2009年6月12日金曜日

Altec 604 E 微調整

Altec 604 E は微調整の段階に入ってきた。

一番楽しい時期である。

微調整といっても、ボイスコイルのセンタリングと、ギャップのど真ん中にボイスコイルがきちんと収まるように

地味な修正を繰り返す。

さらに、ドライバーのカップリングコンデンサーの容量や種類をあれこれ変えて

音の変化を楽しんでいる。

コンデンサーの交換により音がガラガラ変わる。

容量は絞り気味にすると 良い感じだ

種類による音の変化もデカイ 笑

好みの問題だが、やはりフイルムコンは透明感があってよい。



繊細で透明な音で、なおかつ 力感があって シンバルが厚い

ブラスセクションが華麗

ってところを狙いながら バランスを取っている。


ソースによってバランス調整が自由に出来たほうが良いので

コンデンサーを3種類ぐらいぶら下げて、すぐに容量を変更できるような感じにしている。

それにしても、604のドライバーは きれいな音を出すものだと感心している。

あら探しすればきりがないし、若干細身かもしれないが

これはこれでよい感じで、1インチホーンも使い方次第だな・・・・と思えてくる。

期せずして、段々と ハイエンドっぽい 今風の音になってきた 笑

カナリハイスピードで 透明感があり、キレが良く、音場は広く深い

何処にユニットがあるのか判らない感じが 今っぽい

こんな音も出せるのだなあと、感心しきりである 笑

206と比較してなんとなく604を敬遠してきたのだが、それはオリジナルの仕様(特にネットワークとホーン)の問題で、

使い手の能力さえあれば、どんな音でも出せそうなのが604の凄いところなのかもしれない。

アルティックオリジナルのフラムでここまで鳴るのなら、新しいラジアンなどを試しても結構面白いかもしれない。

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