秋月電子
電子工作者の総本山というべきか 誠に有り難いお店であります。
ここの デジタルアンプ基盤 というのが気になっていた。
テキサスのチップを使った、アウトプットフィルターレスの基盤がある
これを試験的に使って作ってみることにした。
キットには一応一通り部品が入っている。
表面実装部品は既にくっついてるので超楽である。
コンデンサーなどに凝り出すとキリがないので諦め 今回は そのまま使う。
そのまんま 素組である。
あっという間に完成。 マルチの場合、基盤の数を増やすとそれなりには時間がかかるが・・・
これを サンスイの往年のアナログチャンデバ CD-5の中に押し込んでみた(強引だ)
CD-5はコンパクトなアナログ式のチャンデバである。
CD-5はナカナカ入手困難だ。
しかしそれなりに生産されているから、市場には時々出てくる。
出れば納得価格か、激安のことが多い。
もしも見つけたら 救出 することをお勧めする。
箱を開けて中身を見たらビックリだろう。
当時の日本のもの作りのすばらしさが伝わってくる。
音はオーソドックスなアナログチャンデバの音、JBLの代理店をやっていた会社なので
しっかりとした音。どちらかというと ジャズ向きな いい雰囲気を持っている。
ただ、音場感や音抜けなど、やや古めかしい感じもあるので、その辺をD級パワーアンプに繋いで
スカッとした音にしてみたいという 単純な思いつき・・・・である。笑
とりあえずアンプ基盤をCDに繋いでテストで鳴らしてみた・・・・
勢いのある音 爆
昔の CD出たての頃の デジタルサウンド って こんな感じだったなあ・・・・ 懐かしい感じの音
ソニーの高効率 スイッチング電源のアンプの音にも似ている これも懐かしい・・・・ 笑
音量を上げる。
なんとも 若々しい ギラギラした 勢いのある音 が出てきてビックリ
低音ゴリゴリ 高音ギラギラ
エコーが粒のように聞こえる・・・??
この、竹を割ったような ハキハキとした
まるでニキビの出てる男子中学生みたいな音 思わず 青春を感じてしまう(笑)
高級アナログアンプの持つ 雰囲気感 ニュアンス が ゼロ の音は逆に新鮮だ!!爆
高域端にノイズがあり、さらに超高域には凄い高周波ノイズ ケーブルからの放射も凄いようだ。
さすがフィルターレス!と感動してしまう。
ただ、この小指の先よりも小さいチップがこれだけエネルギッシュな音を出すのだからこれも凄い。
オシロで見ると怖ろしいほどのガタガタな波形 さすがはD級である。
”凄い音”の理由はこれだ。
これだけガタガタの波形だから
スピーカーのネットワークやインピーダンスとのマッチングが モロに音に効いてくる感じである。
しかし、エッジの立った、ハキハキした音に逆に可能性を感じる。
音抜けの良さは格別なのだ。
これを上手く料理してみたい。
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