2011年5月31日火曜日

太陽熱温水器プロジェクト サナース 10

サナース君

なかなかの働き者で

あなどれない保温性を持っている。

今朝は台風明けの曇天で

東京地方は曇りの予報

あまり期待していなかったが

一応満水にして出勤
水道水温15度前後

昼間はある程度日照があったようだが 基本的に薄曇り
風は冷たく、外気温は上がらず・・・


帰り道は肌寒くてコートを持ってくれば良かったと後悔する冷え込み。
(節電のため電車は暖房を入れない)

湯温を確認すると
42度

そのまま風呂に入れましたよ・・・・感謝

サナース恐るべし。
日照があれば外気温が下がっても入浴可能なのだ。

サナースで予想外に困った点は一つだけ

お湯がなんだか臭うのだ・・・・

カルキ臭に近いけれどもカルキではなく
おそらく、タンクやパッキング等のコーティングの臭いなのであろうが

最初はかなり強い臭いがした。
幸い、家族からはクレームは出なかったが 汗

なんとなくプールに入ったみたいな感じもあり 笑

ただ、臭いは使う毎にどんどん抜けてきて
2週間経過した現在は言われないと気が付かない程度になってきたので問題なし。

このお湯はそういうわけで(臭いと衛生面からと思われ)
飲料には適さないと説明書にも書いてありました。

サナースの湯温は日照頼み、かつ、低圧システムのため
基本的に風呂専用で使うのが適切な使用法と思われます。

(水道との混合栓にする方法もあるが、逆流や湯温の調整は難しいような気がします。)

とはいえ、サナース君はさしたる問題もなく、むしろ基本性能の高さに大いに満足している。
(ワタクシはメーカーサンとはマッタク無関係であります・・・・)

2011年5月30日月曜日

太陽熱温水器プロジェクト サナース 9

サナースの試運転開始

満水150Lと貯水量はやや小振り

給水量(温水)は135Lと、大きめの湯船にはやや少な目の湯量である。

巨大な湯船をお持ちのリッチなご家庭には極めて不向きな製品である(爆)

我が家の浴槽は幸か不幸か結構小さめなので・・・(笑)

135Lでもなんとか入浴可能で、これに少々の足し水(または足し湯)をすれば湯船は満杯になる。




5月 快晴の日 水道水温15度 外気温最高22度 で 夜8時の湯温 57度!!!


熱くて入れない程の湯 これに水を入れて42度に下げ、ちょうど湯船が満杯であった。



まことにありがたい 太陽熱のお風呂 であります。




薄い日が差す曇り日
湯温は37-8度ぐらい

これぐらいなら足し湯少々で入浴できる。

最悪は水道水温14度 外気温(最高気温)18度 台風の大雨の日 完全な曇り日 (昼間も部屋で読書するには照明が必要なぐらいの日) 
7時の水温は19度 ・・・・・ 涙

さすがに
日照がないと温度は上がりませぬ・・・・・(当然だ)

 しかし 大雨の中 僅かな太陽エネルギーを使って 水道水温+5度 最高気温+1度に水温を上昇させ、かつ保温している働きは立派とも言える。

サナース 結構優秀かもしれません。

一番感心したのは
快晴で夜9時の段階で57度の湯温になっていたものを夜一晩放置
(外気温は最低気温が13度ぐらいだったか?)
翌朝8時の水温が51度をキープしていたこと。

朝風呂に余裕で入れました。(笑)

さすが 真空管式 (魔法瓶) 太陽熱温水器は 保温性が高い

細かい点ではアレなところもあったものの

なかなかに基本性能の優秀な温水器である ・・・・ 

スリリングな買い物であったが・・・・汗

導入して良かった・・・・・と 安堵した。 笑

2011年5月28日土曜日

太陽熱温水器 プロジェクト サナース 8



レトロなデザインの中国産 日本仕様の 太陽熱温水器 サナース
日本のメーカーのBL認証?を受けているきちんとした製品だ。

高い保温性を持つ真空集熱管を特長とし
自作組み立て式の太陽熱温水器という
新たなフィールド?の製品でアリマス。

無事組上がった!

