときに重宝しております。

例えばグラモフォンの最盛期?のガチガチに硬質な録音のシンフォニーを聞くときには
これか、クオードのESLしか選択肢はない感じです。(特に長時間聴くとき)

Ohm Fは特にベルリンフィルとあのホールとの相性がいい?ようで(勝手な想像)
なんとなくこれでカラヤンが以前より好きになりました。
必要以上に迫る感じがなくて、俯瞰してクールにゆったりと聴けるのです。

とまあ 現状はこんな感じで 支離滅裂気味ですが 音楽中心に気に入ったスピーカーに合わせて
手近な機材を組み合わせた結果、こんな感じになってしまったのです。 大汗

2010年12月18日土曜日

誘惑・・・・妄想

時々なんとなく オーディオシステムを強化したい ・・・・・

という誘惑が 衝動的にムラムラと沸き上がることがある 爆

別に再生音にストレスを感じている訳ではなく

むしろかなりご機嫌で聴いているのだが


仕事とかで、ストレスが溜まって 心理的に微妙なときは

我が家のオーディオシステムのあら探しを始める傾向がある 笑

低音の僅かなだぶつき が妙に気になったり

分解能が高杉 で もうちょっとマイルドに鳴って欲しいとか

もっと太く 眼前に迫るように音像が飛び出して欲しいとか

あるいは逆にずーっと壁の奥に深々と 音像がズラリと定位して欲しいとか

無い物ねだりであるのは明らかである 爆

むろん それらの欲求に答えるための機材は割と持っているし

どういう風に組めば求める感じで鳴らせられるかはある程度掴んでいるのでわかるのだが
全ての要素を満たす再生ってのは無理である・・・・  爆


オーディオの高級雑誌などを眺めると 

賛辞で埋め尽くされた 素敵な高級機がズラリ

怪しげな我が家のシステムとは次元の違う美音が出そう・・・・・と少々弱気になったり

ま、実際に視聴してみると 書いてたことは これを言っているのか・・・微妙・・・・
っていうのが多い

(もちろん絶対的に魅力的な製品もあるってことは十分ワカリッテマス ケレドモ 笑)

で、我が家の場合 

最新鋭ハイエンド機器をズドンと導入・・・ 
なんてことは あり得ないので 

これは予算的な理由だけではなく ・・・・ 笑 (というのももちろんあるが・・・・ 爆)

オーディオに求めてる方向そのものが違う・・・

ハイエンドの ツルピカ 美音 音場感抜群 だけども少々箱庭系 の音は 
飽きるというか、もはやなんとなくダメなのだ・・・・涙

(そういえば最近ハイエンド系のショップやフロアが縮小されているみたいで・・・・涙
これは景気だけの理由でもなさそうである。)

で、逆方向に突っ走りそうになる衝動に駆られる。

ワタクシの場合ついつい目指してしまうのは

やはり 音楽鑑賞向けな味付けの 適度にマイルドかつ ズ太い リアルサイズ音像 でしょうか。

例えば

時々 15インチウーファーをダブルにしてみたい  とか

いっそのこと、バーティカルツイン はどうか とか

低域用コンプレッションドライバー + フルサイズホーン を 導入してみようとか

ドライバーを 最初期の375か、アルニコ最終型の288にしてみようとか

あるいは全部TADにしちゃう とか 爆

ケーブルを全て超高級品に交換して さらに ブロックとかで ケーブルのモノレールにしよう とか 笑

訳の分からないことを考えてしまう

これは妄想以外の何者でもない 

(もちろん音はがらっと変わるし カナリ満足するかもしれない 笑)

実際に音を聴いていない時にそんな思いに駆り立てられる傾向があるようだ 笑

実際に長年手を加えてきたシステムを 慎重に ウオームアップして 微調整して

あらためて試聴してみると  結構イイ 

下手にシステム変更しなくて良かった・・・・と安堵する自分に気づいたりもする

システムの変更が、結果的にやりすぎになるか ならないか は実際にやってみないとわからない部分が多い。

ある程度以上音を詰めた後で、それからさらに良くしよう と 手を加えるのは 逆効果や不便になる場合も少なくない、

手を加えるか否かは はっきり言って ギャンブル なのだが

特に疲れている時や、攻める気力が十分に無い場合には 

なにもせず ただ 待つこと も大切なのだなと感じることもある今日この頃でアリマス。

特に15インチウーファーとコンプレッションドライバーは鳴らし込み、馴染ませ が大切なので
音が落ち着くまで少々の忍耐も必要になりそうだ。

2010年12月13日月曜日

AT THE PLUGGED NICKEL 奇跡の浮遊感




エレクトリックマイルスの直前のマイルスのライブ録音

薬で少々ヨレヨレ気味のマイルスが・・・・若手のバックアップを得て
徐々に調子が出てくるというか、覚醒してくるというか、だんだんと本領が出て、演奏に凄みが出てくる。

奇跡のようなグルーブを記録しているアルバム。

このアルバムではウェインショーターの演奏がキーになっている。

(そういえばウエインショーターはウエザーリポートでの活躍が有名だ 昔は良く聴いたけど最近は聴いてない・・・涙
ウエザーリポートって ザビネルの不思議な世界 の影響が色濃く・・・・・ 涙

 今聴くと 正直なんだかよくわからない 爆

そういえばジャコパストリアスも居て 後半結構 きてる演奏で・・・・ WRもある意味カナリ奥深い・・・爆)

この頃のショーターは 様々な演奏スタイルを研究、吸収していて (なんとなく コールマンやドルフィーを思わせる雰囲気がある)

このマイルスのメンバーの中で 必死に 努力して 探りながら 演奏しているのが判る

これがこのアルバムのテンションを着実に上げている。

ショーターは 決してサックスが上手な演奏家ではないと思うのだが、

テンションが高く、真摯に集中して演奏していて、

渋いけれども 徐々に異様に高レベルの即興演奏へと突入している。

マイルスの微妙なヨレ加減 とそこに見え隠れする天才的なフレーズ  これとショーターの微妙な浮遊感が不思議なバランスを呈して

えもいわれぬ味わいを与えている。

リリカルで手堅いハンコックのピアノと ウィリアムズの時として過激な煽りが 絶妙なタイミングで決まる。

音質はライブ録音にしてはかなり良好だ。

若干詰まった感じもあるし、特にハンコックのピアノがやや遠い感じなのであるが

良く調整されたホーンシステムで 大きめの音量で再生すると

シカゴのライブハウスの 熱狂、興奮が じんわりと伝わってくる。

マニア向けには 米国版のコンプリート が定番らしいのだが シロートのワタクシには
このオリジナル日本版2枚でも十分に楽しめる。

2010年11月22日月曜日

The Complete Columbia Album Collection

The Complete Columbia Album Collection



久々に?衝動買いした。
これはコロンビア時代のマイルスのアルバムを全て入れたボックスで
紙ジャケがギッシリ詰まっている。

怒濤の CD70枚+DVD1枚!!

なぜか日本では発売されておらず・・・・・ 大泣き

(入手価格は2-3万円ぐらい?もうちょっと安く買える場合もあるみたいだ)

海外では大盤振る舞い?日本のマーケッティングの関係なのだろう。
海外通販か、○マゾン等でまだ入手可能だと思うので、早めに入手されることをお勧めする。


CBS移籍後のマイルスの変遷が全て網羅されている

マイルスの主要なアルバムは既に手に入れてしまっているので今更・・・・なのではあるが
やっぱりまだまだ聴いていないアルバムも多数あり

それらはエレクトリック以降の物が多い。

エレクトリックは凄くいいんだけれども
なかなか愛聴版にはならないアルバムも多く、正直、買い進まないのだ

ところがこれなら一枚あたり300-400円ぐらい?になるので
中古CDを探して一つ一つ増やすよりも断然お得だ。爆

この全集の良いところは、
アルバム一つ一つがオリジナルのCD(LP)の構成になって、紙ジャケに入っていること
無表情のCD,LPがずらっと並んで面食らうこともない。

また、かっての全集物では、曲を次々に押し込んで、全体の枚数を減らしたり(LPの全集ではよくあった・・・)複数のディスクを取っ替え引っ替え、煩雑で聴くのがめんどくさくなるようなことがない。

音質は良好で特に問題ない。SACDやLPと比較すると雰囲気感やノリではCDは劣るけれど
実用性、音像のソリッドさ、エッジの効いた、シャープで整然とした音の佇まいはCDの良さ。

我が家ではパイオニアのマルチディスクプレーヤーのレガートリンクコンバートされたハイビットのデジタル出力を直接ベーリンガーのデジタルチャンデバに入力している。
出力部は改造しており、DACの出力信号はフイルムコンデンサーのみのシンプルな一段フイルターでダイレクトに出力し、パワーアンプ直結で聴いている。音の抜け、雰囲気が断然良い。

エレクトリックマイルスもナカナカ奥が深く、

youtube映像と連動させながら試聴している。

エレクトリックのマイルス 好き嫌いの激しい領域だし、
現在の感覚では曲がやや長いけれども

クールとしか言いようがない ツボを押さえた演奏に 正直痺れる。

(紙ジャケの印刷は今ひとつで細かい文字は良く読めないけど・・・この値段なら許せる)

超おすすめの 全集である。





2010年11月12日金曜日

Xperia 2.1 の アップデートができなくて 大汗

我が家ではチューナーのように音楽再生端末として活躍中?のXperia君だが

2.1にバージョンアップされるのを首を長くして待っていた
(というのは、iPadなんかと比較すると、どうしても Androidの1.6は操作感が 微妙な 感じなのだ 涙 2.1で大分改善されたという噂に期待していた訳でアリマス。)



遂にその日がやって来たのだ!!歓喜!!

ところが、

エクスペリア 2.1 のアップデートは結構 難しい・・・・ 

おじさんにはかなりキツイです。 涙

ソニエリのマニュアルに沿って、いくらやっても認識しない 涙 大汗

あきらめかけたところを

このリンクに救われました・・・・

http://spyralog.net/archives/2010/06/09/222335/

素晴らしい!↑ありがとうございます!!

