JBLのスコーカーに LE5というのがある
有名な4311系のスコーカーなのだが
このユニットの初期型はすごい作り。
いかにも鳴りそうな姿。
アルニコ ツボ型ヨークで
磁束密度は16500ガウスとか・・・・・ ちょっとしたホーンドライバー並
JBLの小型モニターと言えば
1インチコンプレッションドライバー+ショートホーン+蜂の巣の
やや荒れ気味だが不思議な爽快感のある(爆)あの高音を思い出すのだが
50年代モダンジャズ 特にシンバルとかがカナリ良いので
時々無性に聞きたくなるのだが
これ以上狭い部屋に ブツ を増やしたくないので・・・ 導入は諦めた。 (涙)
しかし この方向性の元気な音を出すユニットを探していたところ
LE5-2にたどり着いた。
裏を見ると ナカナカすごい
JBLの本気 が感じられる。
マグネットアッセンブリーをガッチリとネジ止めしていて
ずしりと重い。
音は まるでホーンのようだ。
バリバリと前に出てくる
切れ味が良く 音に 躍動感がある。
指向性は狭いが、高域も結構伸びている。
耳をねらう感じでセットすればツイーターもいらない感じだ。
ミッドレンジユニットなので フルレンジ使用では ボイスコイルの底突きで歪んだり破損したりする
恐れ大であるが
アンプ直結で小音量 ニアフィールドリスニングに使うと
ホーンまがい の迫力があって(笑)
ナカナカいけますナ。
4311系のマニアが初期のアルニコバージョンに拘る理由が初めて分かった。
マイルスの比較的初期の収録
ミュート トランペットの再生では
コーン型ユニットのため、少々紙臭い感じもあるのだが・・・・・
それでも 十分はまり過ぎ・・・ ゴキゲンな音である。(笑)
ちなみに能率95dbで低域だら下がりのオーバーダンプユニットだ。
こんなに鳴るなら 専用のバックロードホーンでも作ってやろうかとすら思わせる。
狭い我が家ではこれ以上箱を増やしたくないし、スコーカーはあくまでスコーカーなので デジチャンで下をばっさり切って 中高域専用で使うのが良いのかもしれない。
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