どうやらワタシは
ごく普通のドーム型やコーン型のスピーカーよりも
発声スタイルの異なるスピーカーの音に惹かれてしまうようだ。
もちろん良くできた普通のドーム型やコーン型のスピーカーも
徹底的に磨き上げ、エンクロージャーを無共振化して
美声のアンプでドライブすれば
それはもうスンバラシイ良い音・・・であるのだが ・・・
ちょっと待てよ・・・・・と
ピンポイントの定位、シャープな音像の立ち並び、ホールトーン
凄く良いのだけれども・・・・
なんとなくミニチュア音像的な、美しい箱庭的世界を抜けられないもどかしさ・・・・に悩むのである。
(もちろん定番の名器とか・・・自作とかも・・・いろいろやりましたが・・・涙)
もう一歩の開放感やダイナミックさ、ナチュラルさ、のびやかさ が欲しいと思うと
チョット危ない ベンディングウエーブの音や、バイポーラの世界に
だんだんと引き込まれてしまうのである。
ベンディングウエーブは独特な音離れと浸透力
部屋中に実にリッチに音を響き渡らせる
ホールさながらの音響空間で、ライブの会場に居るような気分は大変ヨロシイ
リボンやコンデンサー式のバイポーラ型は
生々しく、極めて高分解かつナチュラルな音を
ふっと自然に放射して
後方に放たれた音が部屋に反射してフワリとした余韻を追加し
丁度スピーカーの辺りにリアルで自然な音像が立つ
等身大の音像はややソフトな聴き心地ながらも、長時間の音楽鑑賞に向くものである。
スピーカーの設置場所には大いに悩むが
これらの個性ある音は捨てがたい魅力がある。
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