2011年9月19日月曜日

DCX2496 チャンデバのアナログ入力改造3

出力段をパッシブ改造したDCX2496のデジタル入力の再生音は

抜群の鮮度、立体感・・・・・ 文句無しのハイファイ音である。

それと比較すると

イマイチ冴えないDCX2496オリジナルのアナログ入力からの再生音を 

改造後の鮮烈な(汗)デジタル入力に近い音か、あるいは若干アナログ的な方向性で 

少なくとも現状よりも鮮度の高い音は出せないものか?・・・・・という試み。

アナログレコードをよりいい音で聴きたい

SACDの再生にも てこ入れ してみたい
(デジタル出力が不可なため、もはや自滅寸前のメディアであるSACD デジタルチャンデバにデジタル直結できない悲しさ・・・ アキュのフルシステムならデジタル直結出来るのだろうが・・・それ以外の機器を使う場合は、アナログ入力で頑張るしかないのだ 涙)


無謀にも
パーマロイコアのトランス一段、直結で、ADCをドライブしてみようという目論見だ


これはすなわち トランスの音、ADCの音がモロに出てくる という意味でもある。(汗)



結果は・・・・

大成功でありました。

久しぶりSACDの良い音が聞けました。

実に細かい音が ごく自然に出て来る。

雰囲気感が圧倒的で 

暗騒音や 集録時のノイズが

CDのデジタル入力では リアルに ソリッドに(やや人工的にエッジが立って)聞こえてくるのが

SACDでは、ごくごく自然に 自然の環境音のように 聞こえてくるのが 凄い

音のエネルギーバランスは ややハイ上がり ロー落ちだが

極端にハイ上がりというのではなくて あくまで若干である
これはおそらくパーマロイコアのトランスのキャラクターであろう

高域の分解能は怖ろしい水準で 

聴感上ハイ上がりのように聞こえるのだ

チャンデバのレベル調整 イコライザーで小修正したところ
簡単にバランスは調整出来た。

バランス調整後の音を聞いてみた。

全体にエッジが立った音というより、ナチュラルでソフトなアナログの感じに近い

情報量は圧倒的

実にSACDらしい音
(若干 パイオニア製プレーヤーの伝統的な? パステル超の色彩 やや淡泊な色彩?)

ソース次第で様々な音が出せる。 

トランス直結なので、ハイスピード、ハイファイ音で、少々切れ味は良すぎるぐらいだ。

そこで、プリを入れて調整することもできる。

音楽愛好家にはプリを咬ませた方が良いと思われる。

音像が太くなり、押し出しが良くなり、ピラミッドバランスとなる。

SACDのマスターの音源が良くない場合は、プリがあった方が良い結果になるようだ。



プリなし SACDプレーヤーの直結入力では 怖いぐらいの 超分解能 超情報量 汗

実にHifiでスリリングな音だ



直結で少々困るのは、例えばジャズのSACD復刻版の場合、アナログマスターテープのコンディションがモロに聞き取れてしまうところ

(曲によって マスターが ヨレヨレなのが 克明に聞き取れてしまい、最初は装置の不具合と勘違いして 焦ってしまった。 汗)




とにかく、アナログ入力は格段に改善したので

ようやくSACDがDVD audioやハイビットPC音源並の水準で

再生出来るようになった 

実に有り難い。



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