(写真に写っている、配管、配線は暫定的なモノである。 )

コントローラーのACアダプターをコンセントに差して、スイッチオン

ピピ ピピ ピピと
けたたましい ブザー音がして  (結構デカイ音 汗)

コントローラーの表示板のLEDがピカッと点灯

なんとも昭和レトロなコントローラーであります。汗

自己診断が終了すると

すかさず、電磁バルブが開になり
水がジャンジャンとタンクに注入され

満水になると自動的に電磁バルブは閉に
温度計は水温15度を示している

水漏れなし。

見事に、無事動作している様子である。笑

ナカナカこのキットは スリリング、かつ充実感 があります。

太陽熱温水器プロジェクト サナース 7



テフロンのシールテープをしっかり巻かないと
このように漏れが生じる。

右上の白いボックスはサナースの電磁弁である。


サナースは中国の温水器を日本仕様にして輸入しているようである。


寒い大陸性気候の中国であるから、冷めない構造は重要である。

そういえば、中国やチベットの奥地では中国製の魔法瓶が大活躍していた。
(中国花火のような花のペイントがされていてその濃いデザインに圧倒された印象がある。笑)
焚き火で沸かしたお湯は貴重なので、生活に魔法瓶は必須なのだという。

それと一緒で、ガラス製の魔法瓶は太陽熱温水器にも大変有効なパーツらしい・・・

特に冬場に威力を発揮するという。

真空ガラス管製造は 現在我が国ではごく一部の特殊なものを除くと衰退してしまっている。

脱線するが、現在細々と流通している日本製のオーディオ真空管はデットストックばかりで、新製品がないことからも日本の真空ガラス管製造の状況はなんとなく想像できる。 (日本製300Bはひょっとして唯一の例外?)


太陽熱温水器には大きいガラス製真空管を数多く必要とするため

今も大量のガラス製真空管を製造している中国製品を輸入するのは合理的と考えられる。

この集熱管は先進国の高緯度地域の太陽熱温水器のシステムにも導入されているようだ。

案外優秀な製品なのかもしれぬ・・・・・汗


この温水器、台座のゴムの臭いがきつかったり、アルミフレームの加工や水栓金具の精度が・・・などと若干アレ??ではあるものの

実用には問題ない工作精度は確保されているようである。

この辺の微妙な力の抜き加減が割と重要なのかもしれません。(爆)

2011年5月26日木曜日

太陽熱温水器プロジェクト サナース組み立て 6




完成

ずらりと並んだ集熱管がサナースの特長

なかなか迫力あり。

真空管アンプの世界に近い美しさかも・・・・(爆)



