2008年1月9日水曜日

Tru-sonic 206AX 3

なかなか忙しく、レストア作業は遅々として進まないが、現在ボイスコイルが磁気ギャップと接触しないように、ボイスコイル、ダンパー、コーン、エッジに矯正をかけながら静置している。このまま動作できるように祈るのみ・・・である。

レストアは難航している。なんとかならないものかとレストアの方法を考えながら、材料となりそうなパーツの調達を考えている。最大の難関は、フラムの欠損と、ボイスコイルインピーダンスが500Ωということ。

ボイスコイルの抵抗値をテスターで(DCで)計ったところ、なんと660Ωもあった。これでは、パワフルなAMCRONのブリッジ接続を使っても、まともに鳴ってくれない訳である。

苦労してアメリカから入手したもう一方の206AXのインピーダンスは16Ωである。16Ωに揃えるにしても、2インチボイスコイルは代替え品も含め、入手難。また206は大入力に耐える、独自のロングボイスコイルを使っているらしく、これの再生もまた、難物である。

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