再び写真ネタで・・・
最近の写真の世界はフイルムカメラが激減し、デジタルばかり・・・涙
趣味カメラとしてのフイルムが若干復活の兆し・・・と言われているけれども、カメラ量販店では縮小縮小で、相変わらず肩身の狭い感じである。
Fujiのブローニーの蛇腹の新型がこれから発売になるという これはちょっと良い話だと思う。
この分野はマキナも良さそうだ・・・・・。但しモルトがベトベトになっていたりと、10万前後で取引されている割には問題のあるものも多く、程度の良い個体は案外高い。
なぜいまさらフィルムカメラなのかだが・・・・・、
やはりフィルムのトーンは捨てがたい魅力があるノダ。
但しこれだけデジタルの性能が向上すると
普通に35mmフイルム 特にネガで 撮って仕上げを外注すると ラボは結局ネガフイルムをスキャニングしてデジタル現像するので・・・・
そこで当然オートのトーン補正が入り、シャープネスも向上させ・・・・
仕上がりまでデジタルっぽくなり かなりナンセンスで、わざわざフイルムで撮る意味はマッタク不明である
ライカやコンタックスはカメラとレンズ自体が確かに魅力だが・・・やはり今から35mmのフイルムカメラというのはちょっと辛い。
結局粒子がざらついてしまい、それを作品作りに積極的に使うのならともかく
フイルムのトーンそのものを味わう場合には 今ひとつである。
ポジはその点良いのだが、現像に時間がかかるし ランニングコストも案外高い。シャドーも潰れやすいし。
で、ブローニーはネガでもイケルし、ランニングコストはかからず
しかもレンズの深度も浅いので、ナカナカ味わい深い世界・・・・良いチョイスとなるのだ。
フイルムサイズが大きいから自宅でのスキャンも比較的楽だ。
最近のフラットベッドスキャナーは優秀なので、かなりイケル。
そのままスキャンしてそのままプリントすると、結構それらしい フイルムプリントらしい (笑) 仕上がりになってしまったりするのが可笑しい。(笑)
ネガフイルムなら自家現像もまた楽である。
問題は大げさすぎない、軽くて、楽しいブローニーカメラが案外見あたらないこと。
今更マミヤ6x7やペンタ6x7を担ぐ気合いは出ない。(中古は滅法安いが・・・・笑)
ハッセルは素晴らしく切れるレンズで大変ヨロシイのだが、ちょっと散歩程度で使う分には大げさになってしまう。
ローライ二眼も非常に良いのだが・・・・ちょっと恥ずかしい感じも。
富士の蛇腹のGS645は蛇腹にストレスがかかる設計なので、古いものはピンホールの嵐である。
蛇腹の補修パーツも入手難である。案外大きく重い筐体もマイナスである。
風景をガッチリ撮るにはリンホフ23が最右翼だが、これはさすがに三脚使用が必須。車移動で使う感じだ。しかも小型のリンホフはルーペでピングラを見るのがチョット辛いのだ。
だったら最初からリンホフ4x5にロールフイルムバッグを付けて撮った方が良く・・・そうすると広角レンズのピント合わせが辛い。ベッドダウンは今更勘弁して欲しい(笑)。
で、デジタル一眼のサブカメラとして パールは結構良くできたカメラだと思う。
500グラムで非常にコンパクト しかもレンズも良い。
レンズに曇りのない、程度の良い個体に出会ったら 確保しておいた方が良いと思われる。
レトロすぎる(笑)外観はマイナスだし、セミ版なので6x7や6x9と比べて迫力はいまひとつ
また6x6のような独特のフレームの新鮮さもない
さらに、縦に構えて横フレームになるなど、使用感もぱっとしないのだが・・・ 笑
120フイルムで16枚も撮れるのは・・・・ 素直にエライ 笑!
手作り感覚満載のレンジファインダーといいい
赤窓のフイルム送りといい
フイルムカメラのおもしろさの原点を見る気がする。
大判を使っている気分で、おおらかに楽しみたい。
結構オススメのカメラである。
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