キース・ジャレット・トリオ マイ・フーリッシュ・ハート
キースジャレットのアルバムは殆ど持っているが(笑)
最近のヒットはこれかなと思う。
アップテンポの、聴いていて元気が出る、 なかなか楽しいアルバム
昔のシリアスなキースジャレットのアルバムも良いのだが・・・・
そういえば最近殆ど聴いていない。
ソロコンサートでは
透明な、ピアノの、危険なまでに美しいタッチと
時々現れる、神懸かり的な即興演奏はさすがと思わせるが
そこに至るまでのドロドロとした、あるいはやや暗めな・・・・
中途過程(ダークインターバル? 笑)が
カナリ長い・・・・・・・・・・・・・・・・・・ので、
忙しくなってしまった最近では じっくり浸りきれず 涙
そこに独特のリズム感とうなり声もまた、チョット微妙。
コンサートにも行ったが、(それはそれは良かった)
演奏姿勢がやばい感じで、この先大丈夫かな・・・・・・と心配した。
一時期、慢性疲労症候群で演奏不能になったと聞いている 涙
このアルバムは復帰してしばらく経って調子が出た頃なのか
比較的素直なフレーズが、逆に聴きやすく 良いアルバムである。
脳天気なジャック・ディジョネットのドラムスが、
例のお囃子リズムをダンス感覚で爆発させていて 笑
DISK1もDISK2もノリノリである。
再生はやはり15インチウーファー、コンプレッションドライバー+ホーン を、アムクロン 211シングルでドライブして、決まりである。
クロスは500前後を 抜き気味にセットして キースのうなり声をやや控えめに 笑
なおかつ 抜き により、 ピアノの高域の美麗さと、ドラムスの抜け を演出するには好都合である。
ゲイリーピーコックのベースも気合いが入っていて
凄く元気な演奏だが、アムクロンを使って、さらに躍動感をプラスする。
ホールの響きやピアノのクリスタルクリアーで抜けの良い、いかにもECMらしい音は、このライブ版でも健在で、
211シングル+299のアルミフラムは、パワーと美麗さを見事に両立して、ライブさながらの臨場感を再現してくれる
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