これがホルダーとパッキング(外側の)
タンクの内側にさらにオレンジのパッキングがある。

集熱管をきっちりと押さえ込んでいるので水漏れはない

単純な構造だがこれで大丈夫なようだ。


2011年5月25日水曜日

太陽熱温水器プロジェクト サナース 組み立て 5

太陽熱温水器サナース
集熱真空管のホルダーはプラスチック製
アルミフレームにはめ込み式

なんとなく怪しい感じなのだが
これできちんと真空管は収まるので
問題なし。


真空管の装填終了



このずらりと並んだパイプ・・・ 真空管 が集熱 保温に威力を発揮する

らしいノダ・・・・汗




2011年5月24日火曜日

太陽熱温水器プロジェクト 4 サナース 組み立て

サナース 組み立て中 汗

タンクを乗せるとだいぶそれらしくなる。

タンクは重い(30kg弱)のと、乗せてすぐにフレームとのビス止めが必要なので、ここだけは2人の作業となる。

息子に手伝ってもらって、なんとかできた。汗



ナイスな ホワイトとスカイブルーのカラーリングが 昭和的な 美しさ・・・笑

いや、時代が一回りして 逆に 最先端のセンスなのかもしれませぬ・・・ 汗


さて、このステンレスの貯湯漕に いよいよ 真空管式 集熱管を差し込むのだ・・・

透明な魔法瓶である。




真空管の端を中性洗剤を溶かした水で良く濡らしておかないと

タンクへのパイプの挿入はスムーズにできない・・・涙

慣れればたいしたことのない作業なのだが

最初はコツがわからず、なんとなく真空管が割れそうで、ヒヤヒヤした。

このガラスは一応耐熱対衝撃の強化ガラス?らしく

まっすぐ差し込む分には割れたりといったトラブルはなさそうだ。

コツとしては バケツに入れた水+中性洗剤をパイプに良くなじませること

ステンレスタンクの内側にあるパッキングに 手で中性洗剤の水を塗りつけて

すべすべにしておくとパイプはスルスルと中に入ってくれるのだった。 

2011年5月23日月曜日

太陽熱温水器プロジェクト 3

寺田鉄工所 という ところの サナース という 製品

なんとも昭和な ナイスな名前の会社 そして ナイスな ネーミング 爆

なんとなく怪しい雰囲気で(笑 失礼)

だがしかし、期待もあって

恐る恐る注文したのであるが・・・・

トナミ運輸の路線便で

無事届きました。

運送会社の方が大変親切で

搬入を手伝っていただいたおかげで

本当に助かりました。 (感謝)

届いた製品

箱にはめいっぱい 中国銘が・・・・

基本 中国製 らしい・・・・汗

鉄骨ならぬアルミフレーム

これが中国製らしくかなりバリが多く、しかも尖って毛羽立っていて

手を傷つけてしまった(涙)

ま、仕方ないか・・・・  汗


みなさんは 絶対に手袋をはめて作業して頂きたい。




ネジで固定、六角レンチがあると良い

少々やりにくいが アルミの加工精度自体は問題ないようだ・・・・



フレームを組み上げる途中の状態

これに水平トラス?が入る。

基部のプレートのゴムの質が・・・・ 中国製らしく かなり臭う 汗・・・・・・

だが不思議とスムーズに組み立てられてはいる。



2011年5月22日日曜日

太陽熱温水器プロジェクト 2



こんなに大きな 組み立てキット は初めてだ・・・・・汗

2011年5月18日水曜日

太陽熱温水器プロジェクト 1

太陽熱温水器に注目した理由

特に自然循環型に着目した

その理由は

とくかく効率が高く

ランニングコストが安いのだ 汗

日本人は頻繁に入浴するので
家庭の消費するエネルギーの約1/3が風呂のための湯沸かし 
との試算もあるらしく(ホントか?)

これがもし太陽光で補えたら もの凄い費用対効果になる。笑

我が家は毎日風呂に入るので 汗

太陽光でなんとかならないものかと考えていた

一時は完全オリジナルで温水器システムの自作まで考えたが やめた。 笑

太陽熱温水器での風呂

夏は簡単

冬は大変

晴天は簡単

曇天は大変

メンテも大変

中途半端なモノを買うと
屋根に粗大ゴミを抱え込むことになる。 汗

特に某社が強引な訪問販売で売りまくった反動で

冬使えない、曇ったら全然役に立たない
メンテにも撤去にも費用がかさむ

と、太陽熱温水器は さんざんな評価となった。

それで 敬遠していたのだが・・・
一時は太陽光発電の導入を真剣に考えた。

しかし、よく調べると
太陽光発電のあまりのハイコストかつ税金の投入ぶりに嫌気がさして・・・

再び、温水器に注目するようになった。


自作者向きの ローテク製品を見つけたのだ・・・爆



2011年5月14日土曜日

太陽光を学ぶための ガーデニングと 太陽熱温水器 汗

原発は深刻な状況が次々に明らかに・・・・

メルトダウン・・・・ 格納容器も損傷 漏れ漏れなのだ

復旧の見通し立たず。(工程表 何だったのか?)



