2008年3月6日木曜日

Tru-sonic 206AXA のホーン


Stephens ステフェンスの15インチ同軸のレストア中。なかなか作業が進まないが、まあこれもまた楽しみか。

Tru-sonic 206AXAは同軸2ウエイで、コンプレッションドライバーのスロートにマルチセルラーホーンが付いている。
形状としてはAltecの604シリーズに似ている。


このマルチセルラーホーンは、かわいらしいサイズなのだが、一つ一つが、キチンとしたエクスポレンシャルホーンになっている。最初に写真で見たときはダイキャストの様な量産パーツかと思っていたので、実物を見た時、その作りの細やかさに驚かされた。




おそらく職人が銅板?を一つ一つ手作業で曲げ加工して成形し、ロウ付けして完成させた物と思われる。隙間や表面は丁寧にデッドニングが施されている。こうした手の掛かる製品が今後製作されることは需要と製作コストの面から考えにくいので、貴重品である。







0 件のコメント: