2008年8月27日水曜日

買い込む性分

我が家のメインシステムは長年育ててきた、Fostexのリボンスピーカーシステム(IRS γ、εに類似した構成の自作システム・・・・ というか、Fostexがオリジナルであり、Infinityが Fostexから技術を導入してIRSを完成させた・・・Fostex の技術力恐るべし・・・・・・なのである。)
これをVT52-5691ロフチンの管球アンプで駆動。



これが15年以上、部屋のベストポジションで不動の位置を占めている。
いろいろ他のシステムを試してはいるが、結局これを超えられない・・・・・苦笑・・・

狭い部屋にもかかわらず、これ以外にも色々なスピーカーシステムを持っている。
(魅力に勝てず増えてしまった・・・泣き)





ご厚意によりお譲りいただいた、Tru-sonic 206AXAコーナー型(モノラル)が部屋の隅っこに押し込んであって、これはモノラルのレコード鑑賞に活躍。 モノラルレコードの音色のハマリ方は、コレ凄まじい。

職場には Altec 299 8AT/ Tru-sonic 206AXAマルチが(密かに)置いてあって、ソースに合わせて2ウエイか、同軸2ウエイで聴き分けている。 BGMでも、ドッカン、バッスンの大音量もOKだ。抜けがよく、前に張り出す積極的なサウンド。 中高域がクリスタルクリアーで、かつ中域の質感重視の美音が特徴である。

さらに、自宅の深夜の視聴用には、ジャンク再生品の、オンボロなESL63Proを長らく愛用している。蚊の鳴くような音量でも、しっかり再生するのが凄い。

程良いワイドレンジで、かつフルレンジ的な音の纏まり方が非常に好ましい。 これは通常部屋の隅に衝立のように立てかけていて、聴くときには部屋の真ん中によっこらしょと引き出してニアフィールドリスニングしている。ESL63Proはハンドルが付いているのでこういう使い方に非常に向いているのだ。


最近調子に乗って、QuadのESL57のジャンク品をレストアし、ボーカル用として導入した。 これは、もの凄くボーカルが良い。 カマボコ型の懐かしい感じのエネルギーバランスであるが、繊細でありながら、面で軽々と押してくる、割とブ厚い中低音に痺れる。 これは音楽を長時間鑑賞するには、極上の(BGM的+モニター的端正さ)/2・・・のサウンドである。



左端に写っている黒いのが ESL63Pro サランネットで覆われて真っ黒なので、モダンアートと言うか、さながら2001年宇宙の旅のモノリス・・・・異様な感じである。


真ん中が、最近導入して心底気に入ったESL57 オリジナルネイビーブルー仕様(笑)

しかし、昨日、息子に部屋に踏み込まれ、密かに(?)隠していた(涙)ESL57が発見されてしまった。

息子曰く

「パパのガラクタがまた増えた!」

かみさんの前で思いっきりばらされる。

かみさんは絶句し、無言・・・・・

微妙な沈黙・・・・

マズイ 大汗・・・・・

「ハイ、その通りです!。」 (いまさら 弁解してもしょうがない・・・・ )


買い込み過ぎ・・・・・反省。

スピーカーにとって、部屋のベストポジションは通常一カ所しかない。

沢山買い込んでも、活かしようがないのは分かっているのだか・・・・・。

多少面倒でも、スピーカーを移動して、とっかえひっかえ聴くのはカナリ楽しい。

馬鹿につける薬なし・・・・・・である。

 (さすがに、どれかをいずれは処分しなければ・・・・カナリマズイ・・・・・)

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