2011年5月5日木曜日

これからの趣味としての 省エネライフ を ツラツラ考えてみた汗



今回の未曾有の大災害 (地震+原発事故)で 

ガラガラといろいろな価値観が崩れ、また揺らいでいる・・・・・ 涙


”省エネライフ” って 完全に死語なんですけども・・・ それが 個人的には 復活の兆し。


正直、これまでは グリーンエネルギー CO2削減 って あまり まともに 考えてなかった。




京都議定書でCO2削減目標 +政権交代の際 あり得ないぐらいの CO2削減目標の国際宣言

冗談に近い?C02取引(途上国は都合に合わせて参加したりしなかったり・・・汗)の話とか

で、グリーン エコライフ も 金がらみで 随分とまた きな臭い 感じになっていた。


それで、省エネについては 個人的に興味はあるけれども 割と敬遠気味 に眺めていた・・・・・・・ 

そこに今回の未曾有の大災害で 政府は CO2削減目標を事実上棚上げ・・・・ というか 
沈黙・・・・(爆)

省電力、夏の電源確保 で手一杯になっている。



個人的に 今回の一連の災害を契機に 

今後こそは ココロして 省エネに取り組もう それも趣味として・・・ と考えるようになってきた。 笑


結論から言うと これからやろうかな・・・・・と 考え、計画しているのは

1.太陽熱温水器と
2.遮光断熱
3.省エネ 非常用蓄電 DC補助給電システム

である。

それも あくまで趣味の範囲だから 自作または自分で施工 でやるつもりだ・・・・爆


動機は単純・・・・



原発災害の補償費が電気料金と税金に上乗せされる  すなわち

電気代値上げ+増税 が必至な 情勢になってきたからだ。
(もちろんガス代も上がるだろう)



今後原発の増設は難しく、再び化石燃料依存になると 化石燃料は値上がりしているので
今は円高なので燃料費の変化は目立たないが、もしも円安に振れたら ・・・・ ガクガクブルブル 

これから確実に電気料金は値上げ・・・・・・

しかも、原発の廃炉、莫大な放射線汚染物質処理費も上乗せされるという

こちらのコストは 天井知らず。
ワタクシは 30年はかかる と考えてますから、その場合、いったいいくらになるのやら・・・・・

国民負担は間違いない と考えて良い。



ちなみに、これまで原発関連に政府が付けていた予算(年7000億以上とも) +電力会社がつぎ込んでいた費用総額を考えると これもまた ガクガクぶるぶる・・・・


管轄省庁や安全委員会のセンセイ方の報酬 天下りの方々の報酬 を考えると 

怒りを通り越して 我が国の情けなさ・・・・ 暗い未来 ・・・・・ に 涙が出てくる。





結局 今回の取り返しの付かない事態の つけ は電気代と税金に降りかかる  ・・・・・だろう

少なくとも電気は ジワジワと とても高いもの になってゆく・・・・

だったら、今のようなペースで 電気は使えなくなる・・・・ 省エネしたい と真剣に思う。



しかし、

現在の生活の質を落とさずに はたして電気代を抑制できるだろうか?

これは実際、非常に難しい課題だ。

なので、趣味として まあ 無理のない範囲で 笑 どれぐらい出来るのか ボチボチ考えてみたい




無理のない範囲 というのは 懐に無理のない投資額 という部分が大きい。




例えば、電力会社に支払う電気代を下げる 電力会社依存を減らすイミで 自家発電システム導入を考えると・・・・

これはばかばかしいくらいに 金がかかる。
特に専門業者に見積もりを出すと やる気も完全に失せる。



太陽光発電 まともに やると 300から400万かかる

メーカーや自治体は これに補助金(税金だ)が付くし 何十年も持つので
太陽光の売電で投資額は回収できる・・・・・という話になっているのだが

ところが、現在のシステム価格では黒字になることは難しく、結局 なんとか釣り合いを取るために

電力会社が太陽光発電を買い取る値段に 補助(金)を付けて 

この分のコストは 関係ないヒトの電気代や税金に(?)薄く広く上乗せされている。(怒)

誰のための発電なのか 今ひとつ よくわからない。

(原発推進に多額の税金をつぎ込むより はるかに ましな話なのだが 少なくとも効率の良い話ではない だれかの もうけ になってる 早い話・・・・・爆!)

(ずっと エネルギー効率の良い 風車や 太陽熱温水器は 切り捨てられている のも 誠に変な話なのだ!!!)


災害にも強い鳴り物入りの太陽光発電は、メーカーによっては、停電などのいざという時に システムが使えなかったりする。(爆)

そもそも、昼間は留守の家庭だと 高額な蓄電システム(もの凄く重いバッテリーをずらりと並べる)
を導入しないかぎり ほとんど導入のメリットはない。
(電気代の請求書や、休日の昼間電力に自己満足する程度?)

