2011年6月30日木曜日

夏本番 省エネ本番 我が家の取り組み

熱い夏になってきました。汗

先日は東京都心35度オーバーで
電力利用率93-4%まで上昇
省エネしていてこれであるから
この夏どうなるのか少々不安である。

一応明日から大口需要家を中心に
消費電力分散が図られるという。
これに期待するしかない・・・・・ 汗

普通だったら 原発即廃止となりうる 大事故+収拾の見通しなし

なのであるが、今の日本は体力が弱っている上、

電力不足が深刻で、原発廃止運動はそれほど盛り上がらず
原発再起動を望む雰囲気すら漂い始めている  涙


本日も強烈な日照 +大気が不安定で
午前中は朝から日差しが強く
昼頃から空は急に曇り
夕立の様な雨

雨のやんだ後気温は下がったものの
湿度が上昇して、部屋の温度は高いまま・・・・涙

こういう時は
網戸を使ってまず換気
風の通り道を作り
窓際にサーキュレーターを置いて
急速換気した後に
窓を閉めて
設定やや温度高めで エアコンを稼動

これでエアコンが部屋の熱気を放出する仕事を
軽減し、室外機の加熱を防ぐことができる。
(この辺は割と、ポイントだ)



窓を開けて換気するだけでは湿度は下がらない

それだけに、エアコンはやはり重要であります。
設定温度程々のエアコンの稼動により

除湿+室温も低下します。

暑がりのヒトには (我が家ではワタクシと長男)
大中サイズのサーキュレーターを専用にあてがう。(笑)

湿度が下がっていて、部屋の空気が循環していれば
それなりに結構快適なのだ。

そんな感じで使えば エアコンの電気消費は激減している模様。(笑)


健康を害さない程度に 
細々と省エネの取り組みをして

原発が10基も20基も必要なくなるぐらい 勢いのあるエコ
に結びつけたいものであります。汗

しかし、どちらかというと

これは将来絶対に避けられない 電力料金大幅値上げ に対する
事前対抗策であります。

我が家の対策でありますが・・・・

1.エアコンの更新
リビングのエアコンを省エネ型に更新

これはかなり効果があるようです。

2.二重窓
内窓を付けました。すきま風がシャットアウトされて
暖房効率がアップしただけでなく、冷房の効率も良くなったようです。

3.二重窓へアルミシートの入れ込み
以前書いた、100均のアルミレジャーシートを赤外線遮光フィルターとして使う
帰宅時の部屋のもやっとした暑さが軽減し、西日によるエアコンの効率低下が改善した。

4.サーキュレーターの使用
アマゾンで安いサーキュレーターを大、中サイズ 購入
帰宅時の部屋の熱気を排気したり
エアコンの冷気を部屋中循環させる
帰宅直後の身体を冷やすのにも効果的

5.網戸の増設
久しく使っていなかった網戸を整備
風の通り道を作って自然循環するようにした。
(サーキュレーターでも過ごせる時間が増え、エアコン初動時の負荷を下げた)

6.太陽熱温水器
我が家はガス式の風呂なので電気とは直接関係ないのだが
エアコン控えめで汗ばんだ肌には風呂が最高
昨日64度
本日58度
湯船満杯の湯でリラックス
太陽のお風呂は気兼ねなく入れるのが嬉しい。

7.自立型太陽光発電(建設中・・・・汗)
LED照明と組み合わせ、現在部屋の予備照明系統として活躍中
昼光色のLEDは不思議な清涼感があって 新鮮だ。

8.冷風機(除湿器)の活用
部屋用除湿乾燥機というのがあるが
これに熱気の排気用ダクトが付いたタイプがある。
我が家はコロナのものを愛用しているが
2重サッシで機密性が高まると部屋の湿度が上昇するので
これは必須。
熱気を効果的に排気すると冷房にもなる。

9.クールビズ
機能性ウエアの性能は凄い
特に夏のランニング用ウエアは冷感アップ著しい お試しアレ


10.居場所の移動・・・汗
暑い時間には涼しい部屋に移動
我が家は1階の北側が涼しいので
一人でコソコソ仕事するときはそちらに冷風器を持ち込んで
作業している。(汗)