結局、 成功?のポイントは

1.Xperiaの電源をしっかりオフにする 
電源ボタンを押して切っても、切れてないことがある。

2.USBケーブルはできれば純正付属品を

3.PC本体にUSBケーブルを先に刺して バックキーを押しながら XperiaにUSBケーブルを差す
なぜだか分からないが、とにかくこれで上手く行った。

(ひょっとすると、バックキーを押しながらだったら、Xperia側に先にケーブルを差しておいても大丈夫かもしれないが 不明)

4.アップデート中に下手にPCやらケーブルやらXperiaやらに触ったりしない。
(子供、家族、画面のスリープに注意!!!!)

5.バックアップはしっかり取っておく。


なかなか 罠の多い アップデートであります。大泣き・・・

2010年10月29日金曜日

黄昏のオーディオ街道を楽しむ 4 低音質音源にオススメのユニット

低音質の音源の再生はやはりそれなりに難しいので、
専用のシステムを組んだ方が良い。爆

できれば15インチぐらいの大型ユニットがオススメだが・・・

中途半端な箱で容積が狭いと
結構悲惨な音になる。(涙)

小さな箱でオススメなのは
アルティックの音声用スピーカー群だ

これはシーリングスピーカーというジャンルで天井の拡声用なのだが

中域が充実していて
再生音に実に安定感がある。

音離れも良く、太い音で
神経質になることがない。

案外音楽性も良好で
実に安心感がある。

意外なほどの音の良さはBGMを流すためだろう。
しかも劣悪な状況で。(*_*)

我が家では13センチフルレンジの204を、特製の超小型バックロード箱に入れて使っている。
これは低音を伸ばすためではなく、背圧を軽減して抜けの良い中域を得るためだ。
密かに重要なポイントである。

また、204は比較的強力な磁気回路を持っていて瞬発力があって芯のある音が出るのも
ポイントだ。

問題は、名門アルティックが、今は吸収されているので、中古品を捜すことになってしまうことだ。(泣き)

EV発の後継機もあるようだが・・・
微妙にコストダウンされている可能性があるかもしれない。(*_*)
(音を確認したわけではないので分からないけれども。)
(経営効率優先が尊ばれる時代である・・・・涙)

程度の良いアルティックの204に出会ったら確保されることをオススメする。

同じくアルティックの8インチの同軸のシーリングスピーカーも結構良いらしい。

アルティックの604シリーズは、すさまじいエネルギー感と切れがある。
低音質音源の場合、悪いところも露出するので
耳に体力のある方・・・・ 以外は避けた方が無難である。(笑)

605が手に入ったら最高であるが・・(結構高い 涙)
ほかにもボーカルなら601という手も・・・・・

国産ではダイヤトーンの16センチとかもオススメだが、これは16センチの割には箱がやや大きくなる。
また、どちらかというと繊細な感じかも。
(フレーム、箱を強化すると豹変する・・ 笑 もちろんアルニコの方)


極度に眠いユニットや神経質なユニットはやはり避けた方が良いようだ。

2010年10月23日土曜日

黄昏のオーディオ街道を楽しむ 3 youtubeのモノラル再生

決して侮れない youtubeの音源

だが音質は悪く しかもモノラル。

ピュアオーディオから最も遠い処にある。笑

だが、演奏内容など、映像付きで(非常に興味深い)

笑っちゃうのが 音楽だけじゃなくて ○イエンドやビンテージオーディオ自慢?の映像がさりげにアップされていたり・・・。
(なんだか音はよく分からないのだが、もの凄くいい音 がしていそうな 雰囲気満載 のビデオクリップなのだ。爆)

ところで、こういったモノーラル音の再生だが

ワタクシの場合、半分本気で(笑)取り組むようになってまだまだ日が浅いのだが、

最近ようやく結構イケル感じで 聞けるようになってきた。
その結果(暫定的であるが・・・・)からすると

モノラルにはモノラル専用システムを組んだほうがよい という結論になった。

一番のおすすめはSP末期からLPモノラル時代に活躍したフルレンジの銘器を専用のコーナーボックスに入れて部屋のコーナーに押し込む。

フルレンジの銘器 であるが、できれば同軸2ウエイの15インチであれば迫力満点である。
(今発売中の管球王国などをごらん頂くとわかりやすいけど)当時は様々なユニットが発売されていて
しかも開発者渾身の力作揃い。
特に音の味付けが絶妙でかつ非常に個性的なので
自分の好きな音色のユニットと出会えるか?が一つのポイントとなる。

だが、一度ぴったりとはまるユニットと出会えたら
生涯つきあえる感じだ。

ワタクシの場合、モノラルシステム用に色々と試した結果、結局tru-sonicの106AXに落ち着いた。
ステレオシステムでは同社の206を使っているのだが、なぜかモノラルの低音質の音源には106がベストマッチであった。206より若干積極的な音で、同軸のホーンも良く鳴るのだがこれが絶妙な音圧、音色で、
適度に積極的で生々しい音がする。

箱はコーナー型のturu-sonic のオリジナルボックスに手を加えたものを使っている。オリジナルの設計では背面コーナー頂部に設けられたスリット式バスレフであったが、これを塞ぎ、前面に大きな口径の開口部を開け 板厚のバスレフとした。この方法はアイコニックから銀箱まで続く当時の典型的な設計手法で、絶妙に15インチの音を活き活きさせるのだ(後面解放よりもトータルで良い場合が多い)

ドライブは300Bシングルの手軽なアンプが良くマッチするようだ。SNが異様に良いY笑)エレキットの300Bシングルアンプ8730を使ってるのだが、300Bはメッシュタイプの中国球に交換、ドライブ段はアメリカの軍用球にしたところ適度に緩く、適度に太いピラミッド状の音 に調整することができた。


昔のモノーラル時代のオーディオシステムそっくりそのものであるが(爆)

凄くはまる 不思議な音が出るのだ。

特にボーカルはフィックスドエッジの15インチフルレンジでネットワークを介さないためか、
適度に生々しい音が出て妙なリアリズムがあり、
また弦や金管は同軸ホーンの素直で積極的な しかし刺激のない温もりのある響きが重なる。

部屋のコーナーに押し込んだボックスからは中低音が増強されて豊かに響く

大きな開口のバスレフ部からはユニットの背面からの反射音が結構漏れてくるのだが
これがまたコンデンサー型のプレナー型のように響きを適度に増強してくれるのか、リッチな響きに。

こういった巧妙な仕掛けで、

モノラルの音が十分リッチでリアルな音像になって迫ってくるのだ。

管球アンプへの入力は3Gのエクスペリアか、WIFI接続のiPadを使っている。

ここだけは今っぽい(爆)

ステレオミニプラグを直接エレキットのアンプ ライン入力に繋いでいる。
プリメインの設計なのでボリュームも付いているので使い勝手も良い。


エレキットのアンプは動作が安定しており、ノイズが非常に少ない。発熱もひどくないので こういった手軽な使い方には向いていると思う。やや優しい感じの音がしっくりマッチするようだ。



入力部のスマートフォンは別にして、それ以外は全部モノーラル時代のやり方そのものじゃないか・・・・ ということになるが・・・・ 試行錯誤の結果、結局こうなってしまった。

これはきっと一つの完成された再生形なのではないかなと思う。

一つ一つの音に力があり、分離が良く、音離れがイイので 潰れた音が蘇り、活き活きと再生されるのだ。

ステレオのように左右の広がりは出ないし、SACDの様な本当の空気感は出ないけれども

前後に定位し力強い音像は迫力があり、十分楽しめるのだ。

SP再生はさすがにやったことがないが、こんな感じで、もっと奥深い世界なのであろうか?(汗)

youtubeのモノーラル再生は、新旧の機材を取り混ぜてマッチングを試行錯誤するという、今のオーディオの密かな楽しみの一つ と云えるのではないだろうか?

2010年10月22日金曜日

黄昏のオーディオ街道を楽しむ 2 youtube

高音質かつ好演奏なソフト不足という・・・・まるで構造的問題を抱える世界経済のように(涙)
後退局面のピュアオーディオではあるが・・・・

まだまだ希望もあるし、楽しみ方が広がっている部分もある


特に著しいのがインターネット上にある映像付き音楽・・・・・ いや 音楽付き映像の配信だ

それに静かなブームのPCオーディオ USB DAC ハイビット化やら オペアン交換

若い人にも支持されているヘッドフォーン+ヘッドフォーンアンプの世界である



その方向の情報は有り難いことにネット上に山ほどある(涙)

のであまり触れる必要はないかと思いますが

ワタクシも適度につまみ食い?して 昨今の 後退局面のピュアオーディオ を補完し、

結果的にかなり美味しいことを実感しております(笑)

安いから買える、音が結構イイ、イロイロいじくれる、音の変化が楽しい・・・・・ のである。 
昔の自作オーディオに近いワクワク感があるノダ。

ところで、

インターネット上にある映像付き音楽 はやっぱり youtube であります。

最初は馬鹿にしていたけれども、ジャズやクラッシックでも、有名なミュージシャンがプロモーション用にショートクリップを置いていたり、

昔公共放送で放映した貴重な映像がマニアの手によってアップされていたりと 決して侮れない・・・・ 笑 

いやむしろセミプロみたいなアマチュアの演奏など、驚きの連続であったり。

ただ、問題は多数ある。

音声トラックの質が悪いのだ・・・・爆

そして、確認すると分かるのだが

ほとんどが モノラル音源 なのである。

しかもナローレンジで高圧縮なので潰れて歪んでいるのが当たり前・・・・涙

こんなものは 音楽鑑賞には堪えない とずっと思っていたが、



最近認識を新たにした。

それは

好演奏 または 好きなミュージシャンのもの であれば

どんなに酷い音質でも それなりに聴けるモンであるということ  笑

逆にどんなに高音質の音源でも 好きでもない演奏家の しょうもない演奏は

すぐに飽きてお蔵入りになるってことが・・・ 

高音質音楽配信の多くのファイルや、無名でイマイチな演奏のSACDディスクは、一時の再生でおしまいになっている場合がほとんどであることに気が付いたのだ。

で、なんと、youtubeの お気に入りのファイルの よりよい再生 が目下の大目標になってきたのでアリマス・・・・笑

これが モノーラル再生の奥深さと 見事に繋がっている ことに今更ながら気づいたのだ。

2010年10月19日火曜日

黄昏のオーディオ街道を楽しむ 1

このところ オーディオに関して凄くワクワクすることは少なくなっております。(涙)

