2011年8月12日金曜日

Tru-sonic 206AX vertical twin


随分と消極的な理由で始めた(汗) Tru-sonic 206AX vertical twin であります。

結果は まだ調整中なので不明な点もありますが

現状でも 成功 と言って良いのではなかろうかと 内心思っております。

もちろんジコマンの世界であることは否定しない・・・・・ 笑



ただ、これまで自分の求めていた音を ズバリ 実現してしまったようなのです・・・・ 汗

ホログラフィックな 分厚い リアル音像が 

ほっとする感じのやや和やかな音で

優しく迫る・・・・

そして ビールが・・・ 旨い・・・・  爆

そんな音が ワタクシのかねてからの理想でありましたが(笑)


206のバーティカルツインで
すんなりと実現してしまいました・・・ 驚愕

もちろん 細部には修正すべき点が多く
今後の微調整は必須であります

欠点を上げれば色々と。 汗

シングルよりもやや余計な音が増え
にぎやかになり、音像もやや大きめになったのはマイナス。

CDによって音像がやや左右にぶれやすく

音像もフォーカスがピンポイントとはいかない

音場は広いが、澄み切ってクリアーという感じではない 汗

しかし 音は前にすーっと伸びて
音像は眼前にそそり立つ感じで

ステージ後方の 退く音 はずーっと奥に展開し

やや誇張もあるかもしれないが、音が立体的に響き渡る

もちろん低域は著しく改善した。

圧巻はジャズのウッドベースで そこに立っている感じ
しかも リズム感が最高なのであります。

バスドラも 面で押してくる感じが実に軽やかに決まる。

うーむ これはバーティカルツインのマジックと言えるのではなかろうか。

206AXの元々持っている 音色

太く リズミカルで 軽やかでありながら、ブ厚い音が

スケールアップして 優しく迫る 感じなのだ。

この音はあまり聞いたことがない類のものだ

最も近いのはTru-sonicオリジナルの200リッターぐらいの大型バスレフ箱に206AXAが入ったシステム
それからいわゆるアイコニックのシステムにも近いといえば近い

しかしそれらとも やはり違う音なんであります。

純粋なビンテージシステムでは、どうしても気になってしまう、例えばホーンのダイアフラムの設計の古さから来るなんとなく鈍い感じとか(逆にこれがスイートに決まることもあるわけですが・・・・笑)

あるいは、当時のネットワークの醸し出す なんとなくノスタルジックな音 は ここでは原則出さないようにしている。

最新のデジタルチャンデバ+マルチ駆動で現代風に(?)アレンジしているので
いたってスムーズでハイスピードである。

しかし、全体の音色としてはやはり4本もある206AXの支配力は圧倒的なので

ビンテージユニットの持つ ゆとり、厚み、鳴りっぷり 個性が発揮され

よく言われる、フルレンジユニットの持つまとまりの良さで

なんとなくリラックスした雰囲気で音楽を長時間楽しめるのだ

音色のバランス的にはQuadのESLの音色とバランスをそのままに 
低域を大幅に拡大して
そこに
ホーンシステムの、深々とした前後に抜けるような立体感をプラスした

ような感じになった もちろん弱音部や音の退きについてはESLの方がずっと優秀であるが
音触としてはESLに割と近い感じ かもしれない。

これは 狙い通りというべきか 狙い以上と言うべきか・・・・・汗

今回の結果は ほとんど206の効果によるものなので

恐るべし 206AX ・・・・・なのであります。



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