11.パーソナル扇風機
肩から首筋を冷やす シロッコファン式の扇風機を作ってみた 汗
案外効果あります。


と、まあ色々やっていますが
それなりの効果は出ているようです。

2011年6月28日火曜日

太陽光発電の政策について・・・


首相は将来1000万戸に太陽光発電を普及させると発言したそうですが・・・ 汗
再生可能エネルギーにシフトという政策転換も進めるとか・・・

もちろん立派ですし、エライことだと思います ケレドモ・・・・・

そう言えば前首相はCO2大幅削減の国際公約をブチ上げてましたが・・・・爆
その後どうなったのかは 知りません ガクガクブルブル・・・・

日本、場当たり的にいろいろ発言してますけど
本当に 将来 大丈夫なんでしょうか?
カナリ不安。

太陽光発電を実際にやってみて・・・ 
コスト的には なかなか厳しいなあ・・・・ というのが実感

とにかく高いのだ 初期投資が・・・・ 現在のメーカー標準のシステムで、だいたい300万円コース 汗


その割には満足度が・・・・という声は結構多い。

というのは、日本のほとんどの家庭用大型システムの場合 系統連携となる。
作った電気はそのまま送電システムに流すのだ。


理論的にはすばらしいシステムなのだが

液晶モニターを見て あ、今日は ○○○○KW発電したんだな・・・・○円得したな・・・・
というのを見て いつまで満足できるのか ワタクシは自信がない

画面の表示が 子供向け?の絵本というか、ややマンガっぽい幼稚な絵柄なのも どうかなと・・・・

300万円の商品を 毎日 可愛い液晶画面の表示 を見るだけで
ただ可愛い・・・いつまで 素直に満足できるのだろう? 汗

ワタクシの場合 すぐに飽きてしまいそうだ・・・・ 涙

大枚叩いて苦労して設置した、その割には 僅かな太陽光の電気を

潤沢に電気が流れている 電力会社様の送電網に返すのだ。

もの凄く沢山の家で、システマチックに発電すれば この方式のメリットが出るというのは良くわかる。

しかし、現状での太陽光の発電量は
日本の電力の0.00004%にすぎない とか(統計の取り方にもよるそうだが・・・・)

これを日本の主要な施策にしちゃって 日本は大丈夫か(特に財政が・・・)カナリ不安。

その理由。我が国の家々の形は個性的でバラバラなのだ。

欧米のお家は形が均一というか、地域ごとに秩序があるのだが。

(日本で秩序があるとしたら、高層マンション群と白川郷の合掌造りぐらい?爆)

日本の家は屋根の形一つ取っても ランダム バラバラで
形が規格化できないから、太陽光発電パネルの設置コストも高く

低コストで 1000万世帯から発電できるとは とても思えない。

無尽蔵に予算があれば別の話だが
そのために消費税アップは勘弁して欲しい。



現状の系統連携の補助金制度を家庭菜園に例えてみれば、

家庭菜園でせっせと育てた
新鮮なトマトやナス、ハーブを
自分の家の食卓ですぐにいただくのではなく

とりあえず市場に送って売りさばき、

野菜は別にスーパーで買う
自分の作った分がスーパーで買った分を上回った場合

差額分について特別価格(2倍)のキャッシュバックがある・・・(レシートを見てわかる)みたいな
(10年間の期限を過ぎるとキャッシュバックの率は下がる 汗)

キャッシュバックの予算は、税金(例えば消費税や住民税)
(もちろん、太陽光発電をしていない家庭からも徴収)

これって・・・・なんだか微妙に変なシステムではなかろうか?

家庭菜園の野菜やハーブだったら、
普通自分の家で食べるか、ご近所にお裾分けするのでは?


2011年6月26日日曜日

原発のこれから 

福島 微妙な感じらしい。

もっと言えば(カナリ深刻)

溶け落ちた核物質が格納容器の底 さらに制御棒の穴から下に落ち

原子炉構築物(コンクリ)の間に溜まっているか

あるいは岩盤に達しているか・・(ガクガクブルブル)

放射線量が高すぎ、汚染水に阻まれ

どこにどのぐらい溜まっているか 計測不能らしい

ホウ酸水も投入しているようだが・・・・・

工程表・・・・
冷温停止になればそれなりの予定も立つが

冷温停止にならなかったら まったく今後の予測が不能という事態になるらしい

一カ所に集中して溜まると臨界の条件が整う → 連鎖反応となり温度は急激に上昇 
(チャイナシンドローム )

分散して水等で冷えていれば 冷温停止に持ち込める余地が今後も残る ということになる。



ある程度まとまった燃料塊が高熱を発しながら徐々に沈下した場合

コンクリートの耐熱性は限界があるので
徐々に構造を破壊しながら沈下
鉄骨なども溶けるので
亀裂から徐々に構造破壊が進むとして
一部が岩盤に達する可能性もある。

岩盤に達したら
問題は海岸線に原発が建っているという事実だ
岩盤の傾斜は海側に向かっているとも考えられ
垂直に沈下するだけでなく基礎の鉄部から岩盤深部に落ちる、
あるいは岩盤を伝って 例えばコンクリートとの境界を徐々に破壊しながら
海水に接するところまで達する可能性もある。

万が一そうなった場合は
もはやヒトの力ではどうにもならない過酷な状況になるでありましょう。

もしもそうなった場合には
高温の核燃料が海水と直接反応する状況となるかもしれない。

そうした場合、

どの程度の海洋汚染になるのか
どの程度の規模の(水蒸気?水素?)爆発が発生するのか
あるいは海水で冷却されうるのか?

だれにもわからないのだ。

今はただ 核物質がコンクリートの上で 
注水された水によって 
順調に冷却されていると信じて 
作業を続けるしかないようだ。



2011年6月25日土曜日

夏の電力不足に向けた、自立型 太陽光発電の試み 7

無謀にも太陽光発電を独立型でやろうという試み・・・・汗


イキナリですが・・・
太陽光発電はナカナカ大変である・・・・

太陽熱温水器の活躍ぶりに味をしめて(爆)
太陽光発電にも手を出した・・・・汗


これまでに書いたように、太陽熱温水器の方は大活躍しており

殆ど毎日 手間いらずで お湯を作ってくれる。
ランニングコストもかからず
サナースはシンプルながら十分な機能があり、
スイッチ一つで注水 満水で自動停止
その後は本体のスイッチを切っても
サイフォン式に自然に水が循環してお湯ができる。
分厚いウレタンフォームの断熱タンクと
真空管集熱器の蓄湯性能は極めて高い。
とにかく効率が良く、完成度が高いのだ

それに比べると太陽光発電はナカナカ 手強いのだ
発電効率は15-6%なので
かなりパネルを並べないと家電を駆動できない。
集光できる時間は限られており
蓄電は鉛蓄電池程度
電気はお湯と違って溜めるのが難しいのだ・・・・ 汗

発電量も日照に大きく影響されるので
雲がかかると発電量は激減・・・・涙

というわけで
できる限り性能の良い太陽光パネルを
予算の限り集めた方がよい・・・・爆

しかしながら、一枚10万から14万ぐらいと 高価な商品なのだ。
補助金と電気の買い取り価格上乗せでなんとか20年で元が取れるか取れないか
といったモノなのであるから

そういった補助金も電気の買い取りもない 独立型の場合は
自費で全部揃えることになる 大泣き

今回は 取り外し品(中古品) をゲットしてみた。(汗)
時々施工業者に,こういった中古パネルは入荷するらしく
年数で劣化した分と、中古な分 格安で入手可能・・・・ といっても
それなりに高額なものである。(泣き)

今回は京セラ製
型落ち直前だが・・・ 一応現行商品だ・・・・183Wも出力するのだという 笑

一枚16.5キロと ずっしり重く
サイズも微妙に大きい。
階段を搬入路にしたのだが、ギリギリセーフのサイズで
一人で屋上に搬入するのはかなり厳しかった。(汗)

宅配の方に途中まで手伝っていただいて、なんとか搬入した。
ヤマト運輸の方に感謝 であります。

太陽光発電の設置も ナカナカの大仕事 なんであります。





2011年6月24日金曜日

冷房効率を上げる 100円ショップのアルミシート

一昨日と昨日はジリジリと気温は上昇

東京は30度越え
日向の道路表面は50度に達したとか

電気消費量は88%台まで上昇

省エネ エコ 対策していて 6月の時点で90%を伺う状況だ

7月から大口需要家の対策が始まるので問題ないという楽観論と

6月の時点でこれでは電力不足になるだろうとの悲観論

どっちが正しいかは789月にならないとわからない。汗

ワタクシ的には
7月までは 緊張感があるので大丈夫な気がするが
だんだん ばてて きて 8月 9月の残暑が厳しかったら
そのころがなんとなく電力不足で 危ないような気がする。

