2008年8月17日日曜日

QUAD ESL57 夏休み自由研究




QUAD ESL57のレストア作業開始












またまた性懲りもなく ・・・・・。

QUADのレストアプロジェクトに、ついつい手を出してしまった。


コンデンサー型、フルレンジ。とにかく音がよい。

独特の世界がある。

限界はいろいろあるが、ホントニ音楽を聞き込むには最良の友となる。

かのマークレビンソン氏もダブルスタックにて愛用したというオリジナルの Quad ESL (ESL57)

現存する個体の殆どは、部品の劣化が進んでおり、使用に耐えるものは少ない。

整備済み、程度の良い物は非常に高価

で、・・・・・・・おきまりのジャンク品を入手。

一聴して、音がおかしい。

低音が一切出ていない。

音圧も全体に低い。

ショップに依頼すると、修理代金は非常に高額 数十万は平気でかかる。

自分でやることに。

途中で後悔した・・・・
分解は、ねじが多く、なかなか困難。


内部はもの凄い埃。 30年以上の埃が静電気で集まって、内部に溜まっている。


高圧整流部の取り外しも、半田がしっかりしていて、

ロウで封入された基盤を確認するのも億劫である


さて、どうなることやら。

(内部は6000Vの高圧がかかるので、真似はなさらない方が良いと思われます。)





遂に原因を特定

6000Vの高圧で、プリント基板のパターンが溶け落ちていた。凄!

0 件のコメント: