避けて通れない名盤らしいデス。
ヨーロッパライブツアーの実況録音テープから
リマスタリングされたもので
最初からレコーディングを想定した音源ではないため
良くある ライブの掘り出し音源 レコード なのでありますが・・・
演奏がナカナカ凄いのです。
この頃がコルトレーンの絶頂期だったのかもしれません。
まさに 怒濤の演奏 という表現が相応しい。
時々スタジオレコーディングではないような
チョット激しい、不調和音を伴ったアドリブ演奏が
ブリブリと続いたりするのだけれども
しかしまだ 音楽性を失っていない
不思議な調和 ここに惹かれる。
最晩年のフリー化した時代は・・・・やっぱりキツイですな 涙
この頃は ギリギリのバランス感覚 これが素晴らしい。
ヨーロッパライブはアメリカのミュージシャンに特別なテンションと
インスピレーションを
与えるのか? バランスの取れた好演奏録音が多い様な気がする。
(オーネットコールマンのライブも良かったし。)
さて、このアルバム
演奏は抜群なのだが
音質は今ひとつなのだ・・・・・涙
リマスターでかなり綺麗になっているし
Dレンジも補正されているようだが
やはり音源がそれなり らしく (大泣き)
解像度の高いメインシステムでは粗が出てしまい
思ったほどの迫力が出ない 涙
周波数レンジが少々狭いのですね。
しかもこれはモノラル音源なのであります。
この伝説の超絶演奏を・・・・
ライブ会場の雰囲気を
どうにか再現したい・・・
こういうアルバムは、ある程度
ブリブリと迫力のある音で
ずんずんこっちに迫ってくれないと困るのだ(爆)
でも 雑な 大音量再生はトラウマなんで 絶対に避けたい。
というわけて オーディオ的格闘(?)が始まるのであります。
0 件のコメント:
コメントを投稿