2012年7月7日土曜日

Afro Blue Impressions John Coltrane live の再生



Afro Blue Impressions John Coltrane

避けて通れない名盤らしいデス。

ヨーロッパライブツアーの実況録音テープから

リマスタリングされたもので

最初からレコーディングを想定した音源ではないため

良くある ライブの掘り出し音源 レコード なのでありますが・・・

演奏がナカナカ凄いのです。

この頃がコルトレーンの絶頂期だったのかもしれません。

まさに 怒濤の演奏 という表現が相応しい。

時々スタジオレコーディングではないような
チョット激しい、不調和音を伴ったアドリブ演奏が
ブリブリと続いたりするのだけれども

しかしまだ 音楽性を失っていない 

不思議な調和 ここに惹かれる。

最晩年のフリー化した時代は・・・・やっぱりキツイですな 涙

この頃は ギリギリのバランス感覚 これが素晴らしい。


ヨーロッパライブはアメリカのミュージシャンに特別なテンションと
インスピレーションを
与えるのか? バランスの取れた好演奏録音が多い様な気がする。
(オーネットコールマンのライブも良かったし。)

さて、このアルバム
演奏は抜群なのだが
音質は今ひとつなのだ・・・・・涙

リマスターでかなり綺麗になっているし
Dレンジも補正されているようだが

やはり音源がそれなり らしく (大泣き)

解像度の高いメインシステムでは粗が出てしまい
思ったほどの迫力が出ない 涙

周波数レンジが少々狭いのですね。


しかもこれはモノラル音源なのであります。

この伝説の超絶演奏を・・・・
ライブ会場の雰囲気を
どうにか再現したい・・・


こういうアルバムは、ある程度 
ブリブリと迫力のある音で 
ずんずんこっちに迫ってくれないと困るのだ(爆)

でも 雑な 大音量再生はトラウマなんで 絶対に避けたい。


というわけて オーディオ的格闘(?)が始まるのであります。