さて、少しでも省エネということになると
窓からの日射をどのようにコントロールするかだが
我が家も
遮光カーテン
ブラインド
2重サッシ
と、すべて試したが

夏の強烈な日射が来ると どうしても部屋の温度はジリジリ上昇してしまう。

なんとかならないかと調べたら
窓に遮光のフイルムを張るのが効果的だという

しかし遮光フイルムを張ってしまったら
冬部屋を日射で暖める効果が激減してしまう
当たり前だが・・・・笑

そこでこんなモノを使うことに・・・・・汗


100円ショップで売っている、レジャーシートというもの

冷凍冷蔵品を買ったときに保冷材を入れて使ったりする
保冷バックの、あのアルミのシートである。

この商品、大きさが180X90あり
なおかつ、 とても薄い のが特長

窓に張ると、日射が透けて見えるのだ
NDフイルターのような感じで
安物だからアルミ層が薄いのだろう 爆

ところがこれがちょうど日射を遮るのに非常に効果的で
我が家は2重サッシの外窓と中窓の間に
屏風を立てるようにこのシートを広げて入れている。

すると窓のだいたい3/4が遮光され
しかもアルミ層が適度に薄いので真っ暗にはならない。

日中の直射と
西日が強い我が家では

明らかに帰宅時の部屋の温度が違う。

一枚たったの100円で
夏場が終わったら畳んでしまうことができるので
フィルムシートを窓に張り込んで後で(冬に)後悔するようなこともない。

売り切れる前にゲットされることを 強くお勧めしたい。


2011年6月22日水曜日

サナース 太陽熱温水器 60度達成

サナース
昨日は曇りのち晴れで湯温42度

本日は久しぶりの快晴
湯温はどんどん上昇し

午後9時の時点で60度!

足し水で温度を下げて
湯船満杯のお湯であります。

太陽熱温水器の効率の良さを実感

少々熱すぎるぐらいなので
一部のお湯を使って入浴し

残り湯はサナースのタンクに残し
翌日に回す使い方も十分可能なのが
真空管式のサナースの良いところだ。


2011年6月19日日曜日

太陽光発電の試み 6 参考書


書店に行くと

原発の危険性を説く告発本っぽいもの
政府官僚と政治家会社の癒着を書いているもの
あいかわらずのビジネス成功本、自己実現本
文芸書、雑誌・・・

震災後の様々な問題が取り上げられている。

しかし、どれを読んだところで さしたる解決法は 記載されていない・・・・、涙

一方、なんの裏付けもない ばくぜんとした希望 または絶望 は饒舌に書かれていたりもする・・・・ 涙


最近の流行は ドラッガーのアニメっぽい絵柄の本・・・・汗

これはつい最近まで世界を席巻していた
グローバル金融商品(国際金融錬金術ともいう)完全崩壊(+アニメ)の影響かと思われ・・・汗

そういえば、ある金融のプロが 私的コメントとして 「日本の国債を買いなさい」 と言っていた 爆 
あの世界、完全敗北ってことみたいですな・・・   汗

それでも投機するヒトは相変わらずマネーゲームに没頭している。

永田町や学者のエライ先生方も、どんなに問題が露呈しても 

ずっと しがみついて いる。

とにかく、今の社会構造も (そして原発も) そっとやそっとでなくなりそうもない・・・・涙

国債発行の垂れ流しも・・・・・・・。



将来のビジョンも なし・・・・


とにかく 今は 底なしの空洞・・・・なんであります。



確実にわかっていることは
この夏電気が足りないこと。

そして いつかは

消費税が上がることと
電気代が上がること・・・・汗

でも・・・・


こんな本もありましたよ! 笑

技術立国 日本丸は これでいかないと・・・・汗

自立型太陽光発電について、技術面から、詳細に、かつ実践的に、しかも親切に解説してある。
ありがたいことです。

志ある方は、他人に頼らず、自分で解決しましょう!

