2008年6月15日日曜日

Tru-sonic 206AXAのネットワーク


206のダイアフラム調整とネットワーク調整を行っているところである。

高域ドライバー用のネットワークは、単純なコンデンサーによる6db/octのローカットが、ナチュラルで良い結果であった。

問題はウーファーをどうするかである。

とりあえずフルレンジ、アンプ直結で聴いてみた。

中高域がややうるさい感じで、落ち着かない。

このユニットは15インチユニットながらボイスコイルが2インチなので、案外高音が出てしまうようだ。

この高音はなかなかのくせ者で、質的には決して良好な高音ではない。

そこで単純な空芯コイルによる6db/octのネットワークで、ハイカットを試みたところ、これはなかなか良好であった。

余計な雑音が出ないため、静けさが出てくるように思う。

当初の計画ではダイレクト感を優先し、ウーファーの直結を考えていた。

今回の結果から、ウーファーにコイルを入れてハイカットする方向で進めることにした。

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