2009年5月4日月曜日

Altec 604 E Duplex restore 3

Altec 604 レストア

シワシワのコーンを伸ばし、セルロース系の接着剤を浸透させて補修する。

ボイスコイルの擦れを除くのに苦労する。

ギャップが非常に狭いのだ。

リボンのエッジワイズなのだが

本当にギリギリなギャップ幅なのである。

ほんの僅かの歪みでギャップと擦れる。

擦れると歪みが出る。

特にピアノのアタック音で歪みが顕著に現れる。

繊細な作業だが ナカナカ楽しい。

Altecの604や515のスペック表を見ているのだが

スペック表にQ や m0が載っていない・・・・・ 大泣き

モデル毎に Q や m0がかなり異なるのは間違いないはずなのだが。

それを確認する手だてがない。

604相当品とされる 515Bの Qoは0.18、moは62g 前後らしいのだが・・・・・ 

どう見ても 604のスパイダーやエッジはソフトで、Qoはもっと大きく、ブラブラな感じに見えるのだが・・・・・?

おそらく バスホーン駆動用の515と バスレフ前提の604では磁気回路はほぼ共用でも、チューニングを変えているのだろう。

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