2009年9月16日水曜日

ゴールデンサークルの オーネットコールマン

ゴールデンサークルの オーネットコールマン リマスター版


ライブ録音で超有名な一枚

北欧訛りの強いアナウンスが入って
トリオの紹介が始まる冒頭のシーン

非常にクリアーに収録されていて

シビレます(涙・・・)

特に左手のドラムスが準備に入って
PAにハムが入ったり 
聴衆のざわつき・・・・・  イイ感じだ。

演奏はオーネットコールマンの独特の浮遊感のある演奏

この後ジャズシーンがフリージャズへと徐々に向かってゆく、その兆しというか、

ある種瞑想的?な世界とも云えようか・・・・ オーネットの歌がしっかりしているので、結構ヨイデスナ。

収録が良く、Hifi再生でも、かなり可能性のあるアルバム。

音楽性重視でソフトに再生するか、リアルなライブシーンの再現を目指すか

あるいは、故朝○氏が駆け抜け・・・・某試聴室のダイヤトーンを吹っ飛ばしたたという・・・・伝説(涙)の大音量シャワーを目指すか・・・


2009年9月9日水曜日

SONGS 葉加瀬太郎の再生 604Eで切り抜ける

いろいろ試して、(結構このアルバム好きである)

興味深いことに、手持ちのFostexのGZ75+アムクロンでの再生が、比較的好印象であった。

GZ75はフォステクスのユニークなスピーカーである。アルニコマグネットのエッジレスウーファー、多層コートした10cmコーンユニットをミッドに搭載した、フォステクス(フォスター)の隠れ名器だ(笑)

我が家のGZは音質向上の対策として、木質硬化剤で合板を強化し、音速?を上げ、内部配線材を全交換する改造を施しており、今風のクリアーな音になっている。

ツイーターはオリジナルでは比較的おとなしいコーン型が搭載されているのだが、これをFT17ホーン型(リング式)に換装して、切れ込みの良い音にしている。

フラットでかつ、要所の音色がしっかりしているナカナカ良いスピーカーなので、このような難しいCDも、それなりに気持ちよく鳴る。

特に高域がホーンで浪々と鳴るので心地よく、また、ウーファーも 軽いが芯のある スムーズな音で
それなりに迫力もあって楽しめた。

こういった、録音イマイチのアルバムは、結局、バランスの良い中音域を持ち、くっきり型のハイ+バスユニットを持つ個性派スピーカーを使い 

ユニットのキャラを適度に滲ませながら再生すれば、それなりに改善するということが分かった。(笑)

そこで、低音域は206AXA+アムクロンでかなり良い感じであったので、この上の帯域をアルティックの604E (ややキャラが濃く(笑)、積極的で分解能の高い・・・・)に担当させることにした。

604Eはボーカル域、中域が安定感のある良い音色で、前に出る感じであり、

さらに、802相当のドライバーは清涼感のある瑞々しい音で、適度な華やかさもあるので

団子状でレンジが狭く感じられる、このアルバムの音を強制的に染め上げる(笑)には好都合ではないか?と考えたのだ。

CD出力をダイレクトに6L6GCプッシュプルのアンプに入力し、604をフルレンジ動作させる。

ドライバーのロウカットコンデンサーは容量をやや多めにして(ホーンを朗々と鳴らすため)みた。

予想通り、いい感じだ。(笑)

604Eのからっとして陽性で、前に出る音がこのアルバムのネガティブなポイントをうち消して

それなりに深く切れ込んで ダイナミックな音像らしきものがようやく浮かび上がってきた。

特に ホーンの透明感のある音が、シンセの高域やシンバル音を引き立てて

キラキラときらめく感じがナカナカ良い。

アムクロン+206の躍動感ある低域とあわせて

かなりノリノリなご機嫌サウンドを展開してくれた。

恐るべし 604 + 206 +アムクロン である。笑

2009年9月8日火曜日

SONGS 葉加瀬太郎の再生

SONGS 葉加瀬太郎 

いろいろ手を尽くしたが、あまりぱっとしない。

プレナー型の フォスのリボン式やQUAD ESL63proでは、蒲鉾型でかなり おとなしい音

この手のスピーカーは波形忠実度やトランジェントは最高なので、歪み感がなく、

BGMには程々の良い音ではある・・・・・・・・が、彫りが浅い音で迫力は今ひとつ。

パワーアンプをアムクロンに替えるとそれなりに立体的にはなるのだが。

イコライザーで、バス、ハイブーストしても 団子状の音はなかなかほぐれない。どうして・・・・



ALTEC299 TRUSONIC 206AXAでは 299のホーンと音のマッチングが取れず、迫力はあるが伸びのない音・・・・・・泣き

音量を上げるとそれなりだが、期待したほどの音にはならない。悪いPAの音だ

一方、アムクロンでドライブする206の低域はそれなりにご機嫌である。 レンジが狭いのはどうしようもないのだがベースやドラムスがしっかり鳴るようになって、音楽のノリが格段に良くなる。