なぜ、科学に対して 根拠なく かくも楽観的なのか?厳しく問う必要がありましょう 汗




そういえば
連休中にお台場に行った時、科学未来館が休館中であった。

なぜ連休に休館なのかと調べたら

地震の際に 建物が大きく揺れて
天井が落下したそうである。
(youtubeに出ている)

先端科学の粋を集めた常設展示館で
建物も収蔵内容も未来志向

ちなみに我が家は 友の会会員 である・・・・ 汗

先端科学の粋 ところが 未来志向のデザインが災いして、建物はもの凄く揺れたらしく
余震の際に天井のパネルが多数落下した。

けが人が出なかったのは不幸中の幸いである。


都庁の高層ビルも大規模補修が必要になったらしい
高層ビルの設計に今回のような遅く大きな揺れが想定されていなかったらしい

ここでも あそこでも 想定外・・・


浜岡原発もこのタイミングで止めて良かったのではないだろうか?

もちろん電力は厳しいのであるが
もしも 福島がこの状況で浜岡も同じ状況になったら

さすがに日本も アウト でありましょう。






20世紀は科学の時代 先端科学の夢を語る時代 であったけれど

21世紀はそろそろ 足元を見て 自然と調和してゆかないと

人類の未来は相当に暗い  汗




それで、これからは、ローテク 環境に親しむ必要があると考える。

やはり 基本は

太陽光線だ
土だ
植物だ

これなしには生きられないのだから。



化石燃料も 元をただせば 太陽エネルギーを植物が蓄積したもの

植物は 元々が バイオ ナノ工場 なのであるから 極めて先端的なのである。

たとえ、雑草一本でも

先端科学研究でも未だに実現していない 自己再生 持続性 を有した 
自立システムなのであります。


で、これからは 植物を知り、太陽光を知り、賢く活用する

そんなものが趣味として とても良い感じなのであります。




我が家も、ずーっと放置してきた バルコニー程度の 超狭小スペース 
”自称坪庭”をコツコツ整備している。汗



まずは、ぼうぼうに生えて 収拾がつかなくなった 雑木を植木業者さんに伐採してもらった

その樹の根の深さには 唖然

電動鋸とショベルを使ってようやく 根の処理に成功した。


樹の根 植物の地下茎のシステムは凄い。

植物が地中の水を高い木の葉の所まで吸い上げるメカニズム
全く無駄がない 実に効率的なシステムである。
ポンプを使わないのだから。
工学的には真似できない芸当である。


さて、根っこの処理だけでは気分は沈む。涙



これからの時代は(20世紀と同様) 鬱の時代と言われているので

少しでも明るい気分を目指さないと 趣味として続かない。汗


そこで、どんな植物を植えるか であるが・・・・・

日光を遮って夏の暑さを和らげるイミで ゴウヤが推奨されていた。

そこで、素直にゴウヤの苗を植えてみた・・・

2週間たって見ると 

ダンゴムシに葉っぱが無惨に食いちぎられておりました 汗
ダンゴムシ 恐るべし・・・・・


ダンゴムシに食われた かわいそうな葉っぱ・・・・・
ゴウヤ栽培も なんとなく 明るい気分にはなれそうもない・・・・ 
ツル科の植物って ヤッパリ微妙に地味かな・・・・  爆



そこで作戦変更

落ち着いた気分 と関連のある情報を検索したり訊いたところ
花の香り、ハーブの香りが良いという。

特に バラのエッセンシャルオイル が割と気分的な変調に良いらしく
自然の花の香りも 侮れない効果 があるらしい

科学的因果関係は不明だが・・・・  爆



女性がバラを好むのは、性ホルモンバランスの変調に
バラ(ゼラニウムなども)の芳香が
経験的に効果があるため という

ちなみに バラの本物のエッセンシャルオイルは 非常に高価なものである。



そこで、なんとなく飽きの来ない感じで
香りの良いバラを 適当に選んで買ってきた

もちろん、母の日 というか
(かみさんのご機嫌のため・・・・という部分もデカイが・・・ 大汗)

