2007年11月24日土曜日

コンプレッションドライバー


アルティックの業務用機器部門はつい最近、廃業してしまった。歴史のある会社だけに誠に残念だ・・・・。一方、アルティック製造の1.5インチドライバーの評判はなかなか良い。
ライバルのJBLは長年2インチを手がけてきたが、最近ラインナップを1.5インチに戻した。これは高域特性と中域の厚みの両立を考えると、ギリギリの妥協点がこの辺になるからだと聞いた。
1インチほど音が細くなく、しかも高域が伸びてギリギリ2ウエイで重要な帯域が狙える落としどころが1.5インチということなのだろうか?
いずれにせよこれはアルティックの最終世代の製品ということになる。ベリリウム、チタンが主流の現代ではいまさらの感もあるアルミダイアフラムだが、詳しい人に聞くと、癖がなく、扱いやすいとの評判も。


 これは299用のフラムなのでアルミ合金のジュラルミンが採用されている。さらに表面処理も施された(?)パスカライトだ。アルミのものよりも高域が若干伸びているという話である。但しパスカライトの評判はウエブ上でもあまり見掛けない。どんなものか実際に聞いてみないと判らない。

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