理由は簡単・・・・・
音楽性が高く、高音質なミュージックソースが不足しているのである。

真剣に再生したいと思わせる対象がないと、オーディオでワクワクするのは難しい。(泣き)


今日音質改善にもっとも効果的な方法は、ハイビットの高音質音源を再生であることは間違いない。

96kHz 24bitでも、CDと比べたら別次元だ。

しかもSACDと違って、デジタル信号を直接取り出して、デジチャンに入力することができるし、

PCMだから、彫りの深く骨格のあるダイナミックな音が簡単に得られる。


しかし、ハイビットの高音質なソースはもの凄く少ないのが現実だ・・・・大泣き。


高音質音源不足の最大の原因は、オンラインの音楽サービスによる圧縮音源の席巻と 携帯向けの音作りだと思われる。

もはや、本格的なオーディオ機器で聴いている人はごく少数派なのだ。(涙)

昔からレコーディングスタジオのモニタールームには、ラジカセやラジオでの再生を想定して、NS10やオーラトーンなどの小型のブックシェルフが置かれており、それでチェックしていたらしいが・・・・・今は

携帯電話で調整する必要があるらしい。(涙) 

超小型ピエゾのフルレンジだ!

時代の趨勢は音質低下の方向に向いていると思われる。





オーディオファイル向けに、高音質音源の音楽配信もあることはあるが・・・・・残念ながら メジャーなレーベルはほとんど対応していない。

(オーディオメーカーは、この状況下でよく頑張っておられると思います。涙)


完全に後ろ向きになって、アナログレコードのオリジナル盤再生に浸るなどの麻薬的な世界もあることはあるのだが-- 当然新譜は出ない訳で・・・・・ 爆

しかも、オリジナルのレコードは、とてもじゃないが買えない価格にまで高騰してしまっている。
(大泣き)金銭感覚が限りなく麻痺しない限り入手は出来そうもない。





オーディオファイルの最大の失望はSACD の完全な失速である・・・・泣き
もはや新譜はほとんど期待できない(定番な音源の再版や、マイナーレーベルでの存続に期待するしかない)

新素材の高音質CDは確かにイイケドも(96/24やSACDと比べてしまうと・・・・)やはりそれなりという感じだ 既にCDで持っていたら、改めて買い直すほどかと言われると 微妙・・・・

それでもネット配信の非可逆圧縮音源と比べると、CDは圧倒的な高音質だから、

オーディオファイル向けに高音質なCDが今もリリースされていること自体を

むしろ喜ぶべきなのだ。(涙)



しかし、これからは、

いかに悪い音源を楽しむか?

という逆転の発想が オーディオに求められるのではないかなと思う。(*_*) 笑


興味深いことに、ネット上にはモノラルの、低音質の音源がむしろ急激に増えているノダ・・・・。

2010年10月12日火曜日

SR929 逝く・・・・・

山水のアナログプレーヤーの銘器 といっても 誰も知らないかも。SR929

久しぶりに楽しくアナログレコードを鑑賞 

ご機嫌なアナログサウンド。 やっぱり 躍動感やしなやかさはレコードならでは

と楽しんでいたら

突然レコードが超高速度で再生され 慌ててスイッチオフ

ついに症状が再発してしまった。

前回ケミコンの交換や半田直しはしているので

パワートランジスターの故障か

回転速度の検出部の故障と思われる。

で、パワートランジスターの互換品をなんとか秋葉原で入手

互換表の互換品すら 入手難 もう修理は限界デスね・・・・涙

しかし、結局症状は改善せず、さらにターンテーブルの回転すらしなくなってしまった

大泣き・・・・・

ついに 昇天してしまったようです。 

ピアノフィニッシュの複合キャビネット
高感度アーム
スリムなデザイン
割と厚く、気品もあるサウンド
程度の良いものが見つかったら確保されることを強くおすすめする。

ワタクシも非常に気に入っていたのだけれども 
修理不能ということで、残念ながら廃棄にすることに。



代替え品はどうしようかと検討していたところ

大げさでなく、音が良く、比較的コンパクトな製品ということで探したところ

KP-07というケンウッドのプレーヤーの出物が有り、こわごわ購入してみた。
超格安で入手してしまった・・・・今はアナログプレーヤーの価値も微妙らしい

アナログプレーヤーの人気機種は それなりに中古価格が高騰?しているものもあるらしいが・・・・GT2000とかKP9010とかLP12とかガラードとかマイクロの高いのとか?

CDやSACDがメインの私には、いずれもちょっと大げさすぎるというか・・・・

 もっと気楽につきあえそうな製品が欲しいのである。

KP-07   なんとミニコンポの 付属品(正確にはオプション)という・・・・ 笑
ところがマイクロの製造 モーター等はケンウッド製
ターンテーブルもびっくりするほど重い モータースピンドルも長く 、高トルクモーター 低重心の割と本格志向だ

ダイキャストのキャビネットで小型軽量だが全体に高剛性な作りで、なかなかいい感じだ。

この個体はマニアの方の対策品で、オート機構は全て撤去され
キャビネット内部はブチルゴムで制震

カートリッジは直結されてピンケーブル端子もカートリッジも高級品になっていた
音もコンパクトな外観に似合わず 予想外に結構良好で

特にSNが良いので これは悪くない・・・・ で、これを使うことに決定 笑

問題はアームとシェルで 悪くはないが、見かけが少々貧弱なストレートアームで
ユニバーサルのシェルが使えない・・・・泣き

カートリッジの交換が頻繁な私にはチトつらい

そこで、SR929から強引にS型のアームを外し、
タカチのアルミシャーシを加工した固定台を作成して
無理矢理ダブルアーム仕様とした。爆

こういう工作は大変だけと楽しい。

見た目、マニアックなマイクロのプレーヤー 5000とか・・・の ナンチャッテ仕様みたい(爆)

なんだけどオリジナル合作・・・

オリジナルのショートアームにはMMカートリッジを付けて、サブ兼クリーニング用(笑)に使い
本気の再生には増設したアームに付けたMCカートリッジで再生する目論見である 爆

2010年9月22日水曜日

管球王国 15インチの特集記事

今発売中の管球王国に15インチ(同軸 フルレンジ)の特集記事が載っている。

15インチ同軸も かって多数のメーカーから発売されていたが
現在はタンノイとアルティック(GPA)がかろうじて残っている程度。

内容は紙面をご覧いただくとして 紙面から読み取ると

RCAの15インチモニターLC1とアルティック604の初代 そしてスチーブンスの206AXAが高く評価されていた。予想通りの結果である。

RCAのLC1は、オリジナルの箱入りのものを良く聴いていたが、分解能が高く、また中高域のテンションがやや高かった印象がある。これは明らかにモニター系の音で、非常に良い音なのだが、なんとなく自分の嗜好とは違う感じもあった。

アルティックの初代604は噂ではかなり良いらしい。しかし極上のコンディションのユニットは入手が難しく、特にステレオペアは至難・・・・・なのが難点である。
(それで、我が家ではコストパフォーマンスのきわめて良い604Eを使っている。)

初代604も、やはり604系特有の、ややきつめの音質と、やや不足気味な低域のバランスを取るのに、いろいろと使いこなしのノウハウが必要なことが紙面から読みとれる。

この特集の最後には、ウエスタンの TAB「タブ」 が発掘 再生され その音が圧倒的高評を得た様子が記されている。

ウエスタンの 「タブ」 形は異様だが、フロントの金属製マルチセルラーホーン 555レシーバー 18インチフィールドユニットをドライバーとした金属製フロント折り曲げホーンの同軸という強烈な構成で 博物館級のレアアイテムか? ものすごい音がしそうだ 一度聴いてみたいものである・・・・・笑


15インチ黄金期の製品群のオリジナルボックスでの鳴き合わせ特集は
非常に珍しく、興味深い企画なので実にありがたい。

なぜならこのころの製品は 音色も音質も 個性的というか、非常に多種多彩で

なおかつ、コンディションの良いユニットの音を全て確認することは、個人レベルではなかなか
難しい作業なので・・・・ この記事は非常に参考になる。

次回は欧州編とのことであるので、これもまた期待大である。

2010年9月20日月曜日

Oscar Peterson Plays The Cole Porter Songbook

暑さも一段落で、ようやく 芸術の秋?っぽくなってきた。

近況デスが 全然更新がされていない理由

我が家は狭小地にかろうじて建つ築40年の古家で・・・・・ 涙

漏水個所もあり すきま風もひどく 
外壁塗装も傷んできたので さすがにこれではということで
リフォームの真っ最中である

柱からシロアリが出たり、大きな柱が漏水で朽ちていたりと
壁を開けてみてびっくりの大騒ぎで予想以上の大出費である

命に関わることなので 耐震補強も兼ね、これは仕方なし・・・・である。

当然しばらくは オーディオへの支出 は断念である。大泣き

ちなみに柱を補強したところで音が良くなることはなさそう・・・・涙
駄耳なためなのか、システムが鈍いためか不明・・・爆

そういえば以前電源周りを弄ったりしたけど、ちょっとは変わったけどそんなに音は変わらないような・・・


やっぱワタクシって完全な時代遅れ?


一方、部屋を片づけて、スピーカーを弄るとカナリ音は変わりますが・・・爆


そう言えば、例のジコマンの本は凄いですな・・・・

世の中には  電柱に専用のトランスを揚げたり、オーディオ専用の建物を建てるヒトもいるのだ
主要機材の値段も自作とかの手間ももちろん モノ凄い けど・・・・・

ケーブルやら インシュレーターとかにも なにげに巨費が 投じられておる・・・・爆死


羨ましい・・・・を通り越して 遠い世界のおとぎ話 のように感じられ・・・

ま、もともと縁の遠い話しってことで・・・ 自爆



さて、リフォーム中は家の中のがらくた(大切なモノとも云う)を片づけなければならず、
ゆっくり音楽を聴いてる暇がない  泣き

片づけが苦手なワタクシには 大変なストレス であったが、長年のゴミをガンガンに捨てて、ようやくなんとかなってきた?

