2023年12月3日日曜日

カメラとオーディオの趣味 それもクラッシックな

 久しぶりにカメラネタ等

カメラ趣味に関して最近の動向はフィルムの高騰があります ネガもポジも35㎜も120も

もちろん4x5もフィルムは猛烈な値段になり、インフレと円安の影響もあって

恐ろしいことになっている ポジフィルム35㎜1本4ー5千円では高すぎて写真は撮れません。(涙目)


とはいえ昭和のころの家族旅行のマイカメラのフィルム消費は20枚撮りを年間1本で

正月記念写真 お盆に里帰り 家族旅行(紅葉狩り) その他記念日 で紙焼きを

アルバムに貼って という感じで 節約してましたからあの頃の値段の感覚に近くなった

戻った感じなのかもしれません(涙目) そのぐらい貴重な フィルム写真になってしまいました。

一応ストックしているフィルムはあるのですが、経年劣化が進んでいると思いますし結局撮るのはデジタルばかりになっています。大判カメラはいつ活躍するのか??

若い人のフィルム人気はどうなるのか心配です。アナログレコードのようにフィルム写真も復活すると良いですね。 ネガフィルム36枚撮り一本がビックマックセットと同じ値段ぐらいなら若い人も含めて趣味として残るのでは・・・・ 

現状としてはチェキ一択しかない状況です フィルム生産の再整備 供給安定化で値段も常識的な価格に戻ることを祈るしかありません。 真剣にCMOSセンサをクラシックカメラのフィルムプレートに張り付けて取る例のスタートアップの製品に期待してしまうぐらいフィルムカメラの行き場がなくなっています。


真空管アンプはギターアンプ等のニーズがあるので生産がなくなることはないようでビンテージ管の高騰を除けば趣味として残りそうな感じなのは良いことです。需給もバランスしている感じです。

オーディオに関してはあまりにも簡単に聴けるサブスクの反動でCDやアナログレコードが見直されているのは良いことですね。テープもエモいらしく、オープンリールも高値で取引されているようです。一時期は粗大ごみ扱いでしたが。

我が家の真空管アンプも徐々に再整備を進めています。聞き直すとやはり良い音がします。

三極管シングル トランスやらパーツにそれなりのコストをかけたものは抜群に良い音がすることを再認識しました。

もちろん最新のデジタルアンプもスカッと抜けるようなハイスピードで良いですが(特に夏場などはありがたい)真空管の良いアンプはノスタルジーだけでなく、ノリというか何か来る感じがします。躍動感が違います。

スピーカーとの相性がはっきりしているのも面白いところです。ユニットの個性との相性もそうですが、箱の設計、バックロードホーンと音響迷路とバスレフと密閉と の相性もかなり効いてくるのがトランジスタアンプやデジタルアンプとは違います。

今はまっているのは、小口径フルレンジの箱の違いによる音像、音場の変化です。

VT52シングルのアンプでドライブするAltec205(204?)の音を比較するとバスレフ(スリット式)が密閉より圧倒的に良く、さらにバックロードホーンはバスレフを上回る素晴らしい鳴り方をします 抜けが良い スカッとした鳴り方 しかも ホーンロードがコーンを空気でダンプするのでなかなか制動の聞いたタイトな音がして 音像も 音場もいい感じになります。

この辺の良さが一世を風靡した長岡式バックロードの強みだったのですね(当時のFEシグマのユニットは正直紙臭く、低音のボリュームもかなり不足していて長時間聞いていられませんでしたが・・・ その後ユニットの改良が進んだと聞いてますが。この歳になるととにかく音楽の再生が最優先事項なので、情報量を増やすためハイ上がり気味の過敏なユニットを選択するのではなく、ボーカル抜群な中域重視のおっとりした性格で、密閉箱でも低音がそれなりに出せるが低域は基本だら下がりな、アルティックの小口径ユニット405や205を使うことで音楽再生へのバランスを重視しています)

バックロードホーンは箱がでかくなるのと見た目が異様なので家族からは冷たい目を向けられます。箱を小さく纏められないかずっと思案しています。スワンのような音響迷路という手もあるのですが直角に曲げた音道が長く続くと、癖が強くなり全体につまらない音になるので、バックロードホーンの長い音道をどのように効率よくコンパクトに纏められるのか試行錯誤してきました 最近ようやく方向性が見えて来ました 15年ぐらいかかりました(爆)



2023年8月15日火曜日

シグマのSAマウント 密かな愉しみ

 シグマのSAマウント 密かな愉しみがあります。 すでにディスコンとなってしまった一眼レフ機のマウントで、しかもメジャーなものではなく、シグマ社のみで使われたマウント規格。

噂によれば、AFのプロトコルはキャノンEFに似ており、マウントの機械的な仕様はペンタックスKマウントと同じだが フランジバックは微妙に異なるなど 謎の独自仕様であるが・・・

なにしろ2023年の現時点でもフォビオンのフラッグシップ(??)である、シグマクワトロHの採用しているマウントでありますから、それに接続できるレンズは当然シグマのレンズが良いわけでして、今ならまだ程度の良い個体がSAマウントで入手できたりします。

またシグマ社の愛情により、SAマウントレンズはLマウントやSonyEFマウントに接続できる純正アダプターが用意されておりますので、メイン機がSonyであっても、あるいはLマウント機であっても、活用できるというありがたいご配慮であります。

正直に申しますと、今頃はフルサイズかつ純正3層垂直分離型のメリル方式のフォビオン機がLマウントか何かでフラッグシップ機となり、フォビオン物件の撮影に大活躍しているような夢を見ておりました・・・しかし販売が遅れるのではと、恐る恐るですが、ある種の保険として導入したクワトロHでありました(過去ブログ参照)・・・はたして、その不安が的中している状況がいまだに続いております。(涙目)


いずれにせよ最新の(最後の)シグマSAマウントレンズはSDやLDレンズを多用した贅沢三昧な構成となっており、よほど特殊な写真(清?)癖でなければ文句のつけようのない素晴らしい映像を捉えることが可能です。(ちょっと重いけど)

SAマウントの最後に登場しているレンズはどれも外れがありませんが、特におすすめは18~35㎜ F1.8通しのズームです。APS(C 小さい方)用なので、APS(L ?大きい方)のクワトロHではわずかに四隅が暗くなったり、欠けることもありますが、わずかなトリミングで使えますし、中央付近の解像度やボケ感や抜けの良さは格別で、シネマ用高級レンズ(スーパー35規格)をレンズ構成はそのままにAF一眼用として供給しているという、知る人ぞ知る銘レンズなのであります。(このレンズはそんなに重くないので持ち出すのも苦になりません)