Altec 604E
音色は同軸のホーンドライバーのキャラクターで決まっている部分が大きいと思うが
ホーンドライバーにコンデンサー一発 ホーンの音圧を減衰させ
オリジナルのホーンから小口径ホーンに改修して
さらにフェルトを除いてコーンの内側部を露出
ウーファー部をアンプ直結にする
ウーファー部が意外にまともな音色で鳴っているので、フルレンジ的な使い方が出来る。
ボーカルに関してはアルティックらしく、もともと非常に良い音であるし
フェルト除去、アンプ直結にすると、微細な音の再生も良好・・・・・全く問題ないレベルだ。
コーンの高域端は若干荒れるけれども 幸いかなり減衰しており
重要な発声音域の再生音圧レベルが非常に高いので
いろいろな雑音やら荒れた音も多少は出ている様子だが、肝心な樂音の音圧レベルが高いのでほとんど気にならない。
音色的には、フルレンジの音 とにかくスムーズで繋がりがよい。
分割振動や、リニアリティー、スペースファクター等で、最近はほとんど省みられない 大口径フルレンジ であるが
この時代のホーレー社のコーンの品質は高く
またアルティックも、スパイダー、エッジ等にかなり力を入れてチューニングしたと見えて
抜群のバランスで鳴る。(やや低音不足ダガ・・・・・笑)
アルティックがおかしくなったのは、70年代辺りからの、重低音のリズム系が音楽シーンを支配するようになって、JBL系のレンジを広げる戦略に影響を受け始めてから らしい
それ以前のアルティックは非常にまっとうな 中音域重視のフルレンジの設計を行っている・・・・ その本来の音の良さが よく分かる。
マルチで料理してもよし、コンデンサー一発でホーン部の音圧をぐっと減衰させて使うもよし、あるいはオリジナルに近いパッシプネットワークを、リボン箔コイルなど、最新の素子で作り直しても 充分イケルかもしれない。
対策さえすれば、全く古くさくない・・・・・
というか、小口径ユニット採用の最近の高級スピーカーや、大型ホーンシステムに疲れた耳には(笑) こういった シームレスで まとまりのよい フルレンジの音は 非常に心地良く響くようだ。
小音量で鳴らすフルレンジの ほんのりソフトな音
なんとなく ほっとする。
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