2008年10月2日木曜日

FOSTEX FS21RP



FOSTEX FS21RP (or FS20)

希土類マグネットをふんだんに使用した、非常に強力な磁気回路

極めて整った平行磁束の中を、直線のアルミリボンが走り、

振動膜をダイレクトに、極めてリニアに、ピストン動作させる。

このユニットの駆動には、優れたアンプとプレーヤーが必須である。

モロに装置の音が出る。

使いこなしが悪いと、モロにマイラー臭い音になるシビアさ ・・・(大泣き)

まったくごまかしは利かない。 しかし、うまくチューニングできると


コンデンサースピーカーを思わせる繊細さと超高分解能に

ダイナミック型の深い切れ込み、ダイナミズムが両立している

ダイポール型故の、セッティングの難しさや(汗・・・・)

フラットスピーカーの宿命の、指向特性の狭さなどの弱点はあるものの(涙・・・・・)

一聴して、その良さが判る、極めて素性の良いユニット。

infinityのIRSシリーズにも同型のユニットが採用された(という噂)

ナマのような音が簡単に飛び出してくる。

特に、スピーカーからの音離れが、異常に良い(笑)

まさに、通好みの

希有なユニットである。

3極管シングルとの相性が非常によい 

かってinfinity在籍中に、かのヌデール氏は、IRSに管球アンプを推奨していたという

硬派なVT-52 ロフチンアンプで駆動するFS21は、

ワタクシ好みの力強い、リアルで力感のあるサウンドを、バリバリと奏でる。

通常か弱い感じがつきまとうバイポーラ型としては、希有なユニットと言えるのではないだろうか

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