2011年6月15日水曜日

真空管式 太陽熱温水器 サナース  その後・・・・

サナースはナカナカ優秀で

本日も東京は曇りの天気であったが、

昼間に若干の晴れ間があったため
湯温は42度ぴったり であった
素直に嬉しい。(爆)

サナースの良いところは外気温の影響を受けにくいこと。

もちろん水道水の温度は外気温と比例するので
結果的には影響されるわけだが

最も湯温に直結しているのは日照の強さと時間である。

快晴 一日中晴れの日は 5-6月(水道水温18度ぐらい)は安定して湯温50~57度になるようだ。

一方、曇りの日の湯温の予測は難しい・・・・ (汗)

日中太陽が見え隠れして比較的明るい曇り日は 
うまくすると体温程度(35~37度ぐらい)まで湯温は上昇

雨の日か、完全な曇天で、日中部屋の照明が必要な日には
湯温(というか水温・・・・・ 爆)は 25~29度ぐらいで  ガッカリ。(涙)

それでも僅かな日照で 水道水温+10度ぐらい温度を稼いでいるので

優秀な働きぶり・・・ と言えるだろう。

例えば・・・・
前日曇天で水温が上がらず(30度程度)
あきらめてそのまま一晩ほったらかし・・・
翌朝タンクの水温28度 (外気温19度ぐらい)
というのも 地味ながら なかなか感心できる値だ

あくる日も引き続き曇天・・・
昼の僅かな薄日で再び湯温は上昇し
夕方には結局40度に達していて風呂に入れた。(笑)


自然循環式の太陽熱温水器のランニングコストはゼロに近い

(水道代はもちろんかかるし、雨の日や曇天では追い炊きは必要だが・・・)

自然循環式の太陽熱温水器はレトロというか
カナリ地味目なエコ商品だが・・・・ (笑)

導入の価値 充分有り・・・・ 満足度は非常に高い。



2011年6月14日火曜日

太陽光発電の試み 5 自立型に必須のディープサイクルバッテリー

自立型に必須のディープサイクルバッテリー だが

GS湯浅のマリン用にした。
もっと高性能のものもあるらしいのだが
コストパフォーマンスが高いのがこの GS YUASA製

ディープサイクルバッテリーは
通常のバッテリーよりも深く放電させても
ダメージがない(少ない)の大きな特徴だという。

キャンピングカーに搭載されているのもこれであるし、
もちろんマリンレジャーで大活躍。
モーターの駆動や
魚群探知機
ゴージャスなクルーザーでは
電子レンジなんかもこれで動かすのだとか。

マニアックな領域では
天文マニアが大型機材を一晩中駆動させるのに必須のアイテムらしい。

使いこなしはやや難しく
過放電気味にした場合には 
ディープサイクルバッテリーに対応した充電をしないと
満充電にならないのだそうである。(大汗)

最初は 定電流で充電を開始し(バルク充電というらしい)
バッテリーの電圧がある程度上がったところで
定電圧にして微調整 (吸収充電というらしい)
最後に満充電状態を維持するためにチョロチョロ流す。(フロート充電というらしい)

といった、細かな調整をする必要があるという。(汗)
さらにサルフェージョンという電極に析出した塩類をとばす機能もあるとか。

その時のバッテリーの放電状態に合わせて行う必要があるらしく

放電の特性はバッテリーによっても微妙に異なるとかで 汗

その辺を上手く合わせると長寿命が期待でき、
下手にやると短寿命になるのだという

案外バッテリーも奥深い世界らしい ・・・・ はたして使いこなせるだろうか・・・・・・

大汗


2011年6月12日日曜日

太陽光発電の試み 4 自立型に必須のバッテリー

昼間は留守が多い我が家では
太陽光発電の恩恵にあずかるとしたら
バッテリーに蓄電するしかない。

しかし、バッテリーは悩ましい問題だ。

大電流、大電圧を効率よく蓄電するのは難しいのだ・・・・涙

例えば夏のエアコンが駆動できるとしたら理想的だと誰でも思う。
しかし、エアコンの電力は半端ではない。

エアコン、冷蔵庫に対応可能なバッテリーも、ないことはないようだが、特殊で高額。

そこで、現実的な(趣味範囲で買える物としたら・・・・・)