副産物?として、すっかり忘れていた パーツやらケーブルやらを発見し イソイソとシステムに組み込んで、その効果をコッソリ試してみたり。笑

これがおもしろいもので、昔 熱心に自作したパーツやら むらむらと購買欲が高まって勇んで買った対策グッツとか  オーディオアクセサリーの効果 を 再確認すると

こんなもんだったんですねえ・・・と 妙に納得したり。

やはり 冷静になってみると まあ なるほど この程度か・・・・など・・・・

ヒトは 自分の努力というか、プロセスに見合った効果を 無意識的に期待し、そのように感じてしまう ハッピーな動物種なんだそうである。爆

逆に存在すら忘れていて すっかり枯れた アクセサリーで 予想以上に明らかな効果があったときは ニンマリ・・・・・ であります。

本物ってことなんでしょうか? それとも やっぱり これも 主観の単なる ゆらぎ ?

で・・・そうしたチマチマした片づけ作業の合間に、気分転換に良く聞いているアルバムがこれ


Oscar Peterson Plays The Cole Porter Songbook

演奏が軽妙で とてもうきうきする感じで 陽性なアルバム 笑

特にベースがクリアーかつ歯切れ良く収録されている

肩の張らない 聴きやすい感じがとても良い

こういうアルバムは 音質改善云々よりも

ノリの良さ、キビキビした 軽く切れの良いシステムがいい感じである

いつもの206AXAはアムクロンでドライブ
音量やや控えめで聞いている。
フルレンジで渋く聴いても良し、299+ホーンに繋いでもまた良し

乾いた感じの15インチ フィックスドエッジのコーン型フルレンジの低音は 
ベースのノリが良くて快感でアル。

少々バスレベルを上げると さらに良い感じだ
デジチャンで120付近から少しバスブーストしている

2010年9月4日土曜日

211シングルのその後

あまりの暑さに更新も滞りがちである。

ようやく多少の時間を見つけて、件の中国製211に手を入れてみた。

Sundtrack 300B mark 3とある。出力管は211なんですけどね。

なんとなく怪しいアンプだ・・・。

でも構成は相当なモノ むき出しの出力トランスなど半端なサイズではない 

しかも、211にはしっかり1000ボルトかけて、定格一杯出力できるらしい・・・爆

驚くべきことに、なぜか低音がカットされ、ボリューム連動のイコライザーが ついている独創的?アンプなのである。

フルレンジのスピーカーに接続して再生すると 実に妙な感じ のドンシャリ音である。

これのままでは 処分まっしぐら の音である。爆

それでも延命してぃた理由は、単に高域専用で使っていたためである。

コンプレンションドライバーの駆動用なら(変な感じはあったがボリューム固定なので)さほど問題なかった。
しかし、今は299はVT52のロフチンホワイトアンプで駆動しているため、

211はサブシステム用に使っている。(贅沢・・・)

だが・・・・・やっぱり低音が出ない、しかもドンシャリ音は・・・・さすがに許し難くなってきた。

そこでボリューム基盤を外してイコライザーを完全に撤去し、ライン入力をボリューム直結にしてみた。

このアンプの内蔵ボリュームは、アルプス製の固定抵抗切り替え式で、なかなかの高級品である。

期待しながら試聴・・・・

結果、猛烈なハムノイズにびびる。


大汗モノである・・・・・凄いハムノイズで本当に心臓が縮む


あわてて電源を落とし、1ー2日後に(感電対策 なにせ1000V・・・)
シャーシを開けて、シールド作業をする。

このシャーシ内はノイズだらけのようだ。(配線引き回しやグランド等のノウハウがまだ無いのだろう。)

放電を確認してから作業しているものの、なんとなく感電しないか 少々ビビル。(1000V・・・・・汗)

オリジナルの空中配線も、絶縁処理も・・なんとなく心細い感じだ。


ライン周りを徹底的に対策して、なんとかハムノイズを押さえこむことに成功した。


再び試聴。

分厚い パワフルで鮮烈な感じの音が出てきた

まだバランスは今一つだが、かなり特性がフラットになり

211らしい感じになっている。

ドンシャリだった高域はかなりおとなしくなった。

何ともいえないバリッと迫力のある音。さすがは大型3極管だ。

これならいける。

延命 → 残留決定である。 

一向に整理になりませんな・・・これでは

2010年8月23日月曜日

酷暑にオーディオ機材の選別 211シングル その後1

酷暑である

熱帯夜である

今年の暑さは半端ではない。

こんなさ中、家のリフォームをすることになり

行き場を失った家財道具がオーディオルームに押し込まれることになり

ただでさえ がらくた で詰まった部屋が満杯になった。

さすがに暑苦しくてつらいので

清掃 整理 +「がらくた処分」 を きつく 言い渡された。

オーディオグッズは 常に 家族から)

粗大ゴミ扱い である (大泣き


のらりくらりとかわしてきたが

さすがに

機材が多すぎるので どれかを処分しなければならない と思うようになった。(爆)

選別を始めた。

選別のルールは簡単で

1.期待通りのパフォーマンスの得られなかったもの

2.使いこなしの工夫や、改造などの手を加えても 改善しなかったもの

3.致命的な欠陥がある製品

4.完全に壊れているもの

の条件を複数満たすもの と決めた。



ワタクシの場合、2で結構いろいろと改造して踏ん張ってしまうので

結果的に 選別の対象にならない製品が増えてしまう = 捨てられない 悪循環が

つらい。(エコ でも ある 爆)



今回は 毎日暑いこともあって 管球アンプへの執着がかなり夏ばて減退モードということもあり (爆)

中国製 211シングルアンプが 選別の第一候補となった。

理由は

不可思議な ボリューム連動トーンコントロールの変な音と 

残留ノイズの 大きさ

である

改善できなければ 処分だ。(泣き)

2010年7月27日火曜日

デジタルアンプ基盤の調整

Akizukiのデジタルアンプ基盤で 夏休み(じゃないが)自由工作中・・・・・

このバキっとした音の勢いと抜けのよさを生かしながら、

ある程度のしなやかさが出せれば

なんとか使える感じである。

そのままでは聞くに耐えない感じでもある。(涙

アウトプットフィルターレスの設計とはいえ、やはりフィルターは必要と判断

コイルとフィルムコンデンサーを出力部に入れてみることにした。

コイルとコンデンサーの定数と質がもろに音に効いてくる。

コイルは普通の小型チョークコイルでは音が細く薄くなってしまう。

太い銅線を手巻きしてコイルを自作
試行錯誤したところ良い感じになった。

コンデンサーもケミコンの小型のものはつまらない感じで、やはり定評のあるフィルムコンデンサの音はなかなかよかった。

調整で音が劇的に変わるので
これはなかなかスリリングで面白く、かなり楽しめる。


自分流に
がさついた感じがなく クリアで バリッとした感じ
に調整した。

あまりマイルドにすると何の特徴もない無味乾燥な感じの音になるので面白くない。

DACのアナログフィルターを自作する世界と近い。

興味深いのは、不要輻射?のノイズでわさわさした感じ?になる。

スピーカーケーブルにシールド線を使ってみたら効果があったり (笑)
高周波ノイズはかなりシビアなので、
こういった対策も勉強になりなかなか奥が深い。



このストレートな
勢いが命のサウンド
と相性の良いスピーカーはアルティックの604Eであった。
高能率で直線的。直接音がバリッとした感じがはまる。



とても1Wとは思えない、バリバリと凄い迫力だ。

この自作akizukiアンプ基盤は

ヴィンテージものにありがちな、収録の悪い、モヤモヤした音のアルバムの再生
に使ってみたら

かなり良いことがわかった。

チャンデバで分岐後、最終出力段でデジタルサンプリング → スイッチング出力
されるためか、きりっと 引き締まり、聴感上の抜けが良くなるのだ。

これは使える。

以前から上手い再生はできないものかと悩んでいたアルバムがスッキリ再生されて驚く。



超名盤 ビレッジバンガードの夜 のロリンズのサックスなどは

オンマイクで収録されているけれども なんとなく???な音である
なんとなくモコモコして気持ち悪い音だ。

これをハードな味付けのデジタルアンプ基盤+アナログチャンデバCD5+ 604Eで再生すると

ロリンズの絶好調なサックス 怒濤のブロウ が

くっきりとした、やや強めのエッジが立った新鮮な響き

新たに デジタルリマスター されたかのような音で、なかなか最高である。

2010年7月24日土曜日

秋月のD級アンプ基盤ってドウヨ?

秋月電子

電子工作者の総本山というべきか 誠に有り難いお店であります。

ここの デジタルアンプ基盤 というのが気になっていた。

テキサスのチップを使った、アウトプットフィルターレスの基盤がある

これを試験的に使って作ってみることにした。


キットには一応一通り部品が入っている。
表面実装部品は既にくっついてるので超楽である。

コンデンサーなどに凝り出すとキリがないので諦め 今回は そのまま使う。

そのまんま 素組である。

あっという間に完成。 マルチの場合、基盤の数を増やすとそれなりには時間がかかるが・・・

これを サンスイの往年のアナログチャンデバ CD-5の中に押し込んでみた(強引だ)

CD-5はコンパクトなアナログ式のチャンデバである。

CD-5はナカナカ入手困難だ。
しかしそれなりに生産されているから、市場には時々出てくる。
出れば納得価格か、激安のことが多い。
もしも見つけたら 救出 することをお勧めする。

箱を開けて中身を見たらビックリだろう。
当時の日本のもの作りのすばらしさが伝わってくる。

音はオーソドックスなアナログチャンデバの音、JBLの代理店をやっていた会社なので
しっかりとした音。どちらかというと ジャズ向きな いい雰囲気を持っている。

ただ、音場感や音抜けなど、やや古めかしい感じもあるので、その辺をD級パワーアンプに繋いで
スカッとした音にしてみたいという 単純な思いつき・・・・である。笑

とりあえずアンプ基盤をCDに繋いでテストで鳴らしてみた・・・・

勢いのある音 爆

昔の CD出たての頃の デジタルサウンド って こんな感じだったなあ・・・・ 懐かしい感じの音

ソニーの高効率 スイッチング電源のアンプの音にも似ている これも懐かしい・・・・ 笑


音量を上げる。
なんとも 若々しい ギラギラした 勢いのある音 が出てきてビックリ
低音ゴリゴリ 高音ギラギラ

エコーが粒のように聞こえる・・・??

この、竹を割ったような ハキハキとした
まるでニキビの出てる男子中学生みたいな音 思わず 青春を感じてしまう(笑)

高級アナログアンプの持つ 雰囲気感 ニュアンス が ゼロ の音は逆に新鮮だ!!爆




高域端にノイズがあり、さらに超高域には凄い高周波ノイズ ケーブルからの放射も凄いようだ。

さすがフィルターレス!と感動してしまう。

ただ、この小指の先よりも小さいチップがこれだけエネルギッシュな音を出すのだからこれも凄い。

オシロで見ると怖ろしいほどのガタガタな波形 さすがはD級である。

”凄い音”の理由はこれだ。

これだけガタガタの波形だから
スピーカーのネットワークやインピーダンスとのマッチングが モロに音に効いてくる感じである。

しかし、エッジの立った、ハキハキした音に逆に可能性を感じる。

音抜けの良さは格別なのだ。

これを上手く料理してみたい。

2010年7月23日金曜日

D級アンプと アナログチャンデバの試み

うだるように暑い毎日である。今年は特に異常な感じである。

こんな季節、音が良いとはわかっていても、管球式アンプは暑くてしんどい。

特にマルチだとなおさらだ(大泣き)

そこで夏専用に 発熱の少ない、D級アンプ にチャレンジしてみた 爆

ただ 作って 繋いで はいおしまい ではつまらないので、専用の構成のモノを考えてみた。

マルチにはまっているワタクシの悩みは マルチの煩わしさ。

マルチのシステムのネックはアンプが増えることだろう。

しかもスピーカーに直結するので、音への要求もシビアになる。

音の良い、MOSFET や真空管のアンプはかさばるし大変である。

ちょっと繋ぎ換え、ちょっと試験 と思っても 大汗 大変な作業となる。
ハッキリ言って、気分がハイ、気力があって 時間があるときでないといじれない感じ。

手軽に扱えるマルチのシステムが欲しいと思っていた。

そこで 小型のアナログチャンデバに、超小型のデジタルアンプ基盤 を複数枚入れて、オールインワンのシステムを作って見ることにした。

2010年7月9日金曜日

クロスの再設定

2way 500Hz付近のクロスオーバー周波数の設定は微妙に難しく、シビアだ。

これを避けるためミッドバスを入れれば簡単に解決という単純な話しではない。
(笑)かえって設定が複雑になる。
音質的には有利であるのだが。


ミッドバス無しでウーハーと繋ぐ場合設定にはかなりの試行錯誤が必要だ。
15インチの場合500Hzが基本とされ、たしかに無難な感じである

最近の製品は800Hzぐらいのクロスオーバー周波数の製品が多い。だが、
このぐらいになって来ると、ホーンはツイーターに近い鳴り方でボーカル域はほとんどウーハーが再生
する感じになる。


中大型ホーンなら本当は300-400ぐらいでクロスさせたいところだ。
聴感的に敏感な音声帯域をホーンがカバーすることになるためである。

だが まともにやるとホーンは巨大化するし、ボンツキ、ビビリ、土管のような音との戦いとなり
ウーハーが良くなった現在ではあまりおすすめしない

もちろん無尽蔵に注力するなら別世界があるかも・・・・

最近のホーンシステムのクロスが上がる傾向は、耐入力とホーンのカバー角度と関係がありそうだ。
特にカバー角を広くするためにショートホーン化する傾向が強い。
さらに開口を横方向に広した製品が多い。
この方が放射範囲が広く、ホーン臭くないのである。

最近の大型システムの代表、J○Lの○ベレストのホーンもまさにそれ。
非常にスムーズで現代的なホーンの音だ。

だが、開口を左右にぐんと広げ、ショートホーンにすると、
カットオフ周波数は上がるのでクロスは思ったほど下げられない。
勢い、中域はウーハーに頼ることになる。
せっかく大型ホーンを導入しているのにクロスは700どまり。

かなりの部分を15インチウーファーに頼って再生している。

良く聞くと、ボーカル域下側の音のエネルギーレベルを微妙に下げているのがわかる
いわゆる、クロスの抜き というやつ で、さじ加減は絶妙。

この辺は非常にうまくチューンされているから、実際聞いて目立たないけれども
ある種のプログラムソースでは微妙に大人しい再生になる

耳の良いマニアのシステムや、かっての本格派システム、ビンテージの大型システムなどはその辺しっかり練られている。クロスも低い。ツボにはまると、ボーカル下限の生々しさ、迫力、ゆとりは格別である。


我が家の場合、JBL2385Aを使っている。
試聴した結果と部屋サイズからこれになった。

1.5インチスロートのアルティック299と繋ぐために
アダプターまで自作した(涙)

これ以上のサイズのホーンの導入は 物理的に部屋に入らないというか、
家から叩き出されるのが必至なので あきらめ 涙

中型サイズでクロスを無理なく自然に下げられないか試行錯誤中である。

微妙に下げられるかはホーンのデザインに頼るところが大きいようだ。
カバー角度とトレードオフの関係がありそうだ。

JBL2385Aの兄弟はカバー角の異なる4種類があるが

2385Aは60度タイプで、ホーンがわずかに深く、長い
中型ホーンにも関わらず、カットオフは400とのこと。
これよりショートなモデルではホーンロードがかからず、クロスを下げるのは無理だろう。


今、クロスを弄って、450ぐらいにならないか検討している。
ギリギリで可能?な?設定である。半分無理やりだが。

大音量で再生しない条件付きで、ソースを選び 遮断特性の微調整も必要だが

うまく行くと(擬似的だが)中抜けせず
大型ホーン風の音 が出て快感。
(ただし、ゆとりはなし 涙)


いろいろと弄る場合、ベーリンガーは設定の自由度が高く
複数の設定を保存できるので、

破綻した場合は(笑)、すぐに前の設定に戻せるので 実にありがたい。

2010年7月6日火曜日

Time Is of the Essence Brecker

蒸し暑く 雨の多い 不快な季節 涙

夏のニューヨークも結構湿気ていて、蒸し暑かったのを思い出す。

こういう日にはブルーになるが

梅雨時の雨の憂鬱には ジャズである。 笑



特に 稲妻のようなマイケルブレッカーのブローは爽快である。

個人的にマイケルブレッカーは昔から かなり好きな ミュージシャンである。


(偉い批評家のセンセイ方から・・・)ずーっと スタジオミュージシャンの扱い だったのが不思議であった。
(それでジャズ専門誌は正直苦手だった・・・・爆)

(そういえば有名誌が最近廃刊になったそうですね・・・・チョット寂しい)


夜、雨の中傘をさして長身のマイケルがニューヨークの街を歩いているイメージのジャケット
(コートを着てるから 冬だが・・・・笑)


彼のソロアルバムにはメセニーとのコラボのスローな演奏が多くて 

それらは やや 微妙な感じ・・・・だが

雷鳴と集中豪雨のような 

OutranceとLunationsは特に結構いい感じです・・・・


そういえば、往年のKazumiとの まさに火を噴くような演奏は 今だに大好きである。

コクモ・アイランドとマンハッタン・フルー・ダンスは聴きまくった。今もまったく色あせていない。笑



こういったアルバムの再生には本格的なホーンシステムが当然いい

だが、マイケルブレッカーのアルバムは コンプ、イコライザーが結構かけられていて 案外HIFI再生は難しい感じもあるのが痛い。(ソフトでスムースなアルバムじゃないと北米で売れない という悲しい時代なのである)
Time Is of the Essenceは比較的収録は良い方だが、迫力はあと一歩という感じか。

逆に ヘッドフォンでも結構いける 感じである。

XperiaにiPodのヘッドフォンを差して、やや大音量気味にで聞くと 

結構快感だったりする。笑



2010年7月4日日曜日

DCX2496 チャンデバの修理完了

DCX2496チャンデバの動作が実に不安定で、時々暴走して再生不能になるので困っていた。

時々ブチっという音とともに画面がフラッシュして
音が途切れ、再生しなくなる。

しばらくすると復旧するのだが、またブチッと切れる。
時々出る症状は厄介である。

テスターを当ててもヨクワカラナイ。

しかし、遂に問題の部分を特定した

電源からメイン基盤へのコネクタの接触不良が原因であった

安い部品を使っている弊害がモロに出ている。大泣き

この製品は 接点、コネクターの品質に問題アリ である。
値段が値段なだけにしょうがないのかと思うが。


コネクタの交換で、動作が完全に安定した。笑

買い替えなくて正解であった・・・・
(買い換えても問題は同じ いつ症状が出るか分からない 汗)


前回の出力部のパッシブ化の効果も絶大であり

凄く良いチャンデバになった。

オリジナル無改造のDCX2496は、なんとなく雰囲気が薄く 音場感が大幅に削がれた
勢い命の PAっぽい音(悪くはないが・・・)

クリスタルクリアーで広大な音場のHiFIって感じの音ではない。涙

アナログ入力、小音量再生の時は音質劣化甚だしいと感じることも。

特に、奥行きや臨場感が出ないのだ。
慣れればそれでもなんとか聞けるギリギリの感じの音である

それで、DCXに見切りを付けて、アキュに行ったり、dbxに行ったりするのだろう。
もちろん、DCXのデジタル改造サービスも有名であるが。


パッシブ出力改造後は、特にデジタル入力の音が凄く良い。

鮮度が高く、情報量が大幅にアップする。
数段グレードが上がった感じ というか、これでもう充分な感じ。

デジタルプリとして考えても立派な音質と性能である。
(レベル調整が、やや使いにくいが・・・・・)

調節機能が実に豊富なので、実にさまざまな調整が行えて

なおかつ音質が安定しているから

ほぼ どんなプログラムソースにも対応できる のは 非常に嬉しい

2010年6月14日月曜日

The Blues and the Abstract Truth ブルースの真実 

The Blues and the Abstract Truth



このアルバムの一曲目のストールン・モーメンツは カナリ良い!

