ゴツイマグネット
巧妙なベンディングウエーブ発声体
MITの俊英、ウオルシュの設計による
全方向性、フルレンジユニット
ベンディングウエーブの動作原理そのものは、古くジーメンス時代からあるらしいが
これを、フルレンジの、この形にまとめ上げたのは、素晴らしい着想と技術力である。
ジャズ向けの、ブ厚い音の再生もOKで
これは大した発明品である。オーディオスピーカーの発想のコペルニクス的転換とも言えるかも。
こんなアイデア、常人には、なかなか出来ないと思う。
生産された時期により、磁気回路を支えるステーの補強桟や形態に、いくつかのパターンがあるらしい。
大型のアルニコマグネットの採用や
チタンフォイルなど、今日の視点からしても、豪華な仕様になっており、
音のシャープさ、華麗さ、厚みやパワー感を伴う高度な質感は、ナカナカ凄いと思う。
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