2011年6月4日土曜日

夏の電力不足に向けた、自立型 太陽光発電の試み 1

今年の夏 首都圏から東日本は電力不足になる公算が高い。

現在は春の中間期なので、冷房なし、暖房なしでも暮らせるが

789月に冷房なしでは 厳しい・・・・

しかし 今の都市の電力設計は 原発を前提に設定されているので
その前提が崩れた現状では需給バランスが極めて厳しい。

いまのところ夏の電力に関して厳しい話はないが
聞くところによると 相当に切迫した状況であるという。

大口需要家には一律前年度比 -15%を科しているようであるが
その達成もあやぶまれているとも聞く

もともとCSRの観点から、多くの企業は省エネ対応で無駄を省いていたところに
さらなる-15%の削減であるから、
如何に厳しい目標であるか 容易に想像できる。汗

大口需要家が目標を達成できず、なおかつ一般家庭の消費量も抑制できなかった場合は

大規模停電も十分に考えられるのだ。大汗

そこで停電時にどうするかだが・・・・

一般的な無停電電源装置でカバーできるのはパソコン1-2台程度(ノート型でバッテリーを充電しなければそれなりの時間は可能だろうが)

通常に近い水準の家庭生活を送るには、相当な量の給電が必要となり、無停電電源装置程度ではとてもまかないきれない(涙)

昼間の電力を太陽電池パネルから供給するのはインバーターの性能にもよるが
比較的現実的であるが

夕方から夜の時間帯の電気を自立型で確保するのは極めて難しい・・・ 涙

給電用のバッテリーがネックになるのだ

例えば高性能なディープサイクルバッテリーといえども

一般的な家電の消費電力と比べたら 容量は微々たるものであるし 涙

しかも、バッテリーは完全放電を繰り返せばかなり短寿命である。涙

屋根全体を覆う規模の大きい太陽光発電は、各メーカーから販売されているが 夜の電力供給は通常考慮されていない。

これは電力会社との電気の売買が前提で、昼間売電して夜買電する ことでコストのかかるバッテリーを省いているのだ。  汗

ちなみに買い取り電気は上乗せ価格となっており、それで太陽光の普及を促進しているのだが
上乗せ価格は、関係ないヒトの電気代から徴収されている(怒)

また、太陽光発電のシステムは、ナカナカ結構なお値段で(汗 200~300万 1KW60万円+施工費とか・・・) 導入には国や自治体の補助金が付くけれども 補助金は 税金でまかなわれている・・ 汗

我が家としては こういう社会状況下で、太陽光発電にそこまで投資しようという気分にはなれない。

 今回の導入の主な動機は 夏の電力不足への対応(+今後のための非常用+趣味)なので、原子力の給電を前提にした今の家庭用太陽光発電の電気売買のシステムには 食指はマッタク動かない・・・・ 笑



こうした 税金の投入とは無関係に 純粋にエコ生活を楽しんでみたいのだ。

低コストで 費用対効果が高い、実用的な 自立式太陽光発電ははたして可能なのか?

今回の、割と重要なテーマなのであります。






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