特に我が家は都心の悪条件にあるので、午後には高層マンションの日影がかかり、ソーラーパネルは導入のイミなし。(涙)


そもそも、自家発電 省電力対策で 頭が痛いのは エアコン エレベーター 冷蔵庫 IHクッカー 電子レンジ 電子ヒーターなどの大電力消費機器だ。

常時大電力を消費するものもあるし、

さらには電源ON時の突入電流が巨大で

並のインバーターは警告音を発して給電を停止してしまう 


まさしく 自家停電 である・・・・・ 爆


こういう機械を使うのならば、 素直に 電力会社から電気を買った方が良い ・・・爆

すなわち、オール電化の高層マンション居住の場合は 今後の電気代に覚悟・・・ スベシ である。
自家発電や蓄電は諦めた方がよい。



ちょっと脱線するが、都心のウオーターフロントの高層マンション  オール電化マンション

これは20世紀の ゼネコン 電力会社 電機メーカーの描いた 

きわめてご都合の良いシステム・・・・(=罠?)

ウオーターフロントって、もともと低い工場の土地や埋め立ての倉庫だったような所・・・・汗

地震 → 液状化 津波や高潮 地盤の沈下

建物そのものは耐震なので大丈夫でしょうが
長期的な資産としては どうなんでしょうか?
(例 千○県○安市 とか・・・)

さらにツライのが高層マンションの高層階
夜景や眺望はすんばらしく 綺麗ですが。

停電になったら階段を登り降りしなければいけませんし
水の汲み上げポンプはどうなるのかわかりません。

電気が来なくなったり、電気代が じりじり値上げ されたら

今の便利さと引き替えに いろんな不都合も起きてしまう。







我が家は古い戸建て(ボロ家ともいう・・・・)なので

省エネに関しては マンションよりは対策の余地はあるかもしれない。(汗)


最初から エレベーターはないし(爆)、オール電化でもない 

(昭和のオールド電化ともいう)

古い戸建て 乾電池点火のガスコンロだ・・・・ 停電にはめっぽう強い(爆)

ガスの古い給湯システムも 電気式貯湯給湯器と違って 

使うときに直接水を加熱するので効率はイイ。

オールドシステムの良さ である・・・・ (時代遅れとも言う 爆)





さて、そんな我が家の省エネ対策だが、
冷暖房を中心に対策し、さらに不必要な電力消費を極力下げる必要がある。


とりあえず 暖房効率をアップするために

ガラス窓を2重サッシに交換した(インナーサッシ)を付けてみた

これはカナリ効果があった。(エコポイントが付くので去年施工した)

エアコンもインバーター式の新しいのに替えた(エコポイントで昨年更新した)

これも 元のエアコン(クーラーともいう)が超古かったので 随分効果があった。(汗)

しかし 最新の大型エアコン、コンプレッサーの稼動開始時の瞬間的な電気消費量は凄い・・・・汗
(こればっかりは、電力会社頼みである。)



照明は・・・・・ 白熱電球は全廃(バイオライトのみ1つだけクリプトン球が残ったが)し、
全て蛍光灯式に、さらに可能なところは LED照明にしてみた。


さて、肝心のオーディオ趣味の方も 汗

地震で大幅に志向が変化した。
(管球システム ビンテージシステム 大破・・・・涙)


真空管アンプやSRアンプは
稼動時間を大幅に短縮して 集中して聴くときにだけONにする。
(やはり音はイイ・・・ 汗)

BGMでだらだら長く聴く場合は 1WのD級アンプ や アンプレス 

すなわちCD出力を高能率スピーカーへダイレクトに入力して 使っている。(爆) 

我が家にはもともと 低能率スピーカーはない。

今こそ
95dbや100db稼ぐ、バックロードやホーンシステム、15インチモンスターユニットの本領発揮だ。(爆)

例えアンプが1Wでも・・・・ 結構な爆音 が出せる。

BGMの場合は 爆音でなくても、歯切れ良く 程々の音質で ノリが良ければ 事足りる。



消費電力の制限付きという条件で スピーカーやケーブル を新たにセッティングをするのは 新鮮で楽しいチャレンジだ。

楽しい発見は アンプレス システムの可能性が広いこと。

アルティック205フルレンジの超小型バックロードシステムは パイオニアのポータブルDVDプレーヤーのヘッドフォン出力で 軽快に浪々と鳴り ご機嫌だ。

アンプがなく、ヘッドフォンの出力をボリューム全開で(抵抗器が介在しない 汗)再生するので

透明感とスピード感は凄い 爆 (時々 逆起電力で少々 歪んだりもするが) 



もちろん、これで良い具合に鳴るのであれば、今のACアダプターから、将来例えば小さな太陽光発電パネルで充電した バッテリーのDC電源に電源を変更することも可能だ・・・・爆。



オーディオ都市伝説的な
200Vの専用トランスを上げ、専用線を引きこむ クリーン電源化とかいう 
ドエライ話 も不要となる。

(専用トランス クリーン電源装置 って オーディオ会社 音響施工会社 電力会社の思うつぼ・・・
である。もちろん猛烈にノイジーな環境にお住まいの方には 効果はあるにはあるだろうが・・・・・)

専用のDC電源を用意すれば、ローコストで、(音はバッテリー性能に拠るが  今は 自作なら、いろんな選択肢がある・・・・) おそらく、アイソレートされたクリーンな高音質電源になるだろう。



省エネも 趣味とリンク させると まだまだ夢があって 実に楽しく 奥は深い。(笑)












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