2008年5月23日金曜日

モノラル


モノラルのアルバムは、オーディオ的には、なかなかピンとこない場合も多いのだが、好録音のアルバムを、当時の優れたスピーカーで再生すると、なかなかすごい世界を展開してくれる。

当時のレコーディングエンジニア恐るべし・・・
奥行き、広がり、厚み、張り出し、リアリティー、文句なしである。

もちろん、このアルバムの収録時に生産されていた超高級ユニットである、206AXA恐るべし・・・・・、である。 恐ろしくハマル・・・・・

死蔵している耳タコのアルバム群を、いそいそと聴き返したくなるほどの新鮮な感動が得られるなら、新規の機器導入は大成功ということになる。

ヘレンメリルの歌唱力、改めて感心・・・・である。思わずニューヨークの街並を思い出してしまった。再開発が進んだとはいえ、ストリートのくすんだ雰囲気は残っているので・・・・。

またクリフォードブラウンのソロ、これがとても清涼感があってすばらしい。クインシージョーンズのアレンジと言われるが、スコアも用意されていたのだろうか、あるいはアドリブなのか、など思いを馳せながら聞き入ってしまう。

これに、モノラルのカートリッジと、プレーヤーなんかそろえてしまったら・・・・・・・・沼が深すぎ・・・・・さすがに止めておきます。

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