2011年5月28日土曜日

太陽熱温水器プロジェクト サナース 7



テフロンのシールテープをしっかり巻かないと
このように漏れが生じる。

右上の白いボックスはサナースの電磁弁である。


サナースは中国の温水器を日本仕様にして輸入しているようである。


寒い大陸性気候の中国であるから、冷めない構造は重要である。

そういえば、中国やチベットの奥地では中国製の魔法瓶が大活躍していた。
(中国花火のような花のペイントがされていてその濃いデザインに圧倒された印象がある。笑)
焚き火で沸かしたお湯は貴重なので、生活に魔法瓶は必須なのだという。

それと一緒で、ガラス製の魔法瓶は太陽熱温水器にも大変有効なパーツらしい・・・

特に冬場に威力を発揮するという。

真空ガラス管製造は 現在我が国ではごく一部の特殊なものを除くと衰退してしまっている。

脱線するが、現在細々と流通している日本製のオーディオ真空管はデットストックばかりで、新製品がないことからも日本の真空ガラス管製造の状況はなんとなく想像できる。 (日本製300Bはひょっとして唯一の例外?)


太陽熱温水器には大きいガラス製真空管を数多く必要とするため

今も大量のガラス製真空管を製造している中国製品を輸入するのは合理的と考えられる。

この集熱管は先進国の高緯度地域の太陽熱温水器のシステムにも導入されているようだ。

案外優秀な製品なのかもしれぬ・・・・・汗


この温水器、台座のゴムの臭いがきつかったり、アルミフレームの加工や水栓金具の精度が・・・などと若干アレ??ではあるものの

実用には問題ない工作精度は確保されているようである。

この辺の微妙な力の抜き加減が割と重要なのかもしれません。(爆)

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