オリジナルのネットワークを使わずに
素の状態でどんな音がするのか、ドライバー部にコンデンサー一発、ウーファーは直結で聴いてみた。
ウーファー部は案外中高域が伸びていて張りがある。
バスホーンドライバーをバスレフ箱に入れた時のような音だ
若かりし頃にフォスのΣシリーズを小さなバスレフに入れて・・・・・大泣き あんな感じのエネルギーバランスではある・・・・ が 今回はさすがに15インチウーファーなので、あの時よりずっとマシな音である。笑
低域はだら下がり。出ていないわけではないが、中域のレベルが異常に高いので
隠れてしまう感じ。磁気回路が強力すぎるのであろう・・・・・・ 泣き
ただ、15インチウーファーとは思えない軽やかな音。10-12インチのミッドバスのような音である。
試みにフェルトのカバーを撤去してフルレンジとして聴いてみる。
高域は全く出ていないが、中域は結構ヨロシイ。笑
繊細で小回りの利くカラッとした音。分解能は案外高い。15インチウーファーとは思えない。
また3インチボイスコイルにしては、1キロぐらいまで案外マトモナ(笑)音が出ている。
フェルトを剥がし、ローパスフイルターを撤去しても、変ながさついた音はしない。
全体に中高域寄りのエネルギーバランスではあるのだが
良く出来たフルレンジユニットのような感じ。
それでボーカルの再生が綺麗なのだ。
これはこれで決して悪くない。結構イケル・・・・・ 笑
604Eのウーファー部は ウーファーではなくて、
磁気回路の強力な、フルレンジ と考えた方がよさそうである。
そういえば、Tru-sonicの206にしても、Altecの515や604にしても、元々のルーツはウエスタンの
大口径フルレンジ(フィールド型だが)であるから、当然といえば当然か。
しかし、いつの間にか時代の要請で、フルレンジを無理矢理ウーファーとしてチューンしなければならなくなったのも運命なのだろうか。
そういえば、Tru-sonicの206にしても、Altecの515や604にしても、元々のルーツはウエスタンの
大口径フルレンジ(フィールド型だが)であるから、当然といえば当然か。
しかし、いつの間にか時代の要請で、フルレンジを無理矢理ウーファーとしてチューンしなければならなくなったのも運命なのだろうか。
いずれにせよ、604Eは比較的初期型であるからフルレンジ扱いとして考える。
ということは、これからイロイロとやり方が思いつくのだ。笑
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