2011年11月20日日曜日

音楽再生のハイファイ6

日本製の本格SP市場が縮小してしまい
いまや大手で生き残っているところは
指で数えるぐらいになってしまいました(片手 涙)

そういえば神田明神下のハイエンドオーディオショップの跡は
スポーツクライミングのお店になって 壁に人がぶら下がっておりました 汗
健康的で良いです・・・・。(笑)
象徴的な光景です  時代が変わったんです(涙)

でも、衰退した状況を分析できていないのは変だと思うので
また今後のビジョンを明確に描いていないのもファンの一人としてまことに残念なので
路傍の石がつらつら書いている感じです。

(ネットワークピュアオーディオという伸びそうな新分野もありますが、ワタシは
割と冷めて見てます)

もしこれまでの流れを反省するとしたら・・・・ずばり 業界として

技術革新に囚われすぎた(高度経済成長期)
200万も300万あるいは1000万以上もする尋常な商品でないものが話題の主流になった(バブル期~以降)
音楽を皆で楽しく聞く 単純明快な目的を忘れた (全般的に)

ということではなかったかなとおもうのです
それがわかっていても、ニーズと乖離していても
収益の関係で利幅の・・・  やめましょう 汗

若い人もオーディオに関心はあっても 高すぎてなかなか入れません

また、いまの業界内での?良い音と 普通の人、
若い人の良い音 はかなり乖離していると思います。

こう書くと、歪んだ電子音楽をヘッドフォンで聴いている若者は耳が悪い
などと上から目線でケチをつけられそうですが・・・(汗)

老齢化して高域が聴き取れなくなってきた大ベテランのセンセイ方よりも
若者の方が医学的には耳は良いことになってしまいます。(爆)


ハイエンドのツルピカ音のため うん100万 
音響対策ケーブル、例えば「液体に浸したベルデンのケーブル」とか
(○の細道の影響か?)昔流行りましたけど・・・
スピカーケーブル、ラインケーブル、電源コードの交換で音はもちろんちょっと変わりますけど
それに数100万かける、あるいはそういったものが主要な話題になる・・・・これが健全と言えるのか疑問です。
(日本で例の液体入りケーブルは凄く売れたとか・・・なんだかソムリエ数世界一みたいで恥ずかしいと思うのです。)


世界経済も混乱して富も急速に収縮してますので これからのオーディオは バブリーなハイエンドじゃなくて 


基本に立ち返り

中域重視 聴感重視 ダイナミックレンジ重視 コストパフォーマンス重視

しかないのかな とおもいます。

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