マリンレジャーやキャンピングカーに使われるバッテリーである。

これをディープサイクルバッテリーと言うらしい。

有名な製品はボエジャーという米国製があり
カナリ定評がある。

もう少し安いところで探したところこの辺かな・・・・と

といっても趣味のバッテリーにしては結構なお値段だが。
(キャンプで使う、非常用ということで折り合いの付く値段かな・・・・)

結構重いです。約23kg・・・・・汗



ブルーのレタリングがなんともマリンレジャーを感じさせる 笑


ハンドル下のインジケーターが緑なら良好 ということらしい。

本格的なバッテリーが導入されたので、

太陽光発電プロジェクトにも、ナカナカ気合いが入ってきた。 笑

2011年6月8日水曜日

夏の電力不足に向けた、自立型 太陽光発電の試み 3

原発前提かつ、関係ないヒトの電気代上乗せの ややこしい 売電・買電システム

+補助金(=税金)という

現在主流のシステムは 正直、何となく気が進まない(高いというのもあるが・・・・)

カタログを見ると、夜間電力のお湯 + オール電化 の関連商品のオンパレード

結局 原発頼み・・・・完璧に電力会社+家電メーカー目線のシステムで・・・ 

商売っ気が有りすぎ・・・・・

福島があんな状況では 買う気も失せてしまう・・・・ 涙


そういった理由から、無謀にも(笑)自立型 でやることに決意した。

勝算はハッキリ言って無いのだが・・・・爆

それでも 楽しみはある。

日本製太陽電池パネルの性能を体感したいのだ。



今の日本製太陽電池パネルの性能は 世界最高峰の折り紙付き である。

発電能力、耐久性、信頼性
最高品質であるという。

特に発電能力は理論限界値に近い製品もある。

値段は、後発の大陸製よりも やや割高(カナリ割高?)であるが・・・汗

大陸製は勇ましいカタログスペックとは裏腹に
やや寂しい電流量に泣くことも少なくないとの噂も・・・・汗

そもそも、太陽電池パネルは大変難しい技術課題にチャレンジした製品なのだ。

半導体の教科書などを紐解くと、
シロートなりに 太陽光発電の効率は何となく低いものになりそうだということは分かる。

それでも 国産各社の太陽電池パネルは技術革新により 軒並み15~20%の発電効率を実現しているのであるから これはやはり大したモノと言わざる得ない。

畳ぐらいのパネルを、晴天南向きに置くだけで 一枚あたり
180から200Wも発電するのであるから恐れ入る。

これが分かると
安っぽい 小型の大陸製太陽電池パネルは とても貧相に見えてしまう。

昔からトラ技の後ろの方の広告に大陸性の安価な太陽電池パネルの商品が出ていて
なんとなく欲しいなあ・・・・ などと思うこともあったが

中途半端な発電量で これといった利用法が思いつかず・・・・

その割には案外高いお値段で 買うことなく時が流れていた 笑

今改めて見直しても、発電量あたりの値段はそんなに安くない ということが分かる。

例え趣味とはいえ、海外の中途半端な小型パネルでは
ガッカリして すぐ飽きてしまうのが関の山・・・・

太陽電池パネル、どうせ買うなら世界最高品質の国産品を・・・・ 

と考えるのであります。






2011年6月4日土曜日

夏の電力不足に向けた、自立型 太陽光発電の試み 1

今年の夏 首都圏から東日本は電力不足になる公算が高い。

現在は春の中間期なので、冷房なし、暖房なしでも暮らせるが

789月に冷房なしでは 厳しい・・・・

しかし 今の都市の電力設計は 原発を前提に設定されているので
その前提が崩れた現状では需給バランスが極めて厳しい。

いまのところ夏の電力に関して厳しい話はないが
聞くところによると 相当に切迫した状況であるという。

大口需要家には一律前年度比 -15%を科しているようであるが
その達成もあやぶまれているとも聞く

もともとCSRの観点から、多くの企業は省エネ対応で無駄を省いていたところに
さらなる-15%の削減であるから、
如何に厳しい目標であるか 容易に想像できる。汗

大口需要家が目標を達成できず、なおかつ一般家庭の消費量も抑制できなかった場合は

大規模停電も十分に考えられるのだ。大汗

そこで停電時にどうするかだが・・・・

一般的な無停電電源装置でカバーできるのはパソコン1-2台程度(ノート型でバッテリーを充電しなければそれなりの時間は可能だろうが)

通常に近い水準の家庭生活を送るには、相当な量の給電が必要となり、無停電電源装置程度ではとてもまかないきれない(涙)

昼間の電力を太陽電池パネルから供給するのはインバーターの性能にもよるが
比較的現実的であるが

夕方から夜の時間帯の電気を自立型で確保するのは極めて難しい・・・ 涙

給電用のバッテリーがネックになるのだ

例えば高性能なディープサイクルバッテリーといえども

一般的な家電の消費電力と比べたら 容量は微々たるものであるし 涙

しかも、バッテリーは完全放電を繰り返せばかなり短寿命である。涙

屋根全体を覆う規模の大きい太陽光発電は、各メーカーから販売されているが 夜の電力供給は通常考慮されていない。

これは電力会社との電気の売買が前提で、昼間売電して夜買電する ことでコストのかかるバッテリーを省いているのだ。  汗

ちなみに買い取り電気は上乗せ価格となっており、それで太陽光の普及を促進しているのだが
上乗せ価格は、関係ないヒトの電気代から徴収されている(怒)

また、太陽光発電のシステムは、ナカナカ結構なお値段で(汗 200~300万 1KW60万円+施工費とか・・・) 導入には国や自治体の補助金が付くけれども 補助金は 税金でまかなわれている・・ 汗

我が家としては こういう社会状況下で、太陽光発電にそこまで投資しようという気分にはなれない。

 今回の導入の主な動機は 夏の電力不足への対応(+今後のための非常用+趣味)なので、原子力の給電を前提にした今の家庭用太陽光発電の電気売買のシステムには 食指はマッタク動かない・・・・ 笑



こうした 税金の投入とは無関係に 純粋にエコ生活を楽しんでみたいのだ。

低コストで 費用対効果が高い、実用的な 自立式太陽光発電ははたして可能なのか?

