2009年1月4日日曜日

Kodak DCS proback





再び写真ネタです。


DCS probackを使っている

なかなか骨のある機材で

使いこなすのはナカナカ大変である。

だいたいこれを非対応機種の500CMや503CXに繋ぐのだから尋常な使い方ではない。

DCS probackの対象機種は 555ELDである。(または専用アダプターを使ってマミヤRZに付ける) (この後の改良モデルであるDCS proback plusは対応機種が多いが高値で取り引きされているようだ。しかもアダプターとなる専用ケーブルは現在入手困難である)

555ELDは、デジタルバックとの電気接点が付いたデジタル対応の自動巻き上げ機だ。


アキュートのピングラの入った500EL改を格安ゲットし、既に持っているので、非常に高価な555ELDを改めて買う気はない(実際、高すぎて買えない・・・大泣き)

で、強引にDCS probackの電気接点を活用し、強引にアクチベートして写している。(泣き)
この解析には苦労した。555ELDのリペアマニュアルを参考にしてなんとか根性で実現した(涙)

写りは最高・・・・

1600万画素の解像度は今日ではもはやたいしたものではないのだが

ピクセルのウエルが大きく、ISO100固定でタップリと光を取り込み、それをストレートにAD変換する

巨大なCCDの吐き出す画像のトーンは

やはり違うのだ。

ワタシはどうも解像度よりもトーンを重視する好みがあるようだ。

ちなみに普段は600万画素のペンタのK100Dを使っている。

この機種の中古価格の値崩れ具合からして、一般にあまり評価されていない機種だということは良く判るが(笑)
ワタクシにとっては、これは隠れ名機である。

これは手ぶれ防止機構がボディー内蔵で、古いMレンズも、スクリューマウントのレンズも手ぶれ防止で使えるのだ。

TTL絞り込み測光も使えるし。

なにより、600万画素と画素数を欲張っていないので、ウエルのサイズが大きい。トーンが良く出るので、密かに愛用している。

ドーンと撮りたいときには、根性でKodak DCS probackを引っ張り出して使っている。

Kodak DCS probackは大きなACアダプターをファイアーワイヤー端子に接続して電源供給するという、スタジオ撮影が基本のデジタルバックなのだが、別にバッテリー端子も付いているので、そこにニッケル水素の単三電池8本を繋いで9.6Vの電圧を供給して戸外用の外部電源としている。

単三はパナのバッテリーだが、古い指定のバッテリーよりも容量に余裕があり、動作もなかなか安定しており、沢山撮ることができる。

5 件のコメント:

Carrrrrara! さんのコメント...

シンパパさん、初めまして。
すごいですね!強引ですが出来る物なんですね...
ワタシは運良くPlusの方を手に入れました。対応機種は多いですが、それは専用のケーブルがあってこそのようですね。ケーブルは国内で流通してなかったので海外から購入しました。
まだまだ仕事でも使える画質です。

頑張りましょー!!また遊びに来ます!

Unknown さんのコメント...

はじめまして、こんにちは。
私は以前Pro Backを使っていました。
しかし事情で手放し、最近になって知人からPro Back645Cが渡ってきました。
しかし、645Cを取り付けるカメラが無くて困っています。
プロバック自体はシンクロ信号があれば動作することはわかっていますが、645Cの接点のどこへ信号を送ればよいのかわからず困り果てております。
恐らくシンパパさんの解析とほぼ同じだと思われます。
なんとか情報をいただけないでしょうか?
誠に勝手ですが、お願いいたします。

シンパパ さんのコメント...

grapherさん

超亀レスですみません
古い日記だったのでコメントがあったこと気が付きませんでした。
645Cのことはよくわからないので

ProBack (非Plus)のことでしたら多少判るのですが。

ProBack (非Plus)の場合
1.アクチベートは555ELDのバックシャッターオープン(または撮影準備完了)をもって認識し、アクティベートされる
2.CCD露光開始はシンクロケーブルから
3.最後はバックシャッタークローズを確認してるようです

1と2は数百ミリセコンド以内でやらないと
同期しませんでした ×

3がクローズしないと
バックシャッターが閉まりませんでしたのメッセージは出るが、撮影は出来ている。

プロバックではずらりと接点が並んでいますが、真ん中よりやや下に穴が開いていてこれがセンタリングピン。
その上下2こずつしか使っていません
一番下がグランド
下から二番目がバックシャッターオープン

穴を挟んで上の二つの一つまたは二つが
バックシャッタークローズまたは撮影準備完了のサインか?

ワタシの場合、ICやPICなどでタイマー付きリレーボックスなどを作るのは面倒なので、

穴の上2つと 穴の下2つをそれぞれ結んで
上2つと下2つの間にプッシュスイッチを付け、

プッシュスイッチオンでアクティベート
すかさずレリーズ
シンクロオンでCCD露光
で、プッシュスイッチを離しても間に合わず
画面には
バックシャッターが閉じません

のエラーメッセージが出る

けれども撮影は終了 笑

でボタンを押してエラーメッセージを消して
次の撮影 をしてます。

645の場合は どれかがシンクロ接点と繋がっているハズだと思います。

オシロが必要になりそうですね。

あくまで 自己責任でお願いします。

more2nd さんのコメント...

いまさらながらなのですが、外部電源電池式の作り方(資材など)を教えていただけませんか?

mod さんのコメント...

超亀のコメントですが情報ありがとうございます。
おかげで私も500cと上記方法で撮影できました。
尚、私はPlusですが大丈夫みたいです。
ホントに助かりました。重ねてお礼申し上げます。