2012年5月26日土曜日

太陽熱温水器 サナース 設置後1年経ちました。

久しぶりに太陽熱温水器について・・・・

導入後約1年経過した我が家のサナース君

もはや我が家ではこれなしでは考えられないほどの大活躍中です。

ズバリ 「我が家には 太陽熱温泉アリ!」 といったところでしょうか? (笑)

天候不順な2-3月期は曇りの日など さすがに湯温は上がりませんでしたが(涙)

4-5月に入って天候が安定

晴天または 明るめの曇天 の日が続き・・・・
湯温は安定し ほぼ毎日入浴可能な域に達しております。

ちなみに我が家の場合、
湯温は ほぼ晴天の日は   50度前後

明るめの曇天 時々日差しあり で40度前後と
充分なお湯を沸かしてくれます。

(自作の反射板なしの ノーマル状態で・・・・)

快晴ですと50度越えますので、
12時頃入浴しても追い炊きはまったく不必要だったりします。

春のサナース君は絶好調であります!


最近の工夫は注水の時間。

これまでは早朝に注水していたのですが
早朝の水道水の温度は比較的低いのに気が付きました(汗)

そこで、案外温度の高い 夕方や晩に注水するようにしてみました。
(要するに風呂にお湯を入れて貯湯漕が空になったら、すぐにタンクに水を入れるということ・・・ 爆)

(最初の数度でも水温が違うと、朝の日差しで温度が上昇する
立ち上がりに影響するのか、夕方の湯温が高めになり、
感覚的に結構効いているような気がします。)


昨年からサナース君を導入して以来
風呂を沸かす分のガスの消費は激減しました。

毎月のガス代は相当下がっており、設置の費用は簡単に元が取れそうな感じです。

このサナース君、メンテナンスは大変容易で、ほとんど手がかかりません。
太陽光発電パネルと比較して、集熱真空管は汚れが付きにくいみたいです。


エコ商品はたくさんありますが、
税金の投入等が不必要で 自立的にコスト削減+CO2削減が実現する

エネルギー効率の極めて高い 太陽熱温水器 特に自然循環型 真空管式は

ズバリ 究極のエコ装置と言えるのではないでしょうか?

(ちなみにワタクシはメーカーさんとは一切関わりがありません 環境を考えている一市民です 汗)


2012年5月13日日曜日

米国版 single- layer-sacd で 改めて聴く コルトレーン 至上の愛



久しぶりの更新です 汗

イロイロと忙しく 更新できませんでした・・・ 涙

(何もしていなかったわけではありませんが なんとなくズルズルと・・・)

で、最近何を聴いているかというと 

なんと ワタクシの最も苦手な コルトレーン しかも・・・ 伝説の名盤・・・・ 汗


ワタクシ コルトレーンについては 長年のトラウマがありまして

それを最近乗り越えたのでアリマス 大汗

今は コルトレーンにはまり 最も良く聴いておるのであります。



苦手なアルバムの筆頭がこのアルバム・・・ 至上の愛でした。

今も 熱狂的に支持されている この伝説のアルバムでありますが

実は苦手な方も多いのではないかと思うのです。 

ワタクシの場合、大昔

ジャズ喫茶(+マニア宅) での体験が強烈で トラウマになり

それで 聴けない 状態が続いておりました

なんでトラウマになったかと言いますと・・・・

とあるコアなジャズ喫茶で 大音量再生 轟音のコルトレーン 至上の愛
(システムは JBLだったか? ホーンレンズ付きの猛烈なホーン鳴きの付帯した 
バリバリの爆音系)
怖い視線 マスター 常連客 (おまえの来るところじゃないよ・・・・ 的な)
しかも もうもうたる煙(タバコです・・・・ はい 喫茶ですから仕方ないでしょうが・・・)

その中で トラック1の 「ラブシュープリーム」の合唱 (念仏?)が響き渡り・・・・
おまえ これが分からないって? 厳しい目線・・・・

その後は 晩年のフリー化した時期のアルバムを延々と聴かされ・・・ 絶句




まあ そんな体験でして、 二度とそのジャズ喫茶には(マニア宅も)入るまいと思いましたデス・・・・
もちろんその時から コルトレーンは聴かない と決めたのです 汗

なんとなく ○クスの○本論みたいな 絶対的なモノ(=批判はゆるされない)みたい
な感じでありました。

(今頃あのジャズ喫茶の 怖い目の人達・・・・ どんな音楽を聴いているのか チョット興味あります・・・汗)(○クスの○本論の愛読者の皆様も 今は何を読んでおられるのでしょうか?)

で そんな感じでしたから コルトレーン どんな音楽だったのか あまり記憶がないのです 

マイルスを聴いていてコルトレーンの演奏がおもしろく だんだん好きになり
でも フリー化したアルバムは怖いし ジャズ喫茶のトラウマも怖いし・・・

独立した後のコルトレーンは正直、苦手でした。大汗

ところが、最近、米国版 single- layer-sacd を買って 怖々聴いてみた・・・
2002年発売のリマスター版だそうです。
これはリマスターの中でも アタリらしいのです。


もともとスムーズかつハイファイなSACDで
常識的な中から小音量再生
極めてストレートかつハイスピードなホーンシステムで(15インチ4発)きちんと再生したらどうなるか


怖々・・・・やってみた  大汗



仰天しました。

これ、もの凄く音が良いです。
あのジャズ喫茶の轟音(歪みまくり+耳が痛い)大騒音とは全く異なります。

ハイテンションだが極めて精緻な演奏 これは 名演としか言いようがない

(って ・・・・ 当たり前デスか 爆)



ダイナミック 鮮烈でありながら まったく うるさくない (あのジャス喫茶とは大違い)
音像は極めて明確で
もの凄く細かいところまで切れ込んで
特にシンバル音 ベース音の切れ 透明感 

マッコイタイナーのタッチ リズム感 素晴らしい。

保存状態の良いマスターテープのダイレクトなプレイバックを聴いている感じ


機材もそれなりに練りに練ったものですので
それで改めて聞き直して 
感動しました。

左チャンネルでブリブリ吹きまくる コルトレーンももちろん凄いですが

右チャンネルに定位する
エルビンジョーンズのパーカッション めちゃくちゃ痺れます
ジミーギャリソンのベースとの一体感
切れ 厚み 最高です 
このリズムセクション の力 圧倒的でアリマス。

リマスター+シングルレイヤーSACDの恩恵でしょうか?
我が家のアムクロンのアンプ+スチーブンス206AXも
その個性が再生音にプラスに作用しているようです。


これだけスムーズなハイファイ再生をすると
ようやく 冷静に聴けるといいますか (笑) 

例の ジャズ喫茶の轟音のような 宗教というか、神懸かった感じ はあまり感じられず (汗)

純粋にハイテンションかつ

高みに上昇してゆくような 熱い 志の高い演奏(?)を 

クールに 俯瞰する感じ で 
じっくり聴くことができるようデス・・・・ 涙


トラウマも見事に吹き飛びました いいアルバムです。 愛聴板になりました。


USAのSACD、シングルレイヤーのリマスター版2002です   お勧めです。