今回の、割と重要なテーマなのであります。






太陽熱温水器プロジェクト サナース 



サナースの 貯湯タンク

ヒトが入れるくらいの段ボールに入っている。
塗装はしっかりしており
加工も丁寧だ。

このタンクの入った段ボールを
屋上に運び入れる作業が最も大変であった。

運送会社の方に手伝ってもらい
なんとか搬入できた。

感謝 であります。

このタンク、内部はステンレス製で、外は鋼板の塗装
内部タンクを分厚い断熱材が覆っている(ウレタン?)
この構造が保温性を高めているようだ。

単純な円柱型の構造も、割と重要なポイントかもしれない。

2011年6月3日金曜日

エコに、ランニングに走る理由・・・

エコ生活に走る・・・

ランニングで走る・・・・

どっちも 走り出す人 が増えている。

今回の事態をチャンスに変えるべく行動を始める人が徐々に増えているようだ。

首相の発言
永田町の動向 マスメディアの報道
監督官庁 電力会社の発表 安全委員会の発言
権威ある原子力専門家の解説・・・

時々ゾッとしますデスナ・・
怒りを通り越して この国は大丈夫なんだろうか と 正直、不安に駆られる。

今回の事象によって、本当のところが 
露呈してしまった・・・というところなのでしょう。

信用できないと判断したら
それなりの行動をして
身を守るのが正しいとなるわけで


オール電化とか 高層マンション生活とか・・・・原子力発電所の増設を前提としているし
深夜電力の給湯とか 原子力の夜間の余剰電力を前提としているので

そろそろ、これはまずいんじゃないかと・・・



原発は首都圏にも
そして原発政策を打ち出した先生の選挙区にも 
建設されてはいなかった。

全て、首都圏から離れた、地方に建設されております。
その理由 ようやく 分かってきたのですね。

まずいな・・・これは・・・・
と気が付く方が増えているのは 当然かと思われます。

欧米の反原発のような大規模な抗議活動は国内では生じておりませんけれども

多くの日本人は、当然もっともその辺に関して敏感に感じておりますし
子供達などは 大人以上に いろいろ考えているようです。

きっと、自分自身で考えて、正しい選択をされると思います。

先に挙げた、いろいろと複雑な 大人の理由を抱えておられる 偉い先生方のようなことは、おそらくしないでしょう。


一方で、不必要に不安に陥るのはココロの健康によくありません。

東京で、たまたま 子供が鼻血を出して気分が悪くなったのを 親御さんが
放射線の影響に違いない・・・・と病院に連れてゆくケースが増えているそうですが

それをフリージャーナリストの方が東京で放射線障害が急増 などとレポートしているとか・・・爆笑
放射線をどれぐらい浴びると急性障害が出るかという 

科学(というか理科? 汗)の知識はやっぱり 大切なんだなと 改めて感じたりもします 笑

極端に業界よりの(大人な事情の解説)が、逆にそういった初歩的なミスやイミのない噂を広げる原因になっているということを、ご考慮頂きたい・・・・

と 感じているヒトは多いのではないでしょうか?


さて、


定期的な運動 特にランニングなどは 週に30分以上すれば、
実に手軽でありながら、爽快感があり、健康増進にとても効果的ですし

なにより、抗ストレス効果が 侮れないほどあります。

同じように エコ生活を始めると
これまでよりも天候や日照が気になりますし
太陽熱温水器の風呂の湯加減に
ありがたさを感じます

なんとなく 納得がいくというか、気分がイイ 
爽快感があるのです。


お上に対して、不平不満を言ったところで
(首相を代表されますように、筋金入りの皆様ですので・・・・)
何も変わりはしませんし、

社会構造に至っては 全く変化は有りませんが、


自分のライフスタイルは、自分で変えることができます。











太陽熱温水器プロジェクト サナース 12


これが、サナース附属のコントロールボックス、ACアダプター、電磁弁、センサー 及び配線

結構いい感じ であります。

 集熱管の箱は こんな感じで、大陸から来た感じがイイ 汗


集熱管 選択的吸熱コーティング 真空層という なかなかに侮れない作り。

優れもの、であります。



底面プレートと ビス、ナット、タンクホルダー部
品質は悪くない。というか、良い。

この底面プレートのゴムの臭いは・・・・ 中国大陸を感じマス

2011年6月2日木曜日

太陽熱温水器プロジェクト サナース 11



高い保温性を誇る 真空管集熱管 が特長のサナース君

これがコントロールボックスである。

LEDがまぶしく輝く 白いボックス (笑) 

電源オンで自己診断開始

ビビ ビビ っと 割と大きなお目覚め音 であります 汗

朝寝坊の我が家では 朝の目覚ましにも充分な音量である。笑

このコントローラー、機能はいたってシンプルだが 

必要十分なコントローラーで・・・


水温表示

水量表示 (4段階)

主な調節項目は・・・・・・

注水量の設定 4段階

注水時間の設定 現在時から何時間後に注水を開始するか 1時間単位で登録可能

マニュアル(強制)注水の 開始と停止

温水の温度が100度近い場合は高温表示となり、注水しない

これはガラス管を割らないための安全設計のようだ


さらに、

貯水量が25%を割り込むと自動注水を開始する機能もある。

この機能は場合によっては少々邪魔になる可能性がある
すなわち、お湯を風呂に張る時に、温水ホースの蛇口を開にしたまま
放置すると、貯水量が25%を切った段階で、自動的に水道水がタンクに注入されるので
温水の後から、冷たい水道水が湯船に流れ込み、お湯が薄まる可能性があるかも・・・・汗

なので、我が家はお湯を張るときには 電磁弁が勝手に開かぬよう
コントローラーの電源を切り にして 使用している。 汗



サナース君は自然循環式

このコントローラーや電子系は湯温調節にはマッタク関与しない(太陽任せ)なので

注水が終了し、電磁弁が自動で閉じたところで コントローラーの電源をオフにしても特に問題はない。

このやり方だと、お湯の温度の確認の際と、12Vの注水用の電磁弁の動作時以外は、電気を全く消費しないことになり

究極のエコモードかもしれない・・・・・笑

(説明書には明記されていない使い方なので自己責任?となるが、特に問題はなさそうだ。  空だき にだけは注意。)

もう一つ、我が家の工夫として、例の ブザー音 があまりにも大きかったので、(特に夜間には・・・)

ピエゾブザーの音の出口の穴を、 ガムテープで厚く目張り・・・・ 汗 して音量を調整してみた。

音量が程々になったので ようやく 国産・・・・ っぽい感じになり 満足した。笑