2011年8月11日木曜日

206AX ダブル バーティカルツイン仕様


久しぶりのオーディオネタです 汗

最近は環境系にやや傾倒気味でありますが

オーディオの方も徐々に復活してきました。 汗


206AX をダブルにしてみたい・・・・
構想としては数年前から考えていたが・・・・

なんとなく地震とかが来そうな感じがして、タワー型は崩れ落ちそうで 躊躇っていた
そしたらホントに地震が起きました   大汗

地震の後、ユニットも損傷したり、しばらくオーディオをやる元気無かったですけれども

いつかはやってみたいと思っていた15インチダブルで復活してみようと決意。


我が家はスペースがないので15インチユニットを横に2本並べる通常の配列は不可能
横2本の方が、一般的なホーンの横方向のカバー角とマッチするので収まりが良く
豊かな低音も得られるので、もちろん耐震性も含め 望ましいのは明らかなのだが
とても入れられない。

そこで、スリムなタワー型のバーティカルツインにしてみた。汗
今回のこれは厳密な仮想同軸を狙った物ではなく

箱の容積の増大と音源の位置を高くするのが主目的
副次的に低音の締まりと伸びが出ればと考えた。



バーティカルツイン方式は
レイオーディオの製品が 木下モニター として世界的に有名でありますが
日本人の木下さんの発明なんだそうであります。

レイオーディオのバーティカルツインはミュージシャンが そこに立つ 感じが凄く
迫力があります。箱は巨大ですが・・・

かのJBLも一時はずっとバーティカルツインだったけれども最近はやっていない。

ウーファーの左右の広がり角がホーンとマッチしないこと

上下のウーファーの動作が、高さが違うために音が異なるので
仮想同軸の特性が得られにくいというのがネックになったようだ

木下モニターの場合は録音スタジオの壁面中央に埋め込みなので
上下のユニットの動作の違いが問題になることはなく
エンジニアの耳をピンポイントで狙うので
大変利にかなった設計であります。

オーディオ雑誌的には昔から プロフェッショナルモニターといえばJBL
ということになっていますが ?・・・・・

実際はTAD のシステムや木下モニターの評価が非常に高く

 (そういえば、未だにアルティック604も生き残っているとか・・・)

クラッシックはB&Wとか quad ESL63とか・・・

NHKは昔ダイヤトーンだったが今はフォステクスのシステムだ。(もの凄くイイですね・・・ あれは)

いやむしろ 今はずっとずっと 小型のスピーカーがモニターとして一般的で 
携帯のピエゾユニット なんかも 音決めの基準になりつつあるとか・・・・ 涙 ま、伝聞ですが

こうなってくると、音の基準がどこにあるのかサッパリわからない・・・汗




さて、我が家の場合、消極的に
場所がないので上に付けたら 結果的にバーティカルツイン  汗

実はこうすることを前提に箱の天板は外せるように作っていた。


ほぼ立方体の箱を追加で乗せることで

180リットル相当のバスレフ箱に2本の206が入った
トールボーイ型になった。



我が家のホーンは左右の広がり角60度にしているので
206AXと丁度良い感じだ。

この作業にかかる前に
206のレストア作業を終了させる必要があり
これがナカナカ骨の折れる作業であった。

なにせ206AXは球数が少なく
マッチドクアッド 4本揃い を探したら
一般人には
一生手に入らないでありましょう 涙

そこで泣く泣くボイスコイル、コーン紙 ダンパーに
できるだけ調整を加えて
なんとかそれなりのバランスで 全ユニットが鳴るようにして

それから箱を組み上げることにしたのであります。

箱作りも含め 大変な作業であったが
とにかく何とかなった ・・・・・

成せば成る もんであります

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