
随分と消極的な理由で始めた(汗) Tru-sonic 206AX vertical twin であります。
結果は まだ調整中なので不明な点もありますが
現状でも 成功 と言って良いのではなかろうかと 内心思っております。
もちろんジコマンの世界であることは否定しない・・・・・ 笑
ただ、これまで自分の求めていた音を ズバリ 実現してしまったようなのです・・・・ 汗
ホログラフィックな 分厚い リアル音像が
ほっとする感じのやや和やかな音で
優しく迫る・・・・
そして ビールが・・・ 旨い・・・・ 爆
そんな音が ワタクシのかねてからの理想でありましたが(笑)
206のバーティカルツインで
すんなりと実現してしまいました・・・ 驚愕
もちろん 細部には修正すべき点が多く
今後の微調整は必須であります
欠点を上げれば色々と。 汗
シングルよりもやや余計な音が増え
にぎやかになり、音像もやや大きめになったのはマイナス。
CDによって音像がやや左右にぶれやすく
音像もフォーカスがピンポイントとはいかない
音場は広いが、澄み切ってクリアーという感じではない 汗
しかし 音は前にすーっと伸びて
音像は眼前にそそり立つ感じで
ステージ後方の 退く音 はずーっと奥に展開し
やや誇張もあるかもしれないが、音が立体的に響き渡る
もちろん低域は著しく改善した。
圧巻はジャズのウッドベースで そこに立っている感じ
しかも リズム感が最高なのであります。
バスドラも 面で押してくる感じが実に軽やかに決まる。
うーむ これはバーティカルツインのマジックと言えるのではなかろうか。
206AXの元々持っている 音色
太く リズミカルで 軽やかでありながら、ブ厚い音が
スケールアップして 優しく迫る 感じなのだ。
この音はあまり聞いたことがない類のものだ
最も近いのはTru-sonicオリジナルの200リッターぐらいの大型バスレフ箱に206AXAが入ったシステム
それからいわゆるアイコニックのシステムにも近いといえば近い
しかしそれらとも やはり違う音なんであります。
純粋なビンテージシステムでは、どうしても気になってしまう、例えばホーンのダイアフラムの設計の古さから来るなんとなく鈍い感じとか(逆にこれがスイートに決まることもあるわけですが・・・・笑)
あるいは、当時のネットワークの醸し出す なんとなくノスタルジックな音 は ここでは原則出さないようにしている。
最新のデジタルチャンデバ+マルチ駆動で現代風に(?)アレンジしているので
いたってスムーズでハイスピードである。
しかし、全体の音色としてはやはり4本もある206AXの支配力は圧倒的なので
ビンテージユニットの持つ ゆとり、厚み、鳴りっぷり 個性が発揮され
よく言われる、フルレンジユニットの持つまとまりの良さで
なんとなくリラックスした雰囲気で音楽を長時間楽しめるのだ
音色のバランス的にはQuadのESLの音色とバランスをそのままに
低域を大幅に拡大して
そこに
ホーンシステムの、深々とした前後に抜けるような立体感をプラスした
ような感じになった もちろん弱音部や音の退きについてはESLの方がずっと優秀であるが
音触としてはESLに割と近い感じ かもしれない。
これは 狙い通りというべきか 狙い以上と言うべきか・・・・・汗
今回の結果は ほとんど206の効果によるものなので
恐るべし 206AX ・・・・・なのであります。
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