2019年8月16日金曜日

サナース 太陽光温水器 太陽熱温水器 長期レポート 8年目

我が家に導入したサナース 太陽光温水器 太陽熱温水器? 8年経ちました。
今も無事温水をせっせと作り出しています。
本当に優秀な機器で、ランニングコストはかからず、ガス代は大いに節約されます
夏場の晴天が続く日々はほとんどガスの追い炊きは必要ありません。
月々のガス代が調理用のガス+α(曇天時はガスです)で収まるので
経済的ですし、地球温暖化のCO2削減に役立っていると思います。

ここのところ太陽光発電に関しては暗い話題が多いですが、もともとそういう懸念はあった話です(無視されて制度化されて今の状態に陥ってます)

このブログをお読み戴くとわかりますが、太陽熱温水器は本当にエコ商品です。特に真空管式は抜群です。冬でも晴天なら暖かい風呂に入れるのですから

実は8年間の間に我が家の太陽熱温水器には厳しい試練が2つほど訪れました。
一つは寒冷な冬に東京に大雪が降り、水道管が凍り付いて破裂して大水を出してしまいました。これは参りました。いろいろと助けて戴いて漏水を止めてなんとかなりましたが・・・(配管の寒冷対策が東京でも重要だと痛感しました)

もう一つは、なんと我が家の真南に大きな(9階建て)のマンションが建ち、日影がかかるようになってしまいました。都心の住居地には高度制限や日陰制限の緩い土地が結構あり、我が家は規制緩和でまさにマンションデベロッパーの標的となった空地の真裏だったという不幸により、昼は真っ暗の家になってしまいました。
太陽熱温水器も、建築前の日影図から絶望的な状況になるかと思われました。

ところがかろうじて残された西側からの日差しと、夏場は太陽の光線が上から注ぐことにより、冬は厳しくなりましたが、夏は毎日風呂に入れますし、秋や春も晴天ならなんとか、冬は追い炊きでなんとか というギリギリセーフな温水が得られるところでなんとかなりました(我が家は3階建て陸屋根で北側ぎりぎりに設置しているので日影の影響が少なめであったこと、何よりもサナースの真空管式は一度暖まると温水が冷めないため、わずかな日照で得た温度を日影のかかる時間帯にもキープしてくれるという特徴に助けられて
この不幸な環境にも耐えることが出来ています。

というわけで、拙ブログにお越し頂き(たぶんほとんどいらっしゃらないでしょうが)ましたら、真空管式温水器でささやかなCO2削減、地球環境保全に取り組んでいる、小市民、路傍の石が都内にもおりますことを(涙目)お伝えします。

(太陽光発電は太陽熱温水器とは違い、いろいろと難しいですね。発電の不安定性、蓄電のコスト、売電の不自然なビジネスモデルから、成り立ちが厳しいものだなと今も思っています 中国製の安価なパネルが出回り設備投資価格が下がっても、問題となっている補助金なしでは原価割れするという悲しさ 一方で太陽熱温水器はざっくり2〜3年ぐらいで投資分がガス代の減少で自然に回収できている感じです・・たぶん )
シールは端が一部剥げましたがタンクの機能には問題なく、水漏れもありません。塗装の錆びもなく、立派です。

特徴である真空管式集熱管も当初の機能を今も保っています。



唯一温度センサが不具合(温度が大幅にずれる)をおこしていますので今度センサ部品の交換を行う予定です。

蓄熱・保温機能は8年経過しても当初のままで、本当に優秀な機器であると改めて感心しています。

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