2009年5月5日火曜日

Altec 604 E Duplex restore 4

作業中・・・で汚い・・・・涙



いつも、こんな面倒な作業はやりたくない と思いつつ また チャレンジしてしまうのが・・・・泣き

ギャップ幅が非常に狭いため、通常のトライアンドエラーでは調整しずらく、薄い紙を八方に挟んで
調整、傾き、歪みをチェック

エッジワイズのボイスコイルは結構厚みがあり、ほんの少しのズレで、ギャップを出入りする際に引っかかる。

ひどい引っかかりはボイスコイル破損、焼損の危険あり。

僅かな引っかかりは そのまま 音の歪みに・・・・ 涙

音の歪みは 紙臭い感じのほんの僅かな歪みで、音量によって殆ど気にならない時もあるが曲者である。ビンテージユニット故、知らず知らずのうちに歪んでる可能性は結構高い。


ちなみに古いアルティックは紙臭くて嫌いという人は多い・・・ 

しかし本調子のアルティックは結構まともな良い音で 

アンプさえ良ければ、少なくともあんまり紙臭くはないと思うのだが・・・


オリジナルのボイスコイル コーンの製作時の跡を見ると、結構粗っぽく接着してあったりして・・・・大汗

しかも磁束密度を高めるために、ギリギリな設計のギャップ幅。

これじゃあいつか必ず擦るなあ・・・・といった感じに見える (涙)

コーンの組み付けの精度が悪く、経年変化でダンパー、エッジがへたってきて、

ボイスコイルの微細な擦れが生じ・・・・

それによる歪みが原因で音が不調になって、超紙臭くなっている場合も結構あるのではないだろうか?

布エッジ+ビスコロイドは、JBLのウレタンエッジのようには経年でボロボロにならないから、ダンパーやエッジの交換時期も良く判らない 笑

リコーンせず ずっと使えると勘違い 確かに 鳴ってはいるし・・・・・  大汗

ところがリコーンすれば そっくりまるごと交換になるので、音も変わるし、オリジナルの初動感度の高さは失われてしまう・・・・

やっぱり 根性を入れて、オリジナルパーツを丁寧に再生して レストアするしかなさそうである




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