そのほかの曲は・・・・・・ 汗 

この一曲のためだけに買うのも アリな アルバム・・・・・ 笑

特にビルエバンスの演奏が かなり 来る・・・・ 感泣

やっぱり ジャズは 良いなあと思う

録音も優秀

リマスタリングもかなり良い。

このアルバムの再生には やはりホーンシステムが最良で

ALTEC 299がいい感じで ブローする

改造したDCX2496はきわめてストレート

クリアーな 音場にキリリと引き締まった音像を浮き立たせて

改造前とは格段の差である。
大喜びなのであります。


ストールン・モーメンツ以外の曲は いかにも60年代っぽい感じ・・・・
フリーじゃないけど 不調和音が結構入ってくる 当時は先端だったかもしれないが

不調和音は・・・・微妙  涙

こういった曲は あんまりHIFI リアルに再生するとカナリ疲れるので

音場型のスピーカーを使って
あっさりBGM的に 小音量で 流して 聞いている 爆

2010年6月13日日曜日

BEHRINGER DCX2496の改造 3

BEHRINGER DCX2496を改造中である。

アナログ出力段をパッシブ化 具体的には CRフィルターでハイカットする。
オリジナルのオペアンプやコンデンサー抵抗は使わない。

この場合、CRフィルターが肝で、コンデンサーの質は音にもろに影響する

ショップお勧めのCross Capを試してみた。

回路は至ってシンプルであるが6チャンネル分の工作はめんどくさい・・・・泣き

結果は感動的に良好。

デジタル入力の不良個所も発見(なんとリレーが壊れていた)
リレーをパスして直結することに。

改造後 まだバラックなのだが

情報量が多く、繊細で雰囲気が良く出る。

小音量再生時に音が痩せないのがありがたい。

非常に細かい音がたくさん出て、驚かされる。

透明度が高く品位のある音。しなやかさもナカナカである。

オペアンプを一切入れていないので、
叩きつけるような強靱な音は出ないが
当方のユニット、アンプは強力すぎるぐらいなので
ちょうどバランスして良い感じだ。

DCXもようやくSRから HIFIオーディオに 笑

実はA社のチャンデバを導入しようかと真剣に悩んでいたところであったのだが
DCXの使い勝手を知ってしまうと なかなかアナログチャンデバには戻れない 笑

で、DCXの音質に不満が集中していた訳だが・・・・

これなら もう 十分じゃないか? という感じの 品位のある音で 大満足 した

久々のヒットである。

2010年5月26日水曜日

BEHRINGER DCX2496 改造 2

BEHRINGER DCX2496の改造中

電源からの盛大なノイズと電源部の余裕の不足
アナログ出力段のオペアンプの品質・・・
入出力ゲインの問題
信頼性の問題

などなど、多数の問題を抱えるBEHRINGER DCX2496であるが
これに代わる製品はあまりないこと、新製品もあまりないこと

これの大改造に取り組むヒトが海外には多いらしい。

DCX2496はチャンデバで必要なことはほとんど出来てしまうという超多機能さが売り
しかも低価格 素性の良さ これは買いである。



素性の良さ、についてだが 理由が多々あって

デジタル部の回路設計が良く
ソフトウエアが良くできていて
さすがゲルマンである。

しかも、ADC DACは日本製 旭化成製なのだ
癖が無く、海外では非常に高評価なのである。

問題はアナログ段に集中している ここなら素人にも手を出せるということで。

上記のどの部分を弄っても
音質改善されるのだから
自作パーツ キット として考えると
異常にコストパフォーマンスが高い。

得られる物も大きく、
やはりデジチャンでアンプダイレクトで駆動する
スピーカーからの音は良い。

鮮度とエッジのシャープさでは
絶対にパッシブネットワークでは出せない次元の音が出る。(当たり前だが)

逆にブレンド感の高いソフトな音をねらう場合は難しかったりもするが
DCX2496は、自由度の高さがそれをカバーする。

ざっくりと弄った現在の感想としては

アナログ出力段のダイレクト パッシブ化で
非常に鮮度の高い クリアーで上質な音が得られ
ハイファイ感が出て 一気に 高級な音になる(笑)

電源部のノイズ対策と強化で
押し出し、力感が向上、
ノイズフロアーが下がり静かになる

対策毎に音が明確に変化するので

非常に楽しい。


感じである。

2010年5月18日火曜日

BEHRINGER DCX2496 改造

4年目になるBEHRINGER DCX2496の調子がおかしい

突然ダウンすることが頻繁になり・・・

修理を検討するも 新品を買った方が安いらしい 爆

で、どうせならと

内部を見てみる・・・・

割と内部はガラガラだ。笑

モジュールになっていて 弄りやすそうだが・・・・

パーツは表面実装のものが大半なので大変そうである。

電源部の故障かと電圧をチェックするも異常なし。

この製品、低価格故に かなり割り切った設計で

音もそれなり・・・

奥行きが出ない
ノイズフロアが高い

のが難点である 涙

で、改造してみた。爆

メイン基盤の3端子レギュレーター周囲のケミコンを
でかいの に交換・・・・

あと、デジタル基盤の素子に銅シールを貼る。

おそるおそる電源を入れると

げ・・・発信した! 大汗

が、それをなんとか収めたら

ノイズフロアがだいぶ下がって
音に勢いが・・・
低域の押し出しがすごい
ボーカルもマイクに迫る感じでリアル。

かなりいい感じ・・

これまでは高域よりのバランスで、やや低音域は薄かった。涙

これははまる。

相当改良の余地がある感じ。

我が家のシステムの現状のボトルネックはこのチャンデバなのは間違いない。

そのうち出力基盤も弄ってみようかと思う。

現状でもジャズだけなら良さそうな感じだ。

2010年5月15日土曜日

XPERIA と 相性の良い意外なヘッドフォン

XPERIA での音楽鑑賞で気をつけたいのは

XPERIAが割と ヘッドフォンを選ぶという点だ

前にも触れたが、ヘッドフォンの出力部のパワーが若干足りない感じなのだ

で、いろいろ手持ちのヘッドフォンを試して、

なんと iPod付属のヘッドフォンの音が結構よかった。

音楽ソースとしては50年代モダンジャズ限定だが

iPod Mini 付属の白いヘッドフォンでやや音量大きめだと、Xperiaがいつもよりご機嫌なサウンドでびっくり。

いつもはソニーのやや高級(笑)小型のインナーイヤー型ヘッドフォンを使っているのだが、
今日は忘れてしまい、手元に転がっていたiPod Mini 付属の白いヘッドフォンを使ったのだ。

ライバルの(笑)ヘッドフォンを使うのはハッキリ言って邪道であるが(爆)

こっちの方が相性が良い(涙)。

Xperia付属の純正ヘッドフォンは音漏れは少ないが
音質は・・・・かなり微妙・・・・

ちなみに、iPod 付属の白いヘッドフォンはフォステクス製(フォスター電機)という噂がある。
本当だろうか? 

フォステクスファンとしては密かに嬉しい。爆


2010年5月10日月曜日

XPERIA と RTA Analyzer で お気軽スペアナ

XPERIAはグーグル携帯なので、アプリがイロイロと入れられて便利。

仕事がらみではDocument To Go がヨロシイ・・・

MSオフイスのファイルを割とスムーズに編集できる。
スマートフォンのすばらしさを実感・・・

だけど、どこでも仕事のことが気になってしまうかも。泣き

オーディオ系に一押しのアプリは RTA Analyzer だ!爆

マーケットで簡単に手に入る。

勝手に常駐したりしない、お利口さんなアプリだ。

XPERIAがスペアナに早変わり・・・・涙

表示が綺麗で なかなかの優れもの。

そのうち、往年の長岡先生のスペアナ画像みたいな表示が出たら嬉しいな・・・って
誰か作ってくれないだろうか・・・・ 爆

でも、XPERIAのマイク特性が、高域をバッサリ切っているのがモロにわかる。4K以上・・・
(大泣)

低域もやや圧縮されているような感じだ。

おそらく 周波数特性を 会話帯域 に絞り、上下のノイズ成分をカットするための
携帯仕様 なのだろう。

ちなみに、RTA Analyzerは登録前の状態で使う場合(涙)
表示分解能は最大上限にしておくとよい。(笑)

そうしないと、ハイカット部と収録域の境の辺りの周波数が平均化されてしまい、
高域だら下がりの変な波形が出て 焦る。

大きなピークやディップがわかるので 結構参考になる・・・・ かも・・・・。
あくまで、ソレナリではあるが。

もしも部屋の特性やスピーカーの特性が 気になる感じ・・・・ だったら 

計測用マイクを導入すべし!
今は楽器関係のショップで、かなり手軽な値段の計測用マイクがあるので有り難い。

ワタクシはどっちかというと 部屋の音響特性やスピーカーの特性よりも ノイズ帯域の測定や、好きな楽器の周波数帯域の確認用に使っている。

部屋やスピーカーの特性は 部屋自体が狭い場合は いかんともしがたい部分が多々あって

あんまり神経質になると、健康に悪いというか、見て へこむ のが いやなのである。(爆死)

