2009年7月16日木曜日

コンサート イン ベルリンの再生

この幻の競演を当時の熱気を含めて再生するとしたら

ただし、モノラル・・・・・   泣き



パワフルで奥深い音場を オーディオのテクニックで作り出す以外にない・・・・ きっぱり

で、ワタクシの場合は、やっぱり お決まりですね 206AXA です ハイ・・・・・ 

深く 適度に重量感のある そして ハイスピードな206の低域 これを アムクロンでパワーを入れて叩いて さらに引き締める。

広域はやや詰まった感じなのだが、

211ドライブ、299 2385Aで やや高域端をイコライジングして強めにして 高弦の響きを豊かにする

このCDはソニーがリマスタリングしているためか ノイズ感が少なくて Dレンジが広く ライブとしては良好なのだが

もうすこししなやかな響きが欲しい気がするので

ハイビッドリサンプリング の SACDプレーヤーでCDを再生すると しなやかさや繊細さが出て ナカナカ良好であった。

ハイビッド化すると、やや力感が後退する感じもあるのだが その分 低域ユニットの調整でカバーする。

で、やや音量アップ気味で ドカーンと 聴くと 左右の広がり感はないけれども

リアルな音像と

生音に近い彫りの深い くりっとした

タッチが 再生され 

フォルテッシモの爆発力は圧倒的だ

おー グールドのピアノが 浮かび上がった! この繊細なタッチとダイナミズム

洗練され、計算された 知的で優美な演奏が

圧倒的な迫力で迫ってくる


これは・・・・・・ 本当に 名盤ですナ・・・・・ 感涙

後半のシベリウスも 実にパノラミックで 流麗で 知的な演奏で

この頃のカラヤンは 本当に凄かったのだなあと 

(ややキャラが濃くなりすぎた)後半から晩年の演奏しか、そういえばまともに聴いていなかった

カラヤンに対する・・・・・自分の認識不足を反省したのでアリマス。


シベリウスのこの演奏を グールドは聴きほれたというが それが なんとなくよくわかる 

この選曲は カラヤンからグールドへのプレゼントであったのだろう。




客席中央の観客の咳が 結構リアルで・・・・・ 少々困ったりも・・・・スル 涙



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