イコライザーを弄って、ようやくそれっぽく鳴ってきた。笑

しかし、詰まり気味の中高域 をなんとかせねば・・・・・ ナカナカ再生の 難しいアルバムである。

2009年9月6日日曜日

SONGS 葉加瀬太郎 再生難度高し・・・・

SONGS 葉加瀬太郎



ジャンルにとらわれない、自由な発想で エネルギッシュな演奏

さすがにバイオリンの技術がしっかりしていて、芯のあるトーン

元気の出る好アルバムだ 普段はオーソドックスなクラッシックを聴いているが

こういうのも結構好きである。(爆)

you tubeとかで、ライブが出てるが ナカナカ良いです。

で、このアルバムもかなり良い感じ 演奏は・・・・・。

しかし収録は・・・・・・・ 大泣き

団子のような音像 冴えない低音

ボコボコして、詰まってる。

分離が悪すぎ・・・・・・

いったいどうして・・・ 肝心のバイオリンやエレキギターが音塊に埋まっていて

エレキギターがもうちょっと熱く歌って欲しいのに・・・・どうしちゃったのか?涙

ひょっとして、ミュージックプレーヤーの安いヘッドフォンやラジカセ、TVのスピーカー
携帯のピエゾスピーカーなどに合わせて、結果的にこういう音作りになったのか??

ヘッドホンで聴くとそれなり・・・だ

でも、キチンとしたオーディオ再生では・・・大泣き・・・ これは何か 変だ

これを、ライブさながらの、ソリッドで立体的な音像の立ち並ぶ感じとか

リズミカルで、ダイナミックに再生してみたいと思うのだが・・・・

このレコーディングではたして・・・・(出来るかな 爆)

2009年8月28日金曜日

前に出る音像 VS 後に広がる音場

ある程度良く鳴るスピーカーは大雑把に言うと前に出る音像型(JBLモニターとか) か 後ろに広がる音場型 のどちらかが多い

もちろんスピーカーのところに音像が立つタイプも(プレナー型とか)

一部の製品は 3次元的に前にも後ろにも広大だったり。
高さ方向が結構出たり 面白い。(小口径で位相管理と消音が極度に厳密なモデルなど・・・・)

今の主流は後ろに広がる音場(B&Wとか・・・)のタイプか 3次元的に前にも後ろにも(ウイルソンやアバロンとか・・・・) のどちらか
(ブランド名はあくまでイメージです・・・・モデルによっても、使いこなしでも、全然違いますんで・・・・)

特に受けるのは、上品な音場感で、節度ある表現で、空間に浸透する感じか。

古いモニター系は 前に出る音像型が多い

やや荒削りでパワフル バリッとした音を繰り出す感じ

Altec 604 E は前に出る音像型の典型ってことになりそうだ

積極性があり、前に張り出してくる。

音が前に出るのは、ワタクシ的には好きである。

コンサートで最後列ならともかく、普通の席なら、楽器の音はこちらに向かって響いてくるのが普通だし

リアリティーは音像のソリッド感にあるように感じるので

テクスチャーやタッチ、音離れ、浸透力など
いろいろなファクターがあるが

音像がカッチリしている基本があって、その上でそういったファクターが実現すると嬉しい。

逆に音像が薄くてペラペラだと いくら音場感があって、テクスチャーが良くても
陽炎のような感じで いまひとつ喜べない。

以前は3次元の広大な音場ばかり追い求めていた時期もあったが、なんとなく味が薄いのデスな・・・涙

プレナー型を強力アンプでドライブして ナマのようにコシのある立体音像が立ち上るのを経験してから
方向性が変わってしまった。(笑)

改造した(といってもたいしたことはやっていないけれども)604Eは
ざらついた感じはほとんどなく、スムーズで、テクスチャーもほどほどの良さ。

音場が後ろに広がる感じはあまりない代わりに 前に出てくるし
音像が立ち並んで それらのタッチが品良く 浸透してゆく感じが 生のコンサート的で

ワタクシ的には嬉しい世界である。

もちろん3次元的に 前にも後ろにも上にも 広がったほうが嬉しさ倍増 間違いなしなので

これからセッティングを詰めて、後ろに広がる感じも狙ってみたい。




2009年8月26日水曜日

Altec 604E編 フルレンジの良さ


Altec 604E

音色は同軸のホーンドライバーのキャラクターで決まっている部分が大きいと思うが

ホーンドライバーにコンデンサー一発 ホーンの音圧を減衰させ

オリジナルのホーンから小口径ホーンに改修して

さらにフェルトを除いてコーンの内側部を露出

ウーファー部をアンプ直結にする

ウーファー部が意外にまともな音色で鳴っているので、フルレンジ的な使い方が出来る。

ボーカルに関してはアルティックらしく、もともと非常に良い音であるし

フェルト除去、アンプ直結にすると、微細な音の再生も良好・・・・・全く問題ないレベルだ。

コーンの高域端は若干荒れるけれども 幸いかなり減衰しており

重要な発声音域の再生音圧レベルが非常に高いので

いろいろな雑音やら荒れた音も多少は出ている様子だが、肝心な樂音の音圧レベルが高いのでほとんど気にならない。

音色的には、フルレンジの音 とにかくスムーズで繋がりがよい。

恐ろしいセッティングである・・・・・爆
でも ユニットが優秀なので、音は案外まとも・・・ 笑



分割振動や、リニアリティー、スペースファクター等で、最近はほとんど省みられない 大口径フルレンジ であるが

この時代のホーレー社のコーンの品質は高く

またアルティックも、スパイダー、エッジ等にかなり力を入れてチューニングしたと見えて

抜群のバランスで鳴る。(やや低音不足ダガ・・・・・笑)




アルティックがおかしくなったのは、70年代辺りからの、重低音のリズム系が音楽シーンを支配するようになって、JBL系のレンジを広げる戦略に影響を受け始めてから らしい

それ以前のアルティックは非常にまっとうな 中音域重視のフルレンジの設計を行っている・・・・ その本来の音の良さが よく分かる。

マルチで料理してもよし、コンデンサー一発でホーン部の音圧をぐっと減衰させて使うもよし、あるいはオリジナルに近いパッシプネットワークを、リボン箔コイルなど、最新の素子で作り直しても 充分イケルかもしれない。

対策さえすれば、全く古くさくない・・・・・


というか、小口径ユニット採用の最近の高級スピーカーや、大型ホーンシステムに疲れた耳には(笑) こういった シームレスで まとまりのよい フルレンジの音は 非常に心地良く響くようだ。

小音量で鳴らすフルレンジの ほんのりソフトな音

なんとなく ほっとする。

2009年8月25日火曜日

Altec 604E 編 続き

Altec 604E を 梱包箱に押し込んで 90cm程の箱の上に乗っけて

軸をやや上方に(10度ぐらいか) 内向き15度ぐらいにセッティング

リスニングポジションの頭上1m弱のところに軸が結ぶ感じでセット。

ユニットの空間位置は部屋の天井高までのだいたい中央

で、結構鳴ります。 軸上正面を外したので、高域のビームの影響なく

部屋全体に音が浸透拡散して いい雰囲気。

リッチな低音で快適な206AXAのバスブーストをあえてオフにして、604E単独で試聴してみた。

低音不足だが、まったく鳴っていない訳ではなく

ベースやバスドラも聞き取れる さすが15インチ

このセッティングで聞くなら、同軸ホーンに突っ込んだ不織布もいらないので撤去。

ややハイ上がりだが、高分解能、ハイスピードで とても604の音とは思えない。

ハイエンドとは言わないが(涙)、割とそれに近い(笑)美麗で繊細な、非常に浸透力のある音。

シビアに反応するので、コーン紙とボイスコイルのセンタリングをやり直した。

透明度も音場感も、力感もあり、さらにどこまでも音量を上げられる底なしの馬力感

このトルクのある馬力感は小口径ユニットでは出せない凄み?(爆)

モンスターユニットを徹底的に弄ると、かなり 今風の音 が出ることが分かった。(涙)

考えてみれば、ハイエンド製品に入っている、最新の超高級小口径ユニットも、特別な設計と言うよりは

従来技術線上にコストと時間を惜しまず手を入れて それなりの気品ある音色に仕上げている少量生産のものであって

まったく特別な設計を駆使している製品という訳ではないので
(むしろ国産のフォスのユニットの方がさりげなく最新技術が入っていたりする)

取り組むべきユニットさえ誤らなければ(笑)ビンテージ物であっても かなりの音色が出せるということが
分かった。  

ま、多少の荒れは残るけれど..... 管球アンプとソースでなんとかなる範囲か。

特に604の持ち味のボーカルは、抜群の鳴りっぷりである。

じゃじゃ馬の604が 単純な対策で これだけ スムーズ 透明 ハイスピード 繊細+底知れぬパワー感を秘めて 鳴ってくれるとは

特にフルレンジ好き には たまらない感じだ (涙)

内心ウハウハでアル・・・・・笑