2010年4月21日水曜日

Xperia のオーディオ接続 使いこなし モバイルとか 4

Xperia のモバイルオーディオプレーヤーとしての使い勝手で

決定的な問題は バッテリー切れの恐怖 との戦い 涙

調子に乗っていろいろアプリを入れて、メールアドレスを登録し

通勤中ガンガンに音楽を聴いていたら

仕事中・・・ 約半日でバッテリーが切れて泣いた・・・・涙

充電のため、USBケーブルは必携である。

このコネクターが特殊で

普通のよりも薄い・・・・

バッテリーの悩みは多いらしく 検索するとものすごく出てくる

みんな悩んでいるのだ

ワタクシもタスクマネージャーのお世話になり

アプリをガンガンに落とし
不要なアドレスを削除して

なんとか一日ギリギリバッテリーが持つようになった。大汗
(登録していなくても勝手に立ち上がるmoxier?を削除したいのだが・・・・無理らしい 大泣き)

携帯ではなくて、パソコン と思った方がよさそうな スマートフォン である。

あと、ヘッドフォンは出力音圧レベルの高いものが良く
インピーダンスの高い物は不可である

特にクラッシックは
電車の騒音で音楽が聴き取れなくなるので。大泣き

でも、単純に画面が綺麗で、サクサク動き 内蔵カメラの写真が綺麗な 

のでマア許せる・感じかと・・・ 爆




2010年4月14日水曜日

Xperia のオーディオ接続と使いこなし3

Xperiaをステレオに繋いで使っていると、気になるのがバッテリーだ。

凄い勢いでバッテリーが放電していく・・・・涙

USBコードから充電するしかないので、長時間聴くには
USBケーブルとACアダプターが必要になる

フォンジャックとUSBコネクターからケーブルが2本生えていると、微妙な感じではある。(爆)

が、これもおそらく処理速度の高速化のためと考えれば納得かと・・・・

ウエブサーチや表示速度は快感なほど早い。

この処理能力を持ってすれば、ハイビットの波形補完による忠実な音楽再生なんかも
可能なんではないかと思うのだが・・・・

現状ではフツウノMP3とAACのサポートのみで、ロスレスや非圧縮のファイルは
サポートされていない。涙  

将来のバージョンアップに期待・・・・である。

音に関して、例えばグラフィックイコライザーであまり極端にいじると、高域の微妙な歪み感が強調されて
逆効果になることがあるので、できれば ゆるやかなカーブで高域を徐々にレベルダウン、低域を徐々にレベルアップする、シーソー型の音質調整をすると 違和感無く聞ける。あまり細かく調整しない方が良さそうだ。

特に高域のレベルを上げすぎると歪みっぽさが急に強調されるのであまりお勧めしません。(笑)

おそらくXperiaのヘッドフォン出力部のアンプの余裕が少ないのであろう。

我が家での低域のゲインアップや音質調整は、2ウエイマルチの場合、LFとHFのゲイン調整のみで、LFをHFに対して通常より4ー5dbぐらい上げる感じにすると割と良かった。これもミュージックソースによって微妙に調整している。アナログアンプのトーンコントロールも使い勝手が良いと思う。



2010年4月11日日曜日

Xperiaのオーディオ接続と使いこなし 2


ステレオ で Xperiaは使えるか?の続き・・・・

シビアなオーディオマニアにはお勧めしませんが、使いこなし次第で使える感じ
音楽好きの方には勧めます。

音楽再生だけでなく、検索機能がスムーズで、ウエブの表示も綺麗、
これが なかなか新鮮で楽しいのだ。

Xperiaの音楽再生は、標準でインストールされているMediascapeで行う

CDをXperiaから再生する場合、

SonyのMediaGOでCDのリッピングをして、Xperiaに転送する (iTune ipodと同じ)

最初はUSBに繋いでもXperiaがPCにマウントされず、大いに焦ったが

Xperiaの画面上部の設定画面(プルダウンさせる)で
usb接続を選択すると無事マウントされた (大汗)

同時にXperiaのSDカードが接続オフになって驚いたが・・・・ これは仕様?らしい

USB接続を解除すると無事SDカードが認識される。(汗・・・)

無事ファイルが転送されると、Xperia上にジャケットイメージとして表示される。

アルバムのジャケットの画像がとても綺麗である。 液晶が良いのだ。笑

おもむろにMediaScapeの最近やお気に入り・・・でアルバムのアイコンをクリックして再生すると

 曲がアルバムの逆順に再生されるので 焦る・・・・(仕様?)

で、困っていたら、隣のページに移って、下の表示選択のバーをスライドさせて アルバム表示にしてから再生すると アルバムの収録順に 無事 再生された・・・・  爆死

iTuneと微妙な違いに戸惑うも、とにかく無事使えるようになって ハッピーだ

アルバムの画像の上の∞ のボタンを押すと、いろいろ関連情報が検索できるところがとても良い。

Xperiaの再生音は、前回触れたように やや軽めで、かつ、出力レベルが小さいのだが 音自体は悪くないので

アンプで上手くゲインアップして+少々バスブーストすれば ナカナカ満足なサウンドだ。

フォンジャックは通常のステレオミニプラグである。

ケーブルの影響を結構受けるので、アダプターやケーブルの変更で微妙な音の変化が楽しめる。

お勧めは、ステレオミニジャック RCAジャック変換アダプターで

これなら手持ちのケーブルをいろいろ交換して音の変化を楽しめる。
劇的というほどの変化ではないので、神経質にならない範囲内で、
エネルギーバランスの微調整の手段として使うと良い。


モバイルで使う場合は、ヘッドフォーン次第で、割と相手を選ぶというか、相性がある感じだ。

ワタクシの場合は、やや大口径のボイスコイル ダイア不ラムを使った密閉型のヘッドフォンを使っている。

Kossの国内販売されていないノイズキャンセリング付きの大型ヘッドフォンなのだが、割と良い感じ。

大口径のヘッドフォンの方が、重心が低く低域が豊かなので、音が薄くならず、高域よりの感じもなくなるのである。

おそらく、能率が高く、低重心な 中ー大型のヘッドフォンを使うと相性が良いのではないかと思う。

2010年4月10日土曜日

Xperia を ピュアオーディオで 1



最近導入したアイテムは Xperia である。

話題の携帯OS Android アンドロイド 搭載の スマートフォン である
(= iPhoneの対抗馬  汗・・・)

Google Sony Docomo が 組む時代なんだ・・・涙 

結構良いかも・・・・・ 期待大。

ちなみにワタクシは昔 熱狂的なマックユーザーであった 今も結構使ってる方かも・・・・でも
なんとなくiPhoneは好きになれず・・・・(本体はイイケド 接続が・・・・・どうして?)

一方、iPodはかなり愛用している。音が結構良いし、ソフトが優れているので。

ミュージックボックスとして、通勤中 また自宅でも時々オンキョーのアダプターを介してデジタル接続で聞いたりしている。


ipod iPhone(マック)に席巻されている?昨今の携帯音楽シーンであるが

このSony Ericssonの端末の音質はどうだろうか・・・・? と テストしてみた。

(仕事のこととか考えるとやっぱり携帯はどうしても・・・・・ 接続の安定した携帯を使う必要があるので・・・・ 爆)

正直、おっかなびっくり導入したXperiaであった

ソフトはちょっと洗練度が足りない感じもあり、少々慣れが必要であった・・・・が

でも次第に慣れてくると 予想以上に良い!

結果は・・・・上々で、結構 というか、ナカナカ使えますヨこれ! (笑) 感動した!

音も素性がよろしいということで、ピュアオーディオに めでたく導入となった。

ただ、良い音で音楽を楽しむには 使いこなしに結構コツがいる・・・ 

そのまんま繋ぐだけだと、薄くて、軽くて、フツーな携帯の音だ。
(オーディオマニアだったら、ちょっとガッカリするかナと思う。)

でも、使いこなしさえ良ければ Xperiaは 結構イケル のだ。

その辺を含めてちょっと注意点に触れると

1.音の線がやや細い

細いんです・・・・ (涙) 音自体は悪くないのだ・・・・、

高域寄りのエネルギーバランスで、やや軽めの音。
明らかに低域不足で 高音がやや響く感じ。
しかも本体に(ipodみたいな)イコライザーが見あたらない(どこかにあるのかなあ?)ので
単体では上手く補正できない

で、分厚い音が好きな私的には、トーンコントロールの付いたプリアンプか、デジタルチャンデバに直結させる必要があった。 ちなみに、質の良い装置を使えば、EQ後の音は なかなか良い。

ワタクシの場合は DCX2496のイコライザーか、ウーファーの出力レベルを少し上げてバランスをとっている。結果は良好である。

2.出力がやや小さい
ヘッドホン端子だけなので、このアナログ出力のみが頼りなのだが、出力レベルが押さえ気味になっているのでipodのような出力が取れない。

録音レベルの高いCDや音源なら問題ないのだが、クラッシックの弱音部などでライン入力レベルが低すぎることがあった。これはデジタルアンプや、デジタルチャンデバに直結する時などに、入力レベルが低すぎて分解能が落ち、音質の劣化の恐れがあり、質の高いヘッドアンプやプリを入れてレベルを上げる必要があった・・・・・

ワタクシは、クラッシックなどの場合、往年のプリの銘器、SYλ88II に入れ、ボリュームをいっぱいに上げて DCX2496に入力している。結果は上々である。


以上の2点をクリアーすれば 結構音は良い。
広域が若干荒れる場合は、イコライザーで、ハイのレベルを少し押さえればよい。

ピュアオーディオで、真剣に聞き込む水準ではないかもしれないが、
BGMには結構、というか、十分使えます・・・・・

我が家ではデジチャンのDCX2496 で分岐して、Altec 299+ JBLホーンをVT52シングルロフチンホワイトアンプで駆動、 低域は15インチの206axaまたは Altec604eをAmcron MT600ドライブで聞いているが

結構イケル。というか ニンマリの高音質
 十分に音楽が楽しめる (笑)



Xperiaの良いところは、大きく綺麗な液晶と、google検索のスムーズさ

しかもマルチタスクOSなので

Xperiaを家庭内LANにWifi接続して、音楽を聞きながら、曲やミュージシャン (+オーディオに)関して積極的に掘り下げて調べたり、

YouTubeで動画を探してみたりと

こっち側から積極的にウエブを探索できるところが素晴らしい。

手のひらのリモコンサイズでこれが出来て、音もそこそこ鳴る のだから、これはご機嫌だ。

音質はちょうど 往年の 中高級クラスのFMチューナーと考えれば良い。

昔はFMファンとか、レコパルとかを隅々まで読みまくったが、

今は携帯ネットの時代。google 検索とかウイキとか マニアのブログとか
世界のサイトを飛び回って 実に便利な時代である。

一方、PCを使いながらピュアオーディオを聞くのは、なんとなく違和感があったのだが
この端末なら許せる。液晶表示が綺麗なのだ。

これは現代の ステレオ チューナー と言える。
新たな楽しみを与えてくれるXperiaであった。








2010年3月18日木曜日

大改装中

長らくブログの更新は怠っておりますが、

本業の方が大移転で猛烈に忙しく・・・・・気力ナシ・・・・ 涙

で、同時に我が家のオーディオシステムも大幅改装中で

メインシステム解体となり、欲張りにも 15インチ ホーン と プレナーと 全方向型 を、狭いところにギュッと詰め込んで入るものか?
大胆な試みをしている。

まだ全然まともな音が出ていないものの

片鱗がかいま見える か? といったところで

狭いところにいろいろ詰め込んでまともに鳴らすにはどうアレンジしたものだろうかと

試行錯誤中であります。

2010年2月25日木曜日

閉店 移転とか

結構厳しいです やっぱり景気良くないですね (涙)

今月で閉まるお店が結構あって、驚き、またガッカリします。

秋葉原の坂下の有名店(レコードを買いによく行きました ハードは買えない 高杉 涙)
も縮小移転らしい。

閉店セールをのぞくと まあ めぼしい物はあっという間に売れ切れていて

売れそうもない物がゴロゴロ しかも結構高い(涙)

有名なセンセイが買い物してた・・・・リッチそうな感じで・・・こっちとしてはナンカ微妙・・・・・

金融バブルが崩壊したのを実感・・・・

店員さんも大変そうである。

人ごとではないと思う・・・ だってワタクシも転○を余儀なくされた・・・・ 爆死

それで最近更新が疎かに 大泣き・・・・

雑誌とかも 休刊が増えている オーディオ誌では今のところ聞かないが。

懐に余裕がある人と 全くない人に二極化してしまったんだと思う。

雑誌やショップも 高い方にシフトしたところは厳しいことになってしまった。

ニーズとしてはかなりあると思うけれども
それを上手くつかみ切れていないのだろう

これは多分にメーカーだけでなく、雑誌やセンセイ方にも責任があると思います
輸入車の雑誌とかと同じ構図ですね・・・

オーディオは予算抜きで楽しめることを 雑誌や先生方が示さないとどうにもならないと思うのだけど

ハイエンドとか これからは微妙な感じですね。少なくとも庶民には・・・・

故 長岡先生は 買えないけど好きな人 がどんなに多いかを知っていて

そういう意味で本当にエラかったんだと思います。

掴んでました。庶民の心。


2010年2月24日水曜日

206AXA その後 裏技の墨汁

206AXAのレストア作業も一段落

最近仕事が忙しくて、ほったらかし気味であるが、訳あってBGM用として、なりっぱなしにしていた。

エージング(バーンインの方が正解 老化はちょっと・・・・・涙)

で馴染ませていた効果がようやく出てきて、割合しっとりと鳴るようになってきた

時間がかかった理由は コーン紙に塗布した墨汁の影響か?

墨汁対策は結構効く。これ、日焼けし、くたびれたコーン紙を見た目にもよくするし、

よれよれになったパルプに浸透して、強度を増す効果もある

塗りすぎは禁物。薄く さっと塗るのが 吉である。

厚く塗ると音が変わりすぎ、また見た目光沢や変形が出てくるので

印象としてあまり好ましくない影響を与えるかもしれない。 笑

特に、塗布後にコーンが結構固くなる場合があるので、そういった場合は しばらく鳴らさないと調子が出てこないこともある。

今回は馴染ませるのに結構時間がかかってしまったが、最終的にはねらい通りの音になってきたと思う。

僅かな変化だが、音速が上がって、低音の歯切れが良くなった感じである。 

細かい音も増えて、音場感も増したのもありがたい。

ビンテージの よれよれコーンに 使えるテクである。

2010年1月31日日曜日

206AXA 後期型 いろいろ

206AXA後期型

前回リコーンした個体について疑問が出てきた。

206は何本か持っているのだが(爆)
モノラル時代のもので、ペアマッチが難しく、しかもコンディションが悪い個体も多いので、どうしても増えてしまうノダ・・・・・(大泣き)

手持ちのもう2本のうち、床に転がっている(爆)1個体を確認したところ、
後期型も紙のボイスコイルボビンを使っていた。

ということは

前回のリコーンした個体は
リコーンの際にオリジナルではないアルミの2インチボイスコイルに交換されたのだろうか?
そういえばあれは、結構怪しい、ラフなリコーンで 接着剤があちこちはみ出していて
はがすのに相当苦労した。

Tru-sonicのオリジナルは、非常に丁寧な制作がなされている(感動する)

アメリカのリコーン作業は かなりラフ な場合があり、音もかなり変わってしまう。

ボイスコイルタッチさえしなきゃ あとは OK NO Problem!みたいな・・・・・ 泣き

ところが、困ったことに ウーファーとして使用するなら 中低域が
このアルミホビンのユニットの方がむしろ良い音 (604寄り) で
オリジナルの中高域が張った感じ(これはいい面でも悪い面でも206の個性である)がないため
特性がフラットで

結構いけてるのである。

ペアマッチを考えると頭が痛いが
これはこれで生かして
オリジナル状態を逸脱した チャンデバ マルチ前提の
ワイドレンジ super 206AXAをねらうのも

おもしろいかもしれない。

2010年1月28日木曜日

206AXA 後期型

206AXA 後期型は

ボイスコイルの耐久性を考慮してか

アルミのボイスコイルボビンが使われている

古い206は 紙である

音は当然違ってくる。

後期型の方が 中高域のピークが少なく聞きやすい。

古いモデルは紙のボビンなので

ピークがあり 鳴らしかた を誤ると

紙臭くて 古くさい音になるが

上手く鳴らすと それなりに 雰囲気のあるサウンドだ。

m0もおそらく違うのであろうが

コーン紙自体には大きな変更が無いように見える。

後期型は切り欠けの付いたセンタードームが付く。

単なる目隠しだろうと思うので 今回のリコーンでは省略。

フィックスドエッジにコーティングされるのが後期型の特徴。



なんとも迫力のある磁気回路で 

期待通りの 音がする (笑)

カードや時計を近づけると 磁化してダメになるので 危ない。

最近設計のウーファーとは設計思想が全く異なる フルレンジのお化けなので

紙臭くならないようにするには カナリの使いこなしを要求されるが・・・・ 涙

上手く使うと 凄い 音が出る。 特に低音と中域・・・・

ホーンの高域の延びには あまり期待しない方が良い  爆

スイートな甘さとナローレンジを許せるなら これはこれで 一つの 世界を持っていると思うのだ

このホーン、ビンテージ復刻アルバムを聴くには最高である。



2010年1月24日日曜日

206AXAのレストア 再び

Tru-sonic 206AXA

完璧に復活した604Eと比べると
何ともレトロで懐かしい響きの音であるが

音色やバランス ちょっと古いアルバムを聴くなら 抗しがたい魅力がある。

ボイスコイル擦れがひどくなってきたので、困っていたが

現在なかなかお目にかかれない、当時のホーレー社のコーン フィックスドエッジ
を入手することに成功し 折角なので

リコーンすることにした。

ハッキリ言って、面倒くさく、大変な作業だが それなりに楽しめる。








ボイスコイルとの接続はいつも緊張するところだ。

若干のトライアンドエラーを経て なんとか成功した。

Altec 604E をウーファーで使用する

Altec 604E

515B相当のウーファー部を持つ

ダンパーのセッティングが微妙にバスレフ向けに調整されているのか

515のように低音不足になることもなく

しかもパワーを入れると、猛烈にエネルギッシュな音を出す

604Eは、ダンパーが薄いナイロン製で非常に柔らかい。

Foを低く、ブラブラの状態にしてある。


後年の分厚いメッシュ製のスパイダーとは音が違う

またコーンもホーレーの上質なコーンを使っており、薄く軽い。

深いコーンでコルゲーションがなく、想像以上に分割振動が少ない。

逆に604Eはダンパー、エッジがへたり易いので、過酷な使用歴を経たユニットは
リコーンされている物も少なくない。当然音は変わる
(後年の補修キットは604Gや604Hのパーツなので それらの低音に近い・・・これもカナリいいのだが・・・・ やや重い感じか)

604Eは、大概ボイスコイル擦れ、ボイスコイルの落ち込み、センター狂い等で本来の音がでていないことが多いので、過小評価されている不幸なユニットでもある。(逆に狙い目でもある。)



このユニットはズタボロであったので当然ダンパーがやれており、しかもリボン断線あり コーン紙変形ありで まともな音のでない状態であったが

丁寧にオリジナルの素材を使ってレストア、脆弱な部分を補強して、復活させた。

今音を聞くと、その甲斐があった感じである。

非常に切れのある、ハイスピードな低音で、しかも深く沈む適度な重量感も併せ持つ。

アコースティック、弦楽器などは206AXAの軽々とハイスピードな音が魅惑的であるが

フュージョンやロックの激しいビートやエレキベースの沈む音は 604Eの圧勝。

たまに聞く(笑)プログレ系なんかは 604Eは最高である。

こうした使い方では、ウーファーはアンプ直結が良い。

ほとんどフルレンジの感じの使い方だ。

オリジナルのネットワーク経由では、音場感も含め かなり音質が低下する。

パワーアンプはアムクロンのMT600 でドライブしているが、これはダンピングファクター1000以上と高く

ウーファーをきっちりと制動している。

適度な厚みと音楽性と弾力があり、相性は抜群である。

個人的にはJBLのウーファー系よりも、ずっと音楽に馴染む 感じ・・・・ でボーカル帯域も含め
評価している。