2017年10月18日水曜日

Nikon1 不遇?の名機V1 J3 J5・・・ 今も愛用してます  Nikon1の存続と V5に期待しています。

Nikon 1という 通好みのミラーレス一眼があります。 

相当な紆余曲折の中でJ5 V3まで 良く健闘したと思うのですが・・・・・ 女子受けと男子受けの二股を狙った戦略?がマイナスとなり、総合的には販売で若干苦戦されたのかもしれません。

今年は創立100周年という記念すべき年ですが
DLの発売中止 V3も旧製品落ち J5も在庫徐々に減少中でしょうか

大変惜しいですけれども もうちょっと頑張って頂きたいのです。 

私的にはNikon 1はとても気に入っていて
サブカメラのナンバー1として今も愛用しています。使用頻度はとても高いです。

高級シリーズのコンデジ(レンズ交換できないタイプ)は多種多様 多くのメーカーから乱立しましたが Nikon1さえ持っていれば それらの誘惑に負けることはありませんでした。

Nikon1に今後 後継機が出そうもない?のはとても痛いですが
逆に希少価値により 現行機種を末永く使い続けるつもりです。

何より(センサが小さいのでがっかりされた方は多かったですが)
小型機に必要十分なスペックと、専用レンズの小型軽量高性能設計
もっとも重要なAF速度(爆速)とカラーバランス(オートでもいい感じのトーン)は最適で、実用十分な精度をJ1、V1から出してきたところは、さすがに老舗の開発陣の実力と唸らせる力がありました。
 一方、センササイズの割に、ボディーが若干大きめなのと、デザインに個性があった(V1)のが微妙に人気に影響したのかもしれません)

割と玄人受けする機種で、プロカメラマンがサブカメラとしてNikon1を愛用しているという話は結構聞かれました。(メモカメラ最強との噂も・・・)

高感度、暗部の再現性ではセンササイズ故やや厳しくなるものの
明所、低感度設定でしっかり構えてきちんと撮影した一枚一枚は
十分に仕事に使えるレベルの絵を出す能力を持っていました。

フルサイズの一眼を使うのを控えたいフォーマルな席や、
シャッター音を抑えたい舞台や式典では、外に選択肢がないという存在でもありました。
電子シャッターを使った完全無音撮影で、ローリングシャッター現象が目立たない しかもオートでもそれなりのカラーバランスの絵を出してくるのは気持ち的にとても楽なのです。(この辺はいろいろと苦労してきた方ほど分かるツボかと・・・)

さりげなくメモ代わりにコンパクトカメラで撮影している風でありながら、記録された写真は十分に納品可能な品質 というのはとても重要な所です。

最近はスマホのカメラ性能の大幅な向上でコンパクトミラーレスの存在意義が薄くなっておりますが、わずかな差とは言え、画質が安定していて、レンズの交換が可能で、AF性能もずば抜けていて、携帯に不自由しないサブカメラとして NIKON1は今も心強い存在です。

例えばロケの際にスタッフが足りなくて、帯同していた同僚や後輩にサブカメラを託して適当に撮っておいて、と頼むようなやり方でNikon1を素人にいきなり手渡ししても、撮影された写真や動画は結構使える絵が撮れていて、その写真で救われた ということもありました。

レンズもなかなか優秀で、それぞれのレンズの特徴を掴んだ上でしっかりフレーミングして撮影すると 期待以上の絵を記録してくれました。

特にお気に入りは11−27.5(手ぶれしなければ最高)18.5(解放でも絞っても秀逸)30−110(切り取り用) 辺りです。
懐にも優しいです。

そういう意味でニコワンは本当の名機 銘レンズですね しかも市場価格は申し訳ないぐらいお手軽です

荷物の制限される長期海外出張やフォーマルな席にはかならすバックの奥にニコワンを忍ばせて携行しています。

もし業績が回復されましたら、いつの日かJ5かV3の後継機を出して欲しい と切望しております。

そんなにコストをかけなくて良いと思うのです
例えばJ5は基本性能が優秀ですからDL用に用意した技術と融合して痒いところに手が届くようなマイナーチェンジが出来たら最高です。

ファンの妄想でしかありませんがDL用のファインダーを内蔵したJ5はV5になります。
4K 30Pでマニュアル撮影できたら最高です。
トーンカーブは後からグレーディングできるような仕様も必要でしょう
音声は当然外部入力端子を付けて 入力レベルがマニュアル調整可能に

4K時代に求められている潜在的なニーズ すなわちスチルよりもショートムービーの要求が高い に 柔軟にフィットさせることができたら
本来のニコン1の使命が果たせる(プロ、準プロ仕様)と思うのです。

ニコン1マウントは 裏面照射CCDの性能向上と動画4K撮影機(プロ、準プロ用) の流れから、将来 、丁度良いところに位置していることに気づく筈です。

社外レンズやアダプターによる他社レンズを使いやすくする、AEやフォーカスアシストなど (これまでは社外品に対して冷淡でした Mモードしか使えないのは時代錯誤です)

動画の作品作りでは高画質の優先度は必ずしも高くなく、対象を浮かび上がらせる描写力や音声の品質が問われます。ニコン1の専用レンズはAF精度が高く静かなのでムービーにも対応しますが、他社のオールドレンズ、特に往年のCマウントレンズとの組み合わせは そのセンサーサイズから、動画映像表現に様々な可能性を広げます

 超望遠とマクロ領域の手持ち撮影 は、(ユーザーが本気で取り組めば)おそらくニコン1の独壇場になるのではないかとすら思われる世界です。
超望遠には銘レンズの70−300や、アダプター経由でFマウントのレンズ群との組み合わせがありますが、マクロは手薄です。 
 ニッコールは伝統的にマクロレンズが強いので、20mm辺りの等倍撮影可能なマクロレンズは出来ないものでしょうか?照明用のLEDリングライトをビルトインすれば、業務用接写 例えば医療分野や科学撮影、工業用記録写真など 手堅い分野は存在します。ニコンはもともとこの分野で圧倒的な強さを持っている会社でした。もう一度本来の立ち位置に戻るというのは良いのではないでしょうか。

 是非自信を持ってニコン1の継続機種を出して頂きたいものです。





Vシリーズ、J3 J5のお値打ち品に出会ったら 迷わず速攻ゲット をお勧めします。



0 件のコメント: