2008年12月3日水曜日

Ohm F walsh driver







ゴツイマグネット

巧妙なベンディングウエーブ発声体

MITの俊英、ウオルシュの設計による

全方向性、フルレンジユニット

ベンディングウエーブの動作原理そのものは、古くジーメンス時代からあるらしいが

これを、フルレンジの、この形にまとめ上げたのは、素晴らしい着想と技術力である。

ジャズ向けの、ブ厚い音の再生もOKで

これは大した発明品である。オーディオスピーカーの発想のコペルニクス的転換とも言えるかも。

こんなアイデア、常人には、なかなか出来ないと思う。



生産された時期により、磁気回路を支えるステーの補強桟や形態に、いくつかのパターンがあるらしい。

大型のアルニコマグネットの採用や

チタンフォイルなど、今日の視点からしても、豪華な仕様になっており、

音のシャープさ、華麗さ、厚みやパワー感を伴う高度な質感は、ナカナカ凄いと思う。

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