セントスイサン という品種で
いわゆる イングリッシュローズ というモノだ。



St. Swithun

Micronikkor 55mm F2.8 Sony NEX5

デービッド オースチンが開発し、1996年発表というから
比較的新しい品種か。

モダンローズにしては 病気に強い品種であるとのこと




バラは育てにくいとされ、これまで敬遠してきたのであるが 今回あえてチャレンジする事に決めた。


バラについて思うこと。

20世紀(特にバブル期)は切り花、花束のプレゼントの時代 であった ・・・汗

バラは鉢植え マンションのベランダや温室などで育てる時代であった・・・・


これからの21世紀は 平屋の 庭の土に植えて 

バラの 樹を育てる時代 になるのではないかなと思う。

なつかしい昭和の時代に戻る感じか・・・


バラも病気に強い品種を選べば 趣味性は高い割には難しくないという・・・

ちなみに弱い品種、黄色いものやら青いモノは、今だに育てるのは手間がかかって結構大変だそうである。


ワタクシは ド初心者かつ 土から離れて久しいのであるが・・・・(汗)
自然と強制的に対話するために(笑)

水やり、肥料 消毒など
定期的なメンテの必要な バラの手入れに 着手することとなった。

St. Swithun
Micro nikkor 55mm F2.8 Sony NEX5


バラの香りを嗅いでみる・・・

なんとなく気分がイイ 笑




次は 太陽熱温水器だ・・・・・ 爆

2011年5月12日木曜日

DCX2496交換まで 206AXAで、まったりと・・・

DCX2496の入れ替え作業であるが

素の(無改造の)2496の音は 最初から 聞く気がしない ので・・・・ 汗

改造後に入れ替えということになるので

もうしばらくはマルチはお休みである。涙

こういう時は違った楽しみを探るべきである。

我が家のメインシステムは ウーファー兼 フルレンジの206AXA

マルチの場合はこれに500前後でアルティック 299 さらにリボンツイーターFT-7RP を追加の3ウエイ

これがお休みなので

フルレンジ動作の206AXAがメインとなる。



オリジナルの206AXA ネットワークボックス オリジナルホーン バイポーラトランジスタアンプのAmcron MT600ドライブ の音であるが・・・



改めて聴くと

高域の同軸ホーンは やや渋め レトロな雰囲気タップリ・・・・笑

中域 の ボーカルは ゾクゾクするぐらい ファットで 弾力があり、厚みがあって快感

低域は 150 4Cっぽい 深みのある 音程明瞭な ベース バスドラ

なかなか イケル。

マーカスミラーのベースなど・・・・ 涙もの であります。


206AXA、普通に聴いて
評価が分かれるとすれば、高域だろう

この時代のアルミダイアフラムは 膜厚が結構あるのと
タンジェンシャルエッジのような気の利いた(?)細工がないので

やや甘めの高音なのだ。

最新の録音 抜けの良い 高域を求めると これは 少々 ストレスが溜まる 汗

しかし 50年代のボーカルなどは この くすんだ感じ、アルミの甘い感じが
スパイスとして効いて 結構 痺れる・・・・。




Verveのアルバム 

今も昔も サウンドポリシーが変わらないのが凄い・・・・

特にボーカルとピアノは



ダイアナクラールは時々聴く。

この2001年のアルバムも、206AXAで聴くと・・・
まるで 50~60年代のアナログレコードのような
厚く、まったりとした 懐かしい ジャズそのものの雰囲気で 

部屋がリッチな音に満たされる。 笑

特に5曲目の ベサメムーチョ は 結構、いい感じだ ・・・ 笑

ビンテージユニットは それなりに 選曲も配慮して楽しんだ方がよさそうだ。

2011年5月9日月曜日

DCX2496昇天す・・・・ そしてDCX2496 24bit 96kHz再び・・・・汗

DCX 2496が完全に逝ってしまった。(涙)

4-5年使って、イロイロ弄ったので仕方ないか・・・・・。(汗)

この機種、電源とアナログ回路は弱い。

その辺を割り切って、改造ベース として使うマニア向けの機種だ。(爆)

今回の故障も、電源周りに発生した。(涙)

かなりの重症だったので

修理する気力も、時間もなかったので・・・

多少 移り気になって 他者製品や高級品も検討してはみたが

結局
新しいDCX 2496を購入する事にした。(涙)

なぜなら、”改造後のDCX 2496の音は 凄い・・・・” からだ。

今はもっと高速高精度高密度なチップも存在するし
猛烈に供給能力の高い電源も存在する。

しかし、ソースの方は頭打ちである。
未だに16bit 44KのCDがメインではないか!

瀕死のSACDもデジタル出入力は同一メーカー間のみに限られ・・・
ほとんど互換性ゼロ・・・・

結局 ハイビット音楽配信ぐらいしか将来の可能性はナシ・・・

そこでインターネットのハイビット音楽配信を視聴した結果

ファイルサイズとクオリティーのバランスがもっとも良いのが
24bit 96kHzであった。汗

実際にスタジオでも24bit 96kHzで収録して、編集時にアップサンプリングして?
192Hzの配信音源や、SACD化してたりすることもあるらしい。

DCX2496は、入力をデジタルにして、出力レベルをアンプ側の入力ゲイン調整で上手く調整(デジタルボリュームで極力絞らずに、入力ゲインの方で絞る)すれば、

24bit 96kHzではあるけれども、

現在でも十分通用するクオリティと思われる。

2011年5月5日木曜日

これからの趣味としての 省エネライフ を ツラツラ考えてみた汗



今回の未曾有の大災害 (地震+原発事故)で 

ガラガラといろいろな価値観が崩れ、また揺らいでいる・・・・・ 涙


”省エネライフ” って 完全に死語なんですけども・・・ それが 個人的には 復活の兆し。


正直、これまでは グリーンエネルギー CO2削減 って あまり まともに 考えてなかった。




京都議定書でCO2削減目標 +政権交代の際 あり得ないぐらいの CO2削減目標の国際宣言

冗談に近い?C02取引(途上国は都合に合わせて参加したりしなかったり・・・汗)の話とか

で、グリーン エコライフ も 金がらみで 随分とまた きな臭い 感じになっていた。


それで、省エネについては 個人的に興味はあるけれども 割と敬遠気味 に眺めていた・・・・・・・ 

そこに今回の未曾有の大災害で 政府は CO2削減目標を事実上棚上げ・・・・ というか 
沈黙・・・・(爆)

省電力、夏の電源確保 で手一杯になっている。



個人的に 今回の一連の災害を契機に 

今後こそは ココロして 省エネに取り組もう それも趣味として・・・ と考えるようになってきた。 笑


結論から言うと これからやろうかな・・・・・と 考え、計画しているのは

1.太陽熱温水器と
2.遮光断熱
3.省エネ 非常用蓄電 DC補助給電システム

である。

それも あくまで趣味の範囲だから 自作または自分で施工 でやるつもりだ・・・・爆


動機は単純・・・・



原発災害の補償費が電気料金と税金に上乗せされる  すなわち

電気代値上げ+増税 が必至な 情勢になってきたからだ。
(もちろんガス代も上がるだろう)



今後原発の増設は難しく、再び化石燃料依存になると 化石燃料は値上がりしているので
今は円高なので燃料費の変化は目立たないが、もしも円安に振れたら ・・・・ ガクガクブルブル 

これから確実に電気料金は値上げ・・・・・・

しかも、原発の廃炉、莫大な放射線汚染物質処理費も上乗せされるという

こちらのコストは 天井知らず。
ワタクシは 30年はかかる と考えてますから、その場合、いったいいくらになるのやら・・・・・

国民負担は間違いない と考えて良い。



ちなみに、これまで原発関連に政府が付けていた予算(年7000億以上とも) +電力会社がつぎ込んでいた費用総額を考えると これもまた ガクガクぶるぶる・・・・


管轄省庁や安全委員会のセンセイ方の報酬 天下りの方々の報酬 を考えると 

怒りを通り越して 我が国の情けなさ・・・・ 暗い未来 ・・・・・ に 涙が出てくる。





結局 今回の取り返しの付かない事態の つけ は電気代と税金に降りかかる  ・・・・・だろう

少なくとも電気は ジワジワと とても高いもの になってゆく・・・・

だったら、今のようなペースで 電気は使えなくなる・・・・ 省エネしたい と真剣に思う。



しかし、

現在の生活の質を落とさずに はたして電気代を抑制できるだろうか?

これは実際、非常に難しい課題だ。

なので、趣味として まあ 無理のない範囲で 笑 どれぐらい出来るのか ボチボチ考えてみたい




無理のない範囲 というのは 懐に無理のない投資額 という部分が大きい。




例えば、電力会社に支払う電気代を下げる 電力会社依存を減らすイミで 自家発電システム導入を考えると・・・・

これはばかばかしいくらいに 金がかかる。
特に専門業者に見積もりを出すと やる気も完全に失せる。



太陽光発電 まともに やると 300から400万かかる

メーカーや自治体は これに補助金(税金だ)が付くし 何十年も持つので
太陽光の売電で投資額は回収できる・・・・・という話になっているのだが

ところが、現在のシステム価格では黒字になることは難しく、結局 なんとか釣り合いを取るために

電力会社が太陽光発電を買い取る値段に 補助(金)を付けて 

この分のコストは 関係ないヒトの電気代や税金に(?)薄く広く上乗せされている。(怒)

誰のための発電なのか 今ひとつ よくわからない。

(原発推進に多額の税金をつぎ込むより はるかに ましな話なのだが 少なくとも効率の良い話ではない だれかの もうけ になってる 早い話・・・・・爆!)

(ずっと エネルギー効率の良い 風車や 太陽熱温水器は 切り捨てられている のも 誠に変な話なのだ!!!)


災害にも強い鳴り物入りの太陽光発電は、メーカーによっては、停電などのいざという時に システムが使えなかったりする。(爆)

そもそも、昼間は留守の家庭だと 高額な蓄電システム(もの凄く重いバッテリーをずらりと並べる)
を導入しないかぎり ほとんど導入のメリットはない。
(電気代の請求書や、休日の昼間電力に自己満足する程度?)

特に我が家は都心の悪条件にあるので、午後には高層マンションの日影がかかり、ソーラーパネルは導入のイミなし。(涙)


そもそも、自家発電 省電力対策で 頭が痛いのは エアコン エレベーター 冷蔵庫 IHクッカー 電子レンジ 電子ヒーターなどの大電力消費機器だ。

常時大電力を消費するものもあるし、

さらには電源ON時の突入電流が巨大で

並のインバーターは警告音を発して給電を停止してしまう 


まさしく 自家停電 である・・・・・ 爆


こういう機械を使うのならば、 素直に 電力会社から電気を買った方が良い ・・・爆

すなわち、オール電化の高層マンション居住の場合は 今後の電気代に覚悟・・・ スベシ である。
自家発電や蓄電は諦めた方がよい。



ちょっと脱線するが、都心のウオーターフロントの高層マンション  オール電化マンション

これは20世紀の ゼネコン 電力会社 電機メーカーの描いた 

きわめてご都合の良いシステム・・・・(=罠?)

ウオーターフロントって、もともと低い工場の土地や埋め立ての倉庫だったような所・・・・汗

地震 → 液状化 津波や高潮 地盤の沈下

建物そのものは耐震なので大丈夫でしょうが
長期的な資産としては どうなんでしょうか?
(例 千○県○安市 とか・・・)

さらにツライのが高層マンションの高層階
夜景や眺望はすんばらしく 綺麗ですが。

停電になったら階段を登り降りしなければいけませんし
水の汲み上げポンプはどうなるのかわかりません。

電気が来なくなったり、電気代が じりじり値上げ されたら

今の便利さと引き替えに いろんな不都合も起きてしまう。







我が家は古い戸建て(ボロ家ともいう・・・・)なので

省エネに関しては マンションよりは対策の余地はあるかもしれない。(汗)


最初から エレベーターはないし(爆)、オール電化でもない 

(昭和のオールド電化ともいう)

古い戸建て 乾電池点火のガスコンロだ・・・・ 停電にはめっぽう強い(爆)

ガスの古い給湯システムも 電気式貯湯給湯器と違って 

使うときに直接水を加熱するので効率はイイ。

オールドシステムの良さ である・・・・ (時代遅れとも言う 爆)





さて、そんな我が家の省エネ対策だが、
冷暖房を中心に対策し、さらに不必要な電力消費を極力下げる必要がある。


とりあえず 暖房効率をアップするために

ガラス窓を2重サッシに交換した(インナーサッシ)を付けてみた

これはカナリ効果があった。(エコポイントが付くので去年施工した)

エアコンもインバーター式の新しいのに替えた(エコポイントで昨年更新した)

これも 元のエアコン(クーラーともいう)が超古かったので 随分効果があった。(汗)

しかし 最新の大型エアコン、コンプレッサーの稼動開始時の瞬間的な電気消費量は凄い・・・・汗
(こればっかりは、電力会社頼みである。)



照明は・・・・・ 白熱電球は全廃(バイオライトのみ1つだけクリプトン球が残ったが)し、
全て蛍光灯式に、さらに可能なところは LED照明にしてみた。


さて、肝心のオーディオ趣味の方も 汗

地震で大幅に志向が変化した。
(管球システム ビンテージシステム 大破・・・・涙)


真空管アンプやSRアンプは
稼動時間を大幅に短縮して 集中して聴くときにだけONにする。
(やはり音はイイ・・・ 汗)

BGMでだらだら長く聴く場合は 1WのD級アンプ や アンプレス 

すなわちCD出力を高能率スピーカーへダイレクトに入力して 使っている。(爆) 

我が家にはもともと 低能率スピーカーはない。

今こそ
95dbや100db稼ぐ、バックロードやホーンシステム、15インチモンスターユニットの本領発揮だ。(爆)

例えアンプが1Wでも・・・・ 結構な爆音 が出せる。

BGMの場合は 爆音でなくても、歯切れ良く 程々の音質で ノリが良ければ 事足りる。



消費電力の制限付きという条件で スピーカーやケーブル を新たにセッティングをするのは 新鮮で楽しいチャレンジだ。

楽しい発見は アンプレス システムの可能性が広いこと。

アルティック205フルレンジの超小型バックロードシステムは パイオニアのポータブルDVDプレーヤーのヘッドフォン出力で 軽快に浪々と鳴り ご機嫌だ。

アンプがなく、ヘッドフォンの出力をボリューム全開で(抵抗器が介在しない 汗)再生するので

透明感とスピード感は凄い 爆 (時々 逆起電力で少々 歪んだりもするが) 



もちろん、これで良い具合に鳴るのであれば、今のACアダプターから、将来例えば小さな太陽光発電パネルで充電した バッテリーのDC電源に電源を変更することも可能だ・・・・爆。



オーディオ都市伝説的な
200Vの専用トランスを上げ、専用線を引きこむ クリーン電源化とかいう 
ドエライ話 も不要となる。

(専用トランス クリーン電源装置 って オーディオ会社 音響施工会社 電力会社の思うつぼ・・・
である。もちろん猛烈にノイジーな環境にお住まいの方には 効果はあるにはあるだろうが・・・・・)

専用のDC電源を用意すれば、ローコストで、(音はバッテリー性能に拠るが  今は 自作なら、いろんな選択肢がある・・・・) おそらく、アイソレートされたクリーンな高音質電源になるだろう。



省エネも 趣味とリンク させると まだまだ夢があって 実に楽